IKEA Family募金による支援 大阪府初「学びの多様化学校」教室の空間デザイン・商品の提供

 スウェーデン発祥のホームファニッシングカンパニー イケアの日本法人イケア・ジャパン株式会社(千葉・船橋市、代表取締役社長兼Chief Sustainability Officer:ペトラ・ファーレ)は、IKEA Family募金による支援の一環として、2024 年4月1日に開校する大阪府初の「学びの多様化学校(不登校特例校)」である大阪市立心和中学校の教室や図書室など計7教室の空間デザインと商品の提供、組み立てを行った。

 イケア・ジャパンは、会計時にIKEA Familyの会員番号を提示するごとに、IKEA Family募金として10円を積み立てている。IKEA Family募金の積立金をもとに、インテリアデザインのプランニングから商品提供、商品の組み立てを行い、社会的・経済的に困難な状況下にある、またその危機にさらされている子どもたちやその家族が、安心して暮らせる空間づくりをサポートしている。

 今回の支援は、様々な背景によって不登校または不登校傾向となった生徒たちが、心理的な負担なく快適に学べる環境を提供することを目的にしている。そのため、従来の教室とは異なる仕様など、個々の生徒のニーズに合わせたデザインレイアウトを提供している。 

  • 教室:従来のデスクやチェアだけではなく、ラップトップサポートやクッションで床座し作業できるスペースや、ディスプレイシェルフで簡易的に囲われた集中スペースを設置。また、休憩時間に友達と話したり、いつもと違う雰囲気で授業も受けられる多目的カウンターも導入。
  •  図書室:ゆっくりリラックスして読書ができるように、パーソナルチェアや足を伸ばせる寝椅子、パーテーションを配置。
  • リラックスルーム:裸足でも過ごせるよう人工芝を敷き詰め緑の空間に。パーソナルスペース確保のための寝椅子の配置や、植物を育てるミニガーデンも設置。
  • 相談室:緊張せずリラックスして話せるよう、2人掛けと3人掛けのソファをL字型に配置。

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