セイハネットワーク株式会社、フィリピン・セブに日本語学校を2024年5月に開校 日本語能力検定(JLPT)に合格したフィリピン人を日本へ

 セイハネットワーク株式会社(福岡市、坂口 正美 代表取締役)は、フィリピンに日本語学校を設立する。セイハネットワークは、日本国内で850を超える教室を展開し、「セイハ英語学院」を中心に教育サービスを展開している。2019年には、フィリピン セブ島に語学学校「SEIHA GLOBAL ACADEMY」を開校し、日本からの留学生を受け入れてきた。

 SGAに新設される日本語学校は、受講者のレベルに合わせたコースを用意し、日本語検定試験の受験対策やビジネス日本語の習得など様々なニーズに対応している。学校内は、現代的な施設と最先端の教育環境を備えており、受講者一人ひとりの学習スキルと目標に合わせたカリキュラムを提供する。熱心な受講者に対し、日本語能力の向上だけでなく、日本文化への理解と関心を高める時間も取り入れる。なお、日本語学校の講師は、「日本語教育能力検定」の資格を有するスタッフを日本から派遣し、質の高い授業を行う。
 受講者は、N2レベルの日本語能力検定(JLPT)に合格することを目的とし、合格後は日本でセイハのグループ会社で勤務することを目指す。現在のフィリピンの労働問題を解決すると同時に、日本の労働力不足の解消も図る。少子高齢化が加速している日本では、労働人口が急速に減少し、労働力需要を日本人だけでカバーすることが難しくなると考えており、今後は外国人労働者の受け入れが必要不可欠だ。セイハネットワークは創業以来多くの外国人スタッフを雇用してきた経験やノウハウを生かし、日本で働きたくても、言語や文化など多くの障壁により就労が困難な外国人を一人でも多く働く事ができるようにする為に、就労する上で必要な日本語能力を身に付けられるような教育体制を強化し、共生社会を目指していく。

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