未来をひらくテストセンターを目指す
株式会社首都圏中学模試センターは、9月22日、設立35周年記念祝賀会を東京ドームホテルで盛大に開催し、2026年3月1日付で社名を「ONETES(ワンテス)株式会社」に変更することを発表した。模擬試験会社から「未来をひらくテストセンター」への進化を宣言し、中学受験の新時代を切り拓く決意を表明した。
祝賀会は二部構成で行われた。第一部「中学受験教育フォーラム」では、同社の取締役教育研究所長である北一成氏、しゅともし教育研究所フェローの鈴木達也氏、教材企画ディレクターの野尻幸義氏、そして代表取締役社長の山下一氏がそれぞれ「中学受験の過去・現在・変化・未来」をテーマに講演した。続く第二部の祝賀会には多くの学校・塾関係者が臨席。山下社長による挨拶の後、近藤彰郎氏(全国私立学校審議会連合会会長、八雲学園理事長ほか)、吉田晋氏(日本私立中学高等学校連合会長、富士見丘学園理事長)、中萬隆信氏(株式会社中萬学院・取締役相談役)ら来賓からの祝辞が述べられ、35年の節目を祝った。
山下社長は挨拶の中で、これまでの支援に対する深い感謝を述べるとともに、「この節目を機に、私たちは新たにONETES株式会社という社名を掲げ、模擬試験会社から未来をひらくテストセンターへと進化してまいります」と力強く宣言した。
新社名「ONETES」に込めた思い
新社名「ONETES」は、「ONE」と「TES」を組み合わせた造語。
- ONE:「唯一無二」「一人ひとり」「誰一人取り残さない」という理念を表す。
- TES:「Talent Empowerment Service」の略。子供一人ひとりが持つかけがえのない才能(Talent)を解き放ち、可能性を最大化する支援(Empowerment)を、学校・塾・家庭をつなぐ架け橋となることで実現していく(Service)という決意が込められている。
この社名変更は、同社が掲げる「一人ひとりの才能を見つけ ひらき 支援する」という使命を体現するものだ。
偏差値から「多次元的マッチング」へ
同社は、AIの台頭など急激に変化する社会において、中学入試も大きな転換点を迎えていると分析する。今後の入試は、知識の暗記といったAIが代替可能な領域から、論理的思考力や表現力、他者との協働により創造的な解決策を生み出す力といった「人間固有の能力」を測るものへと進化すると予測。
その上で、未来の中学受験は従来の「偏差値マッチング」から、学校と受験生の価値観や学習スタイル、将来展望などを多角的に評価する「多次元的マッチング」へと根本的に転換すると提唱。ONETESは、この新しいマッチングの形を創出することで、子供たちが真に自分らしく輝ける学校選びの実現に貢献していく。
35年の感謝を胸に、首都圏中学模試センターは「ONETES」として新たな一歩を踏み出す。学校、塾、家庭、そして社会と共に、子供たちの未来を共創するプラットフォームとなることを目指す。



