大学受験で塾を利用しない理由、4割超が「本人の意思」 じゅけラボ予備校調査

 じゅけラボ予備校は11月17日、大学受験を控えた子どもを持つ保護者 574 名を対象に、「塾・予備校等の教育サービスを利用しなかった理由」に関するアンケートの調査結果を発表した。 
 本調査で、教育サービスを利用しなかった理由として最も多かったのは「費用面での負担が大きかったから」で31・5%にのぼった。 
 以下、「本人(受験生)が塾・予備校などを望まなかったから」が23・7%、「本人が自分のペースで勉強したかったから」が19・9%と続き、これら本人の意思に起因する回答を合計すると43・6%に達した。 

 また、「自宅学習(市販テキスト中心)で十分だと思ったから」が17・4%、「高校の授業や学校配布の教材で十分だと考えたから」が17・1%という回答も一定の割合に上っており、経済的負担や個別最適化・自律学習志向が受験生・家庭の選択に影響していることが明らかとなった。 
 同予備校では、「Z世代の受験生はYouTubeやSNS、ブログなど多様な学習情報を主体的に収集・取捨選択し、自らに合った学習スタイルを構築する傾向が強まっている」と分析。このため「塾や予備校だけが受験対策の場ではなくなってきている」と指摘している。 
 教育支援業界においては、従来型の集団指導サービスから、受験生一人ひとりの意思や状況・学習スタイルに寄り添った個別最適化された学習支援サービスへのシフトが、今後さらに重要になると予想される。

■調査概要
調査概要:大学入試対策の教育サービスの利用の有無と合格した大学についての調査
調査期間:2025/8/8~2025/9/20
調査方法:インターネット調査
有効回答:2025年現在、大学生の子を持つ保護者で、子供が大学入試に向けて塾や予備校などの教育サービスを利用しなかったと回答した574名

みんなが私塾界!