
巻頭言
日本経済は30年ぶりに目を覚まし、少しずつ回復軌道を歩み始めているようだ。経済力をはじめとする国力を回復させる施策に本格的に取り組む時が来ている。経済力復活のかぎを握るのは人財である。人財の力を高めるためには、日本人が本来重視してきた利他、至誠、知行合一の精神を復活させることが必要だ。
こうした人格形成教育の重視は一見、経済力、人財の質といった国力の基礎を左右する要素と関係がないように見える。しかし、日本が江戸時代以来、国民全体で培ってきた伝統思想に基づく〝利他〟、〝至誠〟、〝知行合一〟といった人間力は、世界からの高い評価につながる。サッカーワールドカップにおいて、日本人観客が自席周辺の後片付けをしたことが世界から称賛されたのはその一例だ。
特定分野において目覚ましい業績を上げるには特別な素質に恵まれた専門能力が重要だ。だが、それを超一流のレベルまで磨き続け、周囲の人たちから熱い支援を受け続けるには立派な人格を備えていることが必要だ。
優れた人格は利他の精神、至誠、人一倍の努力、自己規律、他者への思いやりなど、全面的な人間力であり、経済、文化、政治・外交あらゆる面において立派な業績を修める土台となる。日本が国力を回復するためには、幼稚園、小学校から大学、大学院、企業内教育に至るまで、人格形成教育に注力することが重要である。
我々教育サービス業界もその大切な一翼を担う。
(如己 一)
目次
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- 114 キクチカラ(13) 菊地香江
- 115 Opinion from School(78)
- 116 林明夫の「歩きながら考える」(245)
- 118 新・授業改革を目指して(148) 石川幸夫
- 120 私塾界インサイト(94)
- 124 塾はどこから来たか、塾は何ものか、塾はどこへ行くのか―そして私(50)
- 126 咲かせよ桜(130) 小林哲夫
- 130 論点2026(1) サプライティーチャーとは
- 134 編集後記
- 136 Book Review
- 138 塾長のためのガジェット講座




