COMPASS、エプソン販売と連携した探究学習プログラムを無償提供

印刷技術を題材に「こうなったらいいな」を形にする学びを展開

 COMPASSは、小学館集英社プロダクションと共同で展開する小中学校向け探究学習ライブラリー「SPARKE」において、エプソン販売と連携した新たな探究学習プログラムの無償提供を開始した。プログラム名は「“こうなったらいいな”を形にする 新しい印刷アイデアを考えよう!」で、全国の小・中学校の教員を対象に、2027年2月28日まで申し込みを受け付ける。

 SPARKEは、小・中学校の授業で活用できる探究学習プログラムを掲載するライブラリーで、教科単元と実社会を結び付けたテーマを扱う。子どもたちが課題を発見し、解決策を考えるプロセスを通じて、思考力、判断力、表現力、学びに向かう力を育むことを目的としている。

 COMPASSは、学習eポータルとAI型教材「キュビナ」を通じて、教科学習における知識・技能の個別最適な学びを支援してきた。その一方で、子どもたちの「未来を創る力」を育む学びの時間を生み出すことを重視しており、ShoProと共同で企業連携型の探究学習プログラムを開発してきた。これまでに累計5万人を超える全国の小中学生に提供している。

 今回のプログラムでは、エプソンのインクジェット印刷技術を題材に、生活をより良くする新しい印刷アイデアを考える。児童生徒は、身の回りで使われている印刷技術の役割に気付き、生活や社会を支える情報技術への理解を深める。

 対象は小学校3年生から中学校3年生まで。総合的な学習の時間では、課題発見・解決力や探究のプロセスの実践に活用できる。特別活動や学級活動では、学級や学校の生活づくりに関連付けられるほか、中学校技術では「情報の技術」や「技術と生活や社会との関わり」の単元と接続できる。

 教材は、企業担当者によるテーマ解説の映像教材、授業で使うワークシート、教師用手引書、授業スライド、ルーブリック表、POPサンプルなどで構成される。授業時間の配分や児童生徒の活動、指導のポイント、発話例なども用意されており、教員が授業に取り入れやすい設計となっている。

 利用にはSPARKEへの会員登録が必要で、教材は無償で閲覧、ダウンロード、管理できる。企業の技術や社会での活用事例を学校の学びに接続することで、児童生徒が実社会を題材に探究する機会を広げる。

 探究学習では、身近な課題を出発点に、社会や技術との関わりを考える学びが求められている。今回の取り組みは、印刷技術という日常に近いテーマを通じて、子どもたちが情報技術の役割を理解し、自分たちのアイデアを形にする力を育むプログラムとして注目されそうだ。

みんなが私塾界!