大学進学者の82・7%が受験情報収集にSNSを利用 YouTubeは60・2%

 株式会社旺文社は9月29日、「高校生の大学受験実態調査(2026年度版)」を公表した。2026年春に大学へ進学した3944人のうち、82・7%が受験情報の収集に何らかのSNSを利用していた。利用率が最も高かったYouTubeは60・2%で、2024年の48・8%、2025年の53・7%から2年続けて上昇した。受験生との接点として、動画の存在感が一段と高まっている。

 進学した大学を知ったきっかけでは、受験情報サイトが39・4%、家族が30・2%、受験情報誌が27・3%だった。進路の相談相手は母親が66・8%、高校の担任が59・3%となった一方、「誰にも相談しなかった」とする回答も9・2%あった。

 英語外部検定を利用した受験生では、英検の利用率が92・2%を占めた。取得時期は、高校2年生の9月以前と高校3年生の4~9月に分かれる傾向がみられ、早期取得層と受験学年で集中的に取得する層の二極化が進んでいる。

 学習塾にとっては、教室紹介だけでなく、入試制度、学習法、講師による解説を短い動画として継続発信することが、受験生との接点づくりにつながる。母親が主要な相談相手となっている点から、保護者向け情報と生徒向け動画を分けて設計する必要もありそうだ。

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