文部科学省は11月5日、産業競争力・研究力中核大学群に関するワーキンググループ第3回の議事録を公開した。会合は9月17日に文科省と経済産業省の審議会の下で合同開催され、大学に求める取組や政府の役割、評価制度の在り方を議論した。
事務局は、それまでの意見を踏まえ、大学に期待する取組として4つの論点を提示した。産業競争力強化へのビジョンと関与、自律性と責任を伴う意思決定の体制、研究力強化と人材育成、産業界や経済圏との関係性を挙げた。
研究開発と人材育成を一体で進めることや、個々の研究者同士にとどまらない組織的な産学連携も論点となった。政府の支援では、長期・短期の双方で成果を捉え、人材の柔軟な移動や手続・評価の簡素化を進める必要性など、それまでに出された意見が紹介された。
選定方法については、分野ごとに大学を厳選する考え方や、単独大学を選定主体としつつ複数機関が連携する形などを検討事項として示した。今回の公開は過去の審議経過を明らかにするもので、選定大学や支援額を新たに決めた発表ではない。



