教育アライアンスネットワーク(NEA) がオンライン双方向授業実施をサポート 新型コロナウイルス禍でも授業継続を目指す

 一般社団法人教育アライアンスネットワーク(下屋俊裕代表理事 以下、NEA)は、「子どもたちの未来を輝かせる指導方策の拡充」と「民間教育機関の持続的発展」を目的とし、2018年9月に設立された。 学習アセスメント「『明日の学力』診断(「あすがく」)」の提供や教材、塾校務システム、教育事業の各種研修など企業の枠を超えたサポートを提供している。

 NEAは、新型コロナウイルス禍においても、会員塾が学習環境を提供できるよう、オンライン双方向授業実施のためのサポートを実施した。

 まず、3月31日に「オンライン指導に関する相談窓口」を開設。4月7日、8日には、「オンライン指導学習会Ver.1『オンライン指導導入についての説明会』」を開催した。ZoomやV─CUBEを利用したオンライン指導の基本的な仕組みや実施方法のレクチャーが行われた。セミナー後、早速オンライン授業をスタートした塾も。

 Ver・1から約2週間後の4月23日には、「オンライン指導学習会Ver・2『オンライン指導のコツ』」を開催。会員塾の好事例とともにオンライン指導の工夫と課題を共有した。

「オンラインだからこそ4つの基本動作が大切」「オンラインでのわかりやすい授業」「生徒を飽きさせないコツ」といったコミュニケーションの重要性が説かれた。

また、新型コロナウイルス禍の中、学習管理の重要性も強調された。不安定な学習環境を「見える化」してアドバイスができる「明日の学力」診断の活用法や、学習効果を高める管理ツールの紹介、最後にアフターコロナでどのような対応が必要かについて提言がなされた。

 5月1日には、「オンライン指導学習会Ver・3『オンライン指導についての意見交換会』」を開催した。

 オンライン指導を導入している学習塾を中心に、「オンライン指導の実際」、「顧客満足の追求」、「リスク管理」、「今後の学習塾指導に向けて」、「こんな状況だからできること」について、参加学習塾のあいだで、課題や悩みの相談や、成功事例の共有など活発な意見交換会が行われた。

 参加した塾からは、「アフターコロナを見据えたオンライン指導について考えるいい機会をいただいた」、「受け手の印象を考えた指導方法が大事だと知ることができ、非常に参考になった」、「コロナ禍の対応で自社ブランドや商品価値を落とさないという考え方を社内全体で共有できた」といった声が寄せられた。

 また、NEAは、会員向けにZoom活用マニュアル(「NEA版 Zoom活用マニュアル」、「NEA版 Zoom活用マニュアル セキュリティ対応編」)の提供、共有も進めている。

 問い合わせはNEA事務局(Email:info@n-ea.jp、問い合わせフォーム:https://www.n-ea.jp/contact/)へ。


Webサイト:https://www.n-ea.jp/

電話:03(6431)1311

担当:柳・今井・千代延

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