国立大学法人筑波大学学長選考・監察会議は、次期学長予定者に現職の永田恭介氏を選定した。大学が10月23日に発表した。次期任期は2027年4月1日から2030年3月31日までの3年間となる。
永田氏は2013年4月に学長へ就任した。次期任期を満了した場合、在任期間は通算17年となる。同大学は2020年の学長選考時に、それまで最長2期6年としていた学長任期の上限を撤廃している。
今回の決定は、大学の中長期戦略を継続して進められる一方、学長の長期在任と大学ガバナンスの関係も論点となる。18歳人口が減少する中、大学には教育研究だけでなく、学生募集、国際化、産学連携、財務基盤の強化などを一体的に進める経営力が求められている。
大学の経営方針や教育内容は、入試制度、学部再編、募集施策にも反映される。学習塾や進路指導担当者にとっても、大学トップの選考は人事情報にとどまらず、中長期的な大学改革を読み解く材料となる。



