Category: 塾ニュース|教育ICT

学校法人呉学園 Schooと包括的業務提携

 学校法人呉学園(東京・渋谷区、宋成烈 理事長)は、社会人向けオンライン学習サービス『Schoo』を運営する株式会社Schoo(東京・渋谷区、森 健志郎 代表取締役社長)と、アフターコロナを見据えた教育のあり方を共同で実現するべく2021年1月に包括的に業務提携したことを発表した。この提携によって、Schooのオンライン学習システムやオンライン教材の導入に止まらず、アフターコロナを見据えた当学園全体のデジタルトランスフォーメーションの推進及び現在、呉学園が、現在マレーシアで展開している海外事業の成功に向けた協力関係、そして共同でオンライン教育の新規事業創出などを行う。
 包括的業務提携の内容は、全学生に対してオンライン学習サービス『Schoo』を提供。Schooによる当学園全体へのDX化支援。オンライン新規事業の共同開発。当学園のマレーシア事業への支援。

プログラミングロボット「Root」杉並区へ100台寄贈、アイロボット

 アイロボットジャパン合同会社は、プログラミングロボット「Root(ルート)」を杉並区へ100台寄贈し、2月3日に杉並区庁舎で贈呈式が行われた。
 Rootは、ロボット掃除機ルンバをモチーフとしている。アイロボットが長年取り組んできたSTEM教育への情熱を形にしたロボットで、無料ダウンロードできる専用アプリでのプログラミングにより、走る、光る、描く、音を奏でることが可能となる。

 現在、アイロボットでは昨年より小学校で必修となったプログラミング教育の本格導入の支援施策として、全国の小学校を対象にRootを1校につき6台、合計1,000台のロボットを無償提供する「みんなでRoot!プロジェクト」を行っている。(募集はすでに締切り済み)今回の寄贈はそのプロジェクトの一環として行われたもので、自治体の教育委員会に寄贈をすることで、多角的にロボットを試用してもらうことを目的としている。なお、寄贈されたRootは松庵小学校・桃井第二小学校・済美小学校を中心に、その他希望する学校で活用される予定。

 アイロボット合同会社 代表執行役員社長 挽野元氏は今回の寄贈について、「今回、杉並区教育委員会にこのような機会をいただき大変感謝しております。Rootは未来のエンジニアを育む大変素晴らしいプログラミングロボットです。杉並区の子供たちにこのRootでたくさんのワクワクを体験いただき、将来、アイロボットのエンジニアとして活躍してくれる日を楽しみにしています」とコメントした。

 また、2月3日(水)に行われた贈呈式では、杉並区教育長 白石高士氏より感謝状が贈られた。デモンストレーションでは、挽野氏が白石教育長にRootの使い方を解説。白石教育長は、初心者向けのレベル1からプロと同等のレベル3までを実際に見て、「Rootは同じプログラミング内容でもレベル1から3を行き来して学べるので、楽しく学びながら自然と能力を高めていけるのが魅力ですね」等の感想と話し、今後、複数の学校において活用されるにあたり、白石教育長は「試行錯誤して使っていってほしいと思っています。間違ったときのエラーが大事で、そこから解を導き出してほしいので、Rootにはそういった思考の助けになってもらいたいです。」と語った。

■ プログラミングロボット Root 製品概要
・製品名:プログラミングロボットRoot
・発売日:2021年2月19日(金)
・価格:29,800円(税込)※アイロボット公式オンラインストア価格
・付属品:USB充電ケーブル、折り畳み式ホワイトボード、デコレーションシール、ホワイトボードマーカー2本、拭き取りクロス
・製品寸法 :本体 幅13.4 x 奥行き14.9 x 高さ4.5(cm)
・製品重量:本体 約0.49kg
・バッテリー :最大稼働時間5時間 バッテリー充電時間3時間

通信教育のフォーサイト 月額550円のサブスクリプションサービスに参入

 株式会社フォーサイト(東京・文京区、山田 浩司 代表取締役社長)は、2月1日(月)に、バーチャル講師を起用した高校生向けのeラーニング「ManaBun」のサービス提供を開始した。月額550円(税込)でバーチャル講師2キャラクターの講義や、プロ講師、東大生講師による講義、合計500時間分が見放題となるサブスクリプションサービス。

 バーチャル講師を起用した背景にはコロナ禍で、自宅でも学習ができるeラーニングが注目されているが、勉強そのものが苦手、好きではない高校生も多く、学力格差の拡大も懸念されている。フォーサイトはバーチャルなキャラクターを用いた講義を導入し、学習のハードルを下げ、基礎学力の向上に寄与したいと考えた。
 2020年8月から宅地建物取引士や行政書士など資格取得のための通信講座において、バーチャル講師の講義を提供してきた。累計受講生者数は1万人を超え、「プロの声優による講義が聞きやすい」、「キャラクターに親近感を抱きやすく学習が続けられる」など好意的な反応を得ている。

■バーチャル講師紹介
キャラクターボイスはプロの声優が担当。
「一緒に楽しく!」をモットーに、楽しみながら勉強できる講義を行う。

東雲ソラ(Shinonome Sora) 英語担当
本郷タケル(Hongo Takeru) 数学担当

山脇学園中・高、健康観察アプリ「LEBER for School」を導入

 山脇学園中学校・高等学校(東京都)は、株式会社リーバーが提供するデジタル健康観察アプリ「LEBER for School」を導入した。既に生徒・教職員合わせて約1800人が利用開始している。LEBER for Schoolは、生徒・児童1人あたり10円/月で生徒たちの健康状態を毎日、自動集計できるスマートフォンを利用したサービス。入力結果は自動的に学校側に送信され、学校全体の健康状況をグラフなどで集団解析することができる。

■医療相談アプリも利用可能
 LEBER for School 利用のために医療相談アプリ「リーバー」をインストールすれば、医師に家族の医療や健康に関する相談をすることも可能に。万一、発熱などの症状が続き、コロナウイルスに感染している可能性が疑われる場合も、近隣医療機関の検索が可能なほか、クリニック受診や保健所、専用相談窓口への連絡など、医師から正しい手順のアドバイスが得られる。(別途相談料が必要)

■リーバーの「健康予報」
 リーバーの特徴的な機能として「健康予報」がある。都道府県別の新型コロナ直近7日間新規感染者数や自治体別学校発熱者(37.5度以上)の割合などを表示することで、予防意識を高めることができる。

■山脇学園中学校・高等学校ホームページ
URL:https://www.yamawaki.ed.jp

■LEBER for school 紹介ウェブサイト
URL:https://www.leber.jp/school/

学習利用に限りスマホ校内利用を許可、福島県立高 新年度から

 福島県教委は、県内の県立高校において2021年度から学習利用限定で生徒がスマートフォンなどの端末を校内で利用することを認める方針を明らかにした。現在は、校内への持ち込み・使用は各校で禁止されているが、ICT活用やオンライン学習のニーズの高まりなどを受け、環境整備につなげる。端末は、英語のスピーチや動画の視聴や調べ学習での検索や教材に掲載されているQRコードを読み取るなどの利用を想定。

 1月27日に福島市で行われる「ICT学びの変革推進会議」で、方針案を発表。また、端末利用の具体的な方策をまとめた手引案も示す。充電は基本的に家庭で行うことや学習に関係のない時間は利用しないなどのルールの設定。閲覧対象を制限する「フィルタリング」を設定するよう家庭に呼び掛ける。方針・手引案を発表後、関係者各位の承認を経て各校に通知される。各校は、手引を参考に校則などを定める。

Unity、高等教育機関向けコンソーシアム「Unityアカデミックアライアンス」を高校にも開放

 マルチプラットフォーム向け統合開発環境「Unity」を提供するユニティ・テクノロジーズ・ジャパン株式会社(東京・中央区、豊田 信夫 代表取締役)は、2021年1月26日(火) より、Unity教育の分野をリードする高等教育機関を対象にしたコンソーシアム「Unityアカデミックアライアンス」を高等学校向けに開放した。取り組みは全世界のUnityの中で日本が先駆けて展開する。世界で初めて東京都武蔵野市の学校法人聖徳学園が高等学校として加入することとなった。

 Unityアカデミックアライアンスはプログラミング思考能力を持つ人財育成を目指す先駆的な高等学校のためのコンソーシアム。Unity教育の分野をリードする高等教育機関がアライアンスメンバーとして加盟でき、2D、3D、VR、ARを活用した没入型インタラクティブコンテンツ開発に必要なUnityのスキルや知見をアライアンスメンバー間で共有するコンソーシアム。

 メンバーとなった高等学校は、Unityの最新鋭教育のリーダーとして正式に認定され、以下のような特典が付与される。
• Unityアカデミックアライアンスのウェブサイトに組織のロゴと名前を掲載
• Unity独自のオンラインのアカデミックアライアンス連携コミュニティのメンバーシップ
• Unity独自の世界学生アンバサダープログラムに最大2名まで学生の参加は可能
• Unityのウェビナーにアライアンスメンバーの代表として参加可能
• Unity認定試験バウチャーの相当数を無償提供
• カリキュラム相談支援、セミナーや講演会、オープンキャンパスなどの優先協力
• その他

参加要件
• Unity認定インストラクターを少なくとも1名雇うか、少なくとも1名の教職員がUnity認定インストラクターの資格取得を目指している。あるいはサードパーティーのUnity認定インストラクターと提携している。
• 学生にUnity認定試験のための機会を提供している。
• カリキュラムや授業でUnityの教育リソースを提供している。

スイッチサイエンス 『Raspberry Pi Pico』入荷通知の受付を開始

 株式会社スイッチサイエンス(東京・新宿区、金本 茂 代表取締役)は、2021年1月21日より「Raspberry Pi Pico」入荷通知の受付を開始する。「Raspberry Pi Pico」は、Raspberry Pi財団が独自に開発したARM Cortex M0+デュアルコアのRP2040マイコンを搭載し、コスト及び消費電力を抑えたいプロジェクトに最適な開発基板。C言語や公式のMicroPythonポートを使って開発が可能。既存のRaspberry Piとは異なりLinux OSは搭載できない。

Raspberry Pi Picoの主なスペックは以下の通り。

・Arm Cortex M0+プロセッサ 133MHz デュアルコア
・オンチップRAM:264KB
・オフチップRAM:QSPIバス経由で最大16MB
・GPIOピン×30(うち4つはアナログ入力)
・UART×2
・SPIコントローラー×2
・I2Cコントローラー×2
・PWM×16チャンネル
・Micro-USBポート×1
・温度センサー
・オンチップの高速浮動小数点演算ライブラリ
・8つのプログラマブルI/O
・端面スルーホールではんだ付けが可能

▶︎ 技術資料
Raspberry Pi Pico データシート 
 https://pico.raspberrypi.org/files/pico_datasheet.pdf
RP2040 データシート 
 https://pico.raspberrypi.org/files/rp2040_datasheet.pdf 
RP2040を用いたハードウェアデザイン 
 https://pico.raspberrypi.org/files/hardware_design_with_the_rp2040.pdf
Raspberry Pi Picoスタートガイド 
 https://pico.raspberrypi.org/files/getting_started.pdf 
Pico C/C++ SDK 
 https://pico.raspberrypi.org/files/pico_sdk.pdf
Pico Python SDK 
 https://pico.raspberrypi.org/files/pico_python_sdk.pdf

▶︎ 販売情報
スイッチサイエンスのウェブショップ( https://www.switch-science.com/ ) にて販売を準備中。販売開始日は調整中ですが、下記購入ページの入荷通知受付ボタンにより希望すると、販売開始時にメールで通知が届く。

型番 RPI-PICO
商品名 Rspberry Pi Pico
価格(消費税込み) 550円

購入ページ https://ssci.to/rpi_pico

Z会が、小学生保護者のためのオウンドメディア「Z会 STEAM・プログラミング教育情報サイト」をオープン

 株式会社増進会ホールディングス(Z会グループ)のグループ会社である株式会社Z会は、小学生の保護者のためのオウンドメディア「Z会 STEAM(スティーム)・プログラミング教育情報サイト」を、2021年1月18日にオープンした。(URL:https://www.zkai.co.jp/programming/

■このサイトでできること

  • 小学生の子供をもつ保護者に特化した記事が読めるので、プログラミング教育やSTEAM教育についてポイントを絞って理解できる。
  • インタビュー記事があり、「実社会にプログラミング教育がどのように役立つか」を具体的にイメージできる。
  • プログラミングにふれたことのない保護者も、子供にプログラミング教育環境を整えるためのヒントが得られる。

「Studyplus for School」、学習プラットフォーム「Google Classroom」との接続を開始

 スタディプラス株式会社(東京・千代田区、廣瀬 高志 代表取締役)は、教育事業者向けプラットフォーム「Studyplus for School」と「Google Classroom」との接続を開始した。今回の「Studyplus for School」 と「Google Classroom」の接続により、「Google Classroom」上での課題の提出、返却、再提出状況が、「Studyplus for School」上でも学習記録として登録されるようになる。その結果、「Studyplus for School」を通して、連携している生徒用の「Studyplus」にも「Google Classroom」の学習記録が反映される。これにより、「Studyplus for School」がこれまでに実現しているデジタル教材や紙教材の学習管理だけでなく、「Studyplus for School」のタイムライン上に登録された課題提出記録から「Google Classroom」の該当課題へワンクリックで遷移することができるため、両サービスのよりシームレスな活用が可能になる。

◆ Google Classroom との接続によって実現すること
①「Google Classroom」で生徒が課題を提出すると、「Studyplus for School」に勉強記録として自動記録される。
他の教材の学習状況と同様に、「Google Classroom」での課題の提出状況についても「Studyplus for School」を通して確認することができる。

②「Studyplus for School」の勉強記録から、「Google Classroom」の課題を確認する。
勉強記録の「詳細を確認」を押すと、該当生徒の提出物を確認する「Google Classroom」画面が開かれるため、すぐに返却や採点作業を行うことができる。

③ 先生が課題の返却や採点を行うと、該当の勉強記録へコメントが通知される。
生徒は「Studyplus」アプリから、勉強記録へのコメントを通して先生の課題返却や採点が完了したことを確認することができる。

※ Google for Education、Google Classroom は Google LLC の商標。

「Studyplus for School」、学習プラットフォーム「Google Classroom」との接続を開始

 スタディプラス株式会社(東京・千代田区、廣瀬 高志 代表取締役)は、教育事業者向けプラットフォーム「Studyplus for School」と「Google Classroom」との接続を開始した。今回の「Studyplus for School」 と「Google Classroom」の接続により、「Google Classroom」上での課題の提出、返却、再提出状況が、「Studyplus for School」上でも学習記録として登録されるようになる。その結果、「Studyplus for School」を通して、連携している生徒用の「Studyplus」にも「Google Classroom」の学習記録が反映される。これにより、「Studyplus for School」がこれまでに実現しているデジタル教材や紙教材の学習管理だけでなく、「Studyplus for School」のタイムライン上に登録された課題提出記録から「Google Classroom」の該当課題へワンクリックで遷移することができるため、両サービスのよりシームレスな活用が可能になる。

◆ Google Classroom との接続によって実現すること
①「Google Classroom」で生徒が課題を提出すると、「Studyplus for School」に勉強記録として自動記録される。
他の教材の学習状況と同様に、「Google Classroom」での課題の提出状況についても「Studyplus for School」を通して確認することができる。

②「Studyplus for School」の勉強記録から、「Google Classroom」の課題を確認する。
勉強記録の「詳細を確認」を押すと、該当生徒の提出物を確認する「Google Classroom」画面が開かれるため、すぐに返却や採点作業を行うことができる。

③ 先生が課題の返却や採点を行うと、該当の勉強記録へコメントが通知される。
生徒は「Studyplus」アプリから、勉強記録へのコメントを通して先生の課題返却や採点が完了したことを確認することができる。

※ Google for Education、Google Classroom は Google LLC の商標です。