Category: 塾ニュース|塾・企業

成学社、私立校経営者へフリーペーパー 9月から配布

 学習塾「開成教育セミナー」を展開する成学社は9月から、私立学校の経営者向けのフリーぺーパーを配布する。保護者への情報提供の方法やカリキュラムの指導法などを紹介。学校運営がテーマのフリーペーパーは珍しい。2カ月に1回の頻度で発行。第1号は16ページで構成。2500部を印刷し、近畿の私立中学校などに配布する。ゆくゆくは首都圏でも配布する考え。成学社はグループ会社を通じ、講師派遣や教諭向け指導法セミナーの開催など学校支援ビジネスも手がけていて、フリーペーパーの配布で認知度を高める。

リソー教育  海外で公募増資 54億円調達

リソー教育は6月18日、海外市場での公募増資などにより約54億円を調達すると発表した。本社や新教室の土地取得などに充てる。海外で募集することで外国人株主の増加にもつなげたい考え。現在の発行済み株式数の約11%に相当する46万株を新たに発行するほか、自己株14万株も売り出す。需要動向に応じ、追加で岩佐実次会長兼社長の保有株を最大20万株売り出す。公募価格は6月27日~7月1日に決める。公募増資に伴い、過去に金融機関に割り当てた新株予約権のうち、行使されていない15万株分を取得し、消却する。

 同日、2014年2月期の年間配当を前期から50円増の380円にすると発表した。従来予想の360円から20円引き上げる。

ナガセ永瀬昭幸社長、学生の起業支援 3億円基金

「東進ハイスクール」を運営するナガセ(本社:東京都武蔵野市・代表:永瀬昭幸)は、学生の起業を支援するため、総額3億円の基金を立ち上げる方針を明らかにした。近く、社内に選考委員会をつくり、資金の提供先を決める。事業の分野は問わず、1件あたり最大1億円を投融資する考え。同社の永瀬昭幸社長も若い頃、5千万円を貸してくれた人がいたから起業できたという。「次は自分が支援する立場になりたい」として基金の設立を決めた。

河合塾、私立高の運営に参画 中高一貫校を計画

 河合塾が、私立東京学園高校(東京・目黒)の運営に参画し、海外で活躍できる人材育成を目的とした中高一貫校の設立を計画していることが7月11日、判明した。河合塾と東京学園高校が共同で運営する方針。今後、生徒の募集開始時期や校舎の建て替えなどについて協議を進める。募集開始時期について河合塾は「協議中」としているが、2017年度を目指すとみられる。海外の有力大学に進学できるよう、英語教育に力を入れる。また1クラス当たりの人数を30人以下に抑える。

女の子のためのサポート校、7月から渋谷に

 女の子のためのサポート校「Colabo女子高等学院」が7月、東京・渋谷で開講した。サポート校は、高校卒業程度認定試験合格などを目指す人に勉強などを教える場。自身も高校を中退し、「難民高校生」の著書がある仁藤夢乃さん(23)が「校長」を務める。夏休みは中退者が増加するため、7月の開設にこだわった。入学金5万円で、授業料は週2~5日の通学日数によって月3万3千~。ホームページ(http://www.colabo-official.net)。

京進、東京に保育園開設

 学習塾の京進は12月に、東日本で同社初の保育園を東京に開設する。英語などの教育に力を入れる。都市部は所得水準の高い共働き世帯が多く、需要が見込めると判断した。今後3年で首都圏を中心に10施設の開園を目指す。
 東京都世田谷区に認可外保育園「HOPPA(ホッパ)」を開く。定員は60人で、初年度は3歳以下を対象に30人程度を預かる。保育料は月約10万円。1日3~4時間、外国人講師と歌を歌いながら英単語を学んだり、国旗を教材に遊びながら国名を覚えたりするプログラムをそろえる。

「お弁当作りを楽しく!時間と手間をかけずにおいしい塾のお弁当料理教室」開催

栄光ゼミナール、マルハニチロ食品、東京ガス 協働企画

 栄光ホールディングス株式会社(本社:東京都千代田区、代表:近藤好紀)は、元気で健康な受験のために、塾に通う子のお弁当づくりをサポートする「お弁当づくり応援キャンペーン」の一環として、株式会社マルハニチロ食品(本社:東京都江東区、代表:坂井道郎)、東京ガス株式会社(本社:東京都港区、代表:岡本毅)と協働し、「塾のお弁当料理教室」を開催する。
 3社の特性をいかした日々のお弁当づくりに役立つ、缶詰を使った時短レシピを伝え、子どもたちの食の環境づくりを目指す。

(1)豊洲会場
日時:2013 年8 月4 日(日)11:00~13:00
場所:東京ガス「がすてなーに ガスの科学館」(東京都江東区豊洲6-1-1)
アクセス:東京メトロ有楽町線「豊洲駅」7 番出口より徒歩6 分、ゆりかもめ「豊洲駅」北口より徒歩6 分

(2)石神井会場
日時:2013 年8 月20 日(火)11:00~13:00
場所:東京ガスキッチンランド石神井(東京都練馬区石神井町6-16-8)
アクセス:西武池袋線「石神井公園駅」南口より徒歩7 分

(3)世田谷会場 日時:2013 年9 月4 日(水)11:00~13:00
場所:東京ガスキッチンランド世田谷(東京都世田谷区新町3-1-9)
アクセス:東急田園都市線「桜新町駅」北口より徒歩7 分

対象 :日常的にお弁当づくりをしている方、もしくはこれからお弁当づくりをしたい方(16 歳以上)。

定員 :各回24 名 (※応募多数の場合は抽選)

参加費 :500 円(税込み)

申込み方法:下記URL にて、必要事項を記入の上送付。
URL :http://www.obento-maruha-nichiro.jp/ 申込み締切後、1 週間以内に結果を通知。

申込み締切:
(1)豊洲会場 :7 月21 日(日)24:00
(2)石神井会場:8 月04 日(日)24:00
(3)世田谷会場:8 月18 日(日)24:00

料理教室申込みに関する問合せ先 「お弁当づくり応援団」事務局
電話 :0120-814-300(受付時間 月~金 9:00~17:00 土日・祝日を除く)
メール:cooking-info@obento-maruha-nichiro.jp

子供向け“ロボット博士”養成講座 今秋開講

 子供教育を専門に展開するヒューマンエヌディー株式会社と千葉工業大学未来ロボット技術研究センター(fuRo・フューロ)は7月8日、都内で会見を開き、今年9月から小中学生を対象にした新プログラム「ロボティクス プロフェッサー コース」の開講を発表した。日本で初めて大学のロボット研究所が全面協力し、“未来のロボット博士”を目指した英才教育を実施する。

au、教育アプリ取り放題、「こどもパーク」、「GAKUMO(ガクモ)」ベネッセと

 KDDIは、auのスマートフォンで7月1日から、2種類の教育サービスを始める。未就学児向けの「こどもパーク」は月額790円で知育アプリ50種類以上が取り放題になる。学習履歴もまとめて確認できる。中高生向けの「GAKUMO(ガクモ)」は、ベネッセコーポレーションなど5社が提供した問題や動画などの教材を利用できる。1教材月額980円で、1教材追加するごとに500円(利用は当面3教材まで)。9月末まで無料。通学中などに閲覧することを想定している。

オンライン学習教材「すらら」 導入学習塾数500校突破

 株式会社すららネット(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:湯野川孝彦)のオンライン学習教「すらら」の導入学習塾数が2013年6月末現在で500校を突破した。

 オンライン学習教材「すらら」は2008年8月から提供を開始し、2010年12月末時点で245校であった導入塾数が、2013年6月末で380社509校と、3年足らずで2倍へと急増した。

 要因として、大企業で働いていた30〜40代の人達が独立開業し、「すらら」を導入した学習塾を経営する事例が増えていることが挙げられる。このことは独立開業を決意し、事業を選択する際、東日本大震災を機に社会的意義の高い教育事業を選択した人達が増えてたためと思われる。さらに、すららネットが採用している脱FC形式の認知が広がってきていることも要因と考えられる。脱FC形式とは、加盟金やロイヤリティーを排除し、ID数に応じた使用料だけを徴収、ノウハウの共有や塾経営者の横のつながりをもたせる勉強会やSNS、販促ツールなどは無料で提供するシステムのこと。また、商圏調査サポートや独立開業サポート研修など、開業時サポートもオプションで提供する。

 すららネットは、今後もさらに増加する導入学習塾数に対応し、要望に応えた教材やサポート体制の開発に力を注ぐという。