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学書 中学単元を繰り返し学べるデジタルドリルのWEBサイトを開設

 教育図書教材の出版社の株式会社学書(愛知・名古屋、田村 茂彦 代表取締役)は高校入試向けのデジタルドリルのWEBサイトを開設した。デジタルドリル(中学版)は表⽰された問題を⾒て解答をノートに書き、画⾯上で答えを確認し⾃⼰採点する学習形式。デジタルコンテンツとして「繰り返し学習できる形態」に加えて「テキスト教材の良さ」を兼ね備えたより実践的なデジタル教材となっている。

対象学年:中学1~3年生(高校入試向け)。
対象教科:英語・数学・理科・社会。
詳細はデジタルドリル(中学版)下記のWEB特設サイトへ
https://www.gakusho.com/digital-drill-jh/

 教材の内容は「BUILDER受験版」をはじめとした様々な学書のテキスト教材から集めた問題を、単元(Chapter)ごとに集約して収録している。各Chapterは⼤きく6つのStepを⽤意している。それぞれ、Step1・2は基本問題、Step3・4は応⽤問題、Step5・6は発展問題にレベルが分かれている。最⼤30問(最⼤5問×6Step)で1つのChapterを修了となる。大問単位で3,000問以上の出題パターンから、毎回ランダムで出題される。使い方としては、「宿題として活用」や「補習授業で活用」「⽣徒の苦⼿な単元に合わせて集中学習に活用」など様々なシーンで活用できる。

学書 無学年進級式テキスト「あい・キャン英語 with タッチペン」にNEWモデルが新登場

 教育図書教材の出版社の株式会社学書(愛知・名古屋、田村 茂彦 代表取締役)は無学年進級式テキスト「あい・キャン英語 with タッチペン」に新しいモデルのタッチペンを発表した。無学年進級式テキスト「あい・キャン英語 with タッチペン」は英語4技能を学べる英語教材。主な特徴は「タッチペンで教材に触れるだけでネイティブ英語が聞ける」「自主学習で楽しく学べて直接指導不要」「イヤホンも使えていつでもどこでも何度でも聞ける」ことができ、今回の新モデルは「録音再生機能付きだから教材の発音と自分の音声を聞き比べできる」ことが追加された。

詳細は下記のURLへ
無学年進級式テキスト「あい・キャン英語 with タッチペン」
http://www.gakusho.com/ican-eigo/

【緑のタッチペン(NEWモデル)】
http://www.gakusho.com/ican-eigo/touchpen/

スマイルゼミ中学生コースが刷新 より柔軟な個別学習が可能に

 株式会社ジャストシステムが提供するスマイルゼミ中学生コースは、タブレットで学ぶ、クラウド型通信教育だ。専用タブレットを使い、クラウド上に蓄積した学習履歴からユーザー一人ひとりの理解度や学習進捗を分析し、「自分専用のカリキュラム」をリアルタイムに提供する。

 また、専用タブレットは、紙に鉛筆で書くのと同じ感覚で字が書け、記述式の問題にも取り組める。主要5教科に加えて実技4教科の学びも提供し、定期テストから高校入試までサポートしている。

 このスマイルゼミ中学生コースが、2021年春に大幅リニューアルをする。

 リニューアルの背景には、中学校では教科横断型授業が取り入れられるなど学びが多様化していることがある。また、新型コロナの影響で、休校期間などで家庭学習の役割も大きくなったことだ。

 リニューアルのポイントは3つだ。

 1つ目は、一人ひとりに最適化した教材提供の中身だ。学校の授業は、先生によって教える順番や速度は様々だが、1年間の教材を一括配信し、学校の進捗具合に対応しながら柔軟に学ぶことができるようになる。また、特進クラスでは、現学年の1つ上の学年の教材まで使うことができ、先取り学習にも対応する。

 新たに数学で導入される『つまずき解析アンド苦手攻略チャート』は、途中式からつまずきの原因を解析し、解説動画などを用いて、一人ひとり専用の対策講座を配信する。ユーザーの反応次第では他教科への展開も視野に入れる。

 2つ目は、英語スピーキング講座の充実だ。音読をはじめ、段階的に必要な語彙や表現を学び、丁寧に英文を組み立てながらスピーキング力が身につくように設計されている。

スピーキングの判定例。イントネーション、リズム、つながる音、発話速度などをチェックし、学びを深める。

「スピーキングで求められる正しい語彙、文法で答える力と英語らしい発音で流暢に話す力をタブレット一台で養うことが可能です」と、ラーニングイノベーション事業部企画教材グループの坂上靖人氏は言う。

 3つ目は、特進クラス入試対策講座を拡充する。2年生の3月から難関国公立、私立高校の専用の対策講座を提供。47都道府県ごとに形式が異なる入試にも対応する。

「日々の学習からその先の志望校合格まで中学3年生の学習をしっかりサポートします」と、スマイルゼミのリニューアルについて、ラーニングイノベーション事業部企画マーケティンググループの世森歩氏は言う。

 これらに加えて、模擬テストの拡充も行われる。追加費用なしで、模擬テストを中学1年生から全会員が受験でき、継続的に実力が診断できるようになる。自宅で受験が可能で、結果も即座に出してくれる。1年生の時から模擬テストを受験し、定期的に学力を測る。

栄光 通塾とオンラインを組み合わせた「atama+ビザビ」を新設

 株式会社増進会ホールディングス(Z会グループ)のグループ会社である株式会社栄光(東京・千代田区、下田勝昭 代表取締役社長)とatama plus株式会社(東京・品川区、稲田 大輔 代表取締役)は、AI先生「atama+」を活用し、通塾授業とオンライン授業を組み合わせて生徒一人ひとりの学力向上を支援する新コース「atama+ビザビ」を開講する。Z会グループとatama plusの業務提携に基づく取り組みで、2021年3月より、「栄光の個別ビザビ」全241校のうち東京・神奈川・千葉・埼玉の204校で提供を開始する。

「スプリックス基礎学力研究所」を新設

 株式会社スプリックス(東京・豊島区、常石 博之 代表取締役社長)は、子ども達の学力の根底を成す「基礎学力」について、その研究および開発を積極的に推進すべく、「スプリックス基礎学力研究所」を新設したことを発表した。スプリックス基礎学力研究所HP: https://sprix.jp/basri

スプリックス基礎学力研究所のミッションは、日本のみならず世界中の子ども達に「基礎学力」を定着させることにあり、その具現化に向け、科学的な観点からの研究および開発を推進する。
 「基礎学力」研究の端緒として、日本を含む世界十数ヵ国でのリサーチを実施した。結果は近く公表する予定だ。開発においては「基礎学力」の評価・育成の両軸から、自社運営の学習塾での展開を通じて検証しており、新たなプロダクトのリリースに向けた準備を進めていく。

学習管理プラットフォーム「Studyplus for School」とオンライン授業サービス「ウイングネット」のデータ連携へ

 スタディプラス株式会社(東京・千代田区、廣瀬 高志 代表取締役)は、生徒の学習記録データを集約する「Studyplus for School 」と、株式会社ウイングネット(東京・文京区、荻原 俊平 代表取締役社長 )が提供するオンライン授業サービス「ウイングネット」のデータ連携を開始する。
 今回の「ウイングネット」との連携によって、「ウイングネット」での学習履歴や演習の成績情報が自動で「Studyplus for School」に記録されるようになり、これにより「ウイングネット」導入校の先生の学習管理業務の負担が軽減されるとともに、先生の生徒への適切なアドバイスがより効果的に実現できるようになる。学習データを一元化する「Studyplus for School SYNC」についても、「ウイングネット」のデータ連携の開始を、2021年1月に予定している。

ベネッセと賛同企業5社による、共同での受験生応援企画がスタート

 株式会社ベネッセコーポレーション(岡山市、小林 仁 代表取締役社長)は、新型コロナウイルス感染症による影響で、例年とは異なる状況で勉強と向き合う受験生の困り・悩みを解消する目的で、無償サービス「ベネッセ 教育情報フォーラム」を9/2(水)より開始している。「ベネッセ 教育情報フォーラム」の新たな取り組みとして、この活動に賛同した企業5社と共に、コロナ禍で不安を抱える全国の受験生に「合格応援グッズ」をプレゼントする共同企画を実施する。

味の素株式会社/カシオ計算機株式会社/ハウス食品グループ本社株式会社/日本マイクロソフト株式会社/三菱鉛筆株式会社/株式会社ベネッセコーポレーション

「合格応援グッズ」は本日11/25(水)よりWEBサイト(https://benesse.jp/kyouiku/kyouikukaikaku/ouen/)より申し込みし、先着2万名に届ける。さらにダブルチャンスとして、4月以降の新生活に向けても役立つ、抽選でもらえるプレゼントも用意している。

※先着プレゼント申込が上限に達し次第、抽選プレゼントのみの受付となります。

<サービス概要>
■応募方法
以下のURLより応募いただけます
https://benesse.jp/kyouiku/kyouikukaikaku/ouen/

■応募期間
11/25~2/27
※「先着プレゼント」は上限(2万名様)に達し次第終了(最長で12/18まで)

■お申し込みの際の注意事項
・ご応募の対象は受験生のみ(お一人様1回限り)となる。
・「先着プレゼント」にご応募いただいた方は、ダブルチャンスとして「抽選プレゼント」にも応募いただけます。
・お申し込み上限に到達してしまった場合は、「抽選プレゼント」へのご応募のみ可能になります。ご了承ください。
・当選発表は発送をもって代えさせていただきます

■お届け時期について
先着プレゼント: 1月中~下旬予定
抽選プレゼント: 3月中~下旬予定

スタディプラス株式会社、教育開発出版株式会社と提携決定。「Studyplus for School」とデータベース型デジタル教材「eトレ」を連携へ

 スタディプラス株式会社(東京・千代田区、廣瀬 高志 代表取締役)は、生徒の学習記録データを集約する「Studyplus for School 」と、教育開発出版株式会社(東京・杉並区、糸井 幸男 代表取締役 )が提供するデータベース型デジタル教材「eトレ」との提携を決定した。今回の提携を通して、生徒の「eトレ」での学習履歴や成績情報が自動で「Studyplus for School」に記録されるようになる。

 スタディプラスと教育開発出版は、学習塾における先生の効果的な学習管理をサポートすることを目的として、2020年11月に業務提携契約を締結した。教育開発出版が提供するデータベース型デジタル教材「eトレ」は、パソコンやタブレットの中に、最大で100万題の問題を収録し、生徒一人ひとりの学習状況に応じてプリント学習を進められる演習ツール。全国の学習塾や予備校、学校など7000以上の教室に導入され、効果的な演習を行うことで生徒の学力定着をサポートしている。一方で、現在学習塾では映像授業を含め複数のデジタル教材、紙教材を併用することが多く、先生による生徒の学習進捗管理は煩雑になってしまうという一面もあった。
 今回の「eトレ」と「Studyplus for School」の連携により、「eトレ」の学習履歴や成績情報が自動で「Studyplus for School」に入ってくるだけでなく、デジタル教材・紙教材に限らず複数の教材の学習進捗の管理が「Studyplus for School」で可能になる。

「Studyplus for School SYNC」と「eトレ」の連携概要
 今回の「eトレ」との連携によって、「eトレ」での学習履歴や演習の成績情報が自動で「Studyplus for School」に記録されるようになる。
また、生徒が学習管理SNS「Studyplus」を用いて自宅学習を含め学習進捗を記録することにより、先生は生徒の学習状況を容易に把握することができる。また、生徒の学習計画の達成状況の管理や、計画へのアドバイス・修正なども、オンラインで出来るようになる。
これによって、「eトレ」導入校の先生の学習管理業務の負担が軽減されるとともに、先生が生徒の学習の定着をより効果的に実現できるようになる。

今回発表した提携に基づく、「Studyplus for School SYNC」と「eトレ」のデータ連携の開始は、2021年4月を予定している。

増進堂・受験研究社 創業130周年を記念し特設サイトをオープン

 教育出版社 株式会社増進堂・受験研究社(大阪市西区、岡本 明剛 代表取締役)は、2020年11月3日に創業130周年を迎える。

 1890年に創業した増進堂・受験研究社は、日本初のドリル型教材の発刊や、「知りたいことが何でもわかる」をコンセプトに厚物参考書という新しいジャンルを確立し、2600万部60年のロングセラーとなっている『自由自在』シリーズなど、創業以来130年にわたり、教材を出版してきた。

 130周年を迎えるにあたり、130周年記念の特設サイトをオープンしました。サイトでは、教育現場や学びの第一線で活躍している有識者の方々のメッセージをはじめ、130周年を記念して実施した読者参加型プロジェクトの模様や、増進堂・受験研究社の歩みなどを閲覧できる。

■130周年記念特設サイト

https://www.zoshindo.co.jp/special/130th.html

あしなが育英会の「小中学生遺児学習支援プロジェクト」にAI先生「atama+」を無償提供

 atama plus株式会社(東京・品川区、稲田 大輔 代表取締役)は、一般財団法人あしなが育英会(東京・千代田区、玉井 善臣 会長)の「小中学生遺児学習支援プロジェクト」に、AI先生「atama+(アタマプラス)」を無償で提供する。

 あしなが育英会は、国内外の遺児を支援する民間団体で、現在は年間7000人の遺児に奨学金を給付・貸与しています。奨学金のほか、東日本大震災遺児支援、小中学生遺児への心のケア、アフリカ遺児支援なども行っている。これまでも、家庭の経済状況によって生まれる学校外学習の差が、生徒の学力や情操、自己肯定感などの格差につながっていることが指摘されてきた。特に、コロナ禍において、全国一斉休校により公教育の継続が難しくなったことで、家庭環境によって生徒の学習機会に差が生まれていることが懸念されている。2020年6月に、あしなが育英会が遺児の保護者約200名を対象に実施した生活状況アンケートの中でも、子どもに対する学習面のサポートを求める回答が、最も多い結果となった。

対応策として、あしなが育英会は、2020年9月より、遺児または親が障がいを持つ小中学生向けにオンラインで個別学習指導を行う小中学生遺児学習支援プロジェクトを開始した。より多くの生徒により良い教育を届けることを目指すatama plusは、コロナ禍で広がる教育格差の問題に対しても対応したいと考え、あしなが育英会の小中学生遺児学習支援プロジェクトに、atama+を無償で提供することを決定した。