Category: 塾ニュース|地域教育

中国地方唯一の現役「円形校舎」解体

 広島県呉市の新原芳明市長は、市立港町小の「円形校舎」について解体し建て替えると2月7日の記者会見で明らかにした。同校舎の建て替えに向けた費用を2022年度当初予算案に盛り込むという。当該の校舎は、中国地方で唯一現役で使われている「円形校舎」だが、築60年による耐震強度不足のため建て替えはやむを得ないとした。
 広島県では、2017年の呉市立片山中学校に次ぐ「円形校舎」の解体。

「円形校舎」は、1950~60年代に大阪府・兵庫県・奈良県を中心に北海道から鹿児島県まで全国各地で建設されたが、増改築が困難でベビーブームによる生徒数の増加に適合しにくいなどの理由から60年代後半には新設されなくなった。以後、少子化や老朽化に伴い解体が進み、現役としては全国に約20カ所しか残っていない。

4月開校、「港区立芝浜小学校」公開 9階建ての校舎には屋上校庭、温水プール、体育館完備

 2022年4月に新たに開校する港区立芝浜小学校の内覧会が2月5日に行われ、入学希望の保護者など地元関係者が参加した。
 港区によると、廃校や統合を含まない同区立の小学校が新設されるのは26年ぶりだという。
 校舎はJR田町駅から五分ほど。地上9階、地下1階建て。隣接したみなとパーク芝浦と2ヶ所の上空通路で繋がり、外観デザインが統一された一体的な施設となっている。学校の前には芝浦公園が広がる。高さ55mのビルの屋上には人工芝が敷かれ、直線50mラインと95トラックが引かれた校庭が備えられ、6階に25m×5コースの温水プール、7階には体育館と都心ならではの作りとなっている。

 芝浜小は開校当初、各学年最大4クラス。総児童数、約380人が通学する見通し。芝浦地区では子育て世帯の流入が続き、地区唯一の小学校である芝浦小の児童数が急増。校舎の増改築だけでは間に合わなくなっている現状を受け、区は芝浜小の新設を決定した。現在芝浦小に通学している生徒でも、芝浜小への通学を希望する場合は転校可能としている。

八幡商業高校簿記珠算部 4人が簿記検定1級合格

 八幡商業高校(滋賀県近江八幡市)の簿記珠算部の4人が、日本商工会議所(日商)の簿記検定1級に合格した。同試験は合格率約1割という難関試験。同校生徒の合格率はここ2年で8割以上に上る。

 日商簿記1級は、商業簿記、工業簿記、会計学、原価計算の4科目が試験科目となる。試験時間は計3時間。公認会計士や税理士への登竜門と呼ばれ、合格すると税理士試験の受験資格が得られる。4人が合格した21年11月の試験は、9194人が受験。合格率は10・2%だった。

 昨年度からの2年間で、受験した14人のうち12人が1級に合格した。

長崎市 修学旅行生向け「平和学習アプリ」を開発、実証実験へ

 長崎県長崎市で、「平和学習アプリ」の実証実験が1月20日に行われた。修学旅行生などに新たな平和学習を提案しようという試みで、アプリは長崎国際観光コンベンション協会と長崎市の広告代理店が開発。平和公園や爆心地公園などについて音声や文字で説明し、原爆が落とされた当時を被爆者が語る映像なども収録されている。
 実証実験には旅行・宿泊業者、平和推進団体など約30人が参加した。

「平和学習アプリ」は2022年度からの運用を目指し、将来的には長崎県内の学校での平和学習にも活かしたいという。

スマホゲームアプリでSDGs達成への貢献に鈴鹿高専女子が挑戦

 独立行政法人国立高等専門学校機構 鈴鹿工業高等専門学校(三重・鈴鹿市、竹茂 求 校長)に所属する学生5名のチームが高専GCON 2021に参加し、同チームが本選(成果発表会)で「最優秀賞」を受賞した。

 鈴鹿高専チームの学生5名は、高専GCON 2021に「三重県の名産品を知って観光名所を駆け巡る地方創生スマホゲームアプリの開発 〜MIE IKONI CIRCUIT~」を提案し、本選(成果発表会)に挑戦した。当日の模様は、日経チャンネルでオンライン配信された。
本チームは、SDGsの「4. 質の高い教育をみんなに」「8. 働きがいも経済成長も」「11. 住み続けられる街づくりを」の達成の貢献を目標とし、提案のきっかけはコロナ禍でもスマホゲームで三重県のことを知ってもらいたい、アフターコロナ後、再び旅行ができるようになった時、「旅行先として三重県を選んでもらえるようにしたいという気持ち」から。このスマホゲームアプリで、地域活性化や地域学習の地方創生の社会課題に挑戦する。

 三重県内の子どもや県外の方に三重県の特産品や観光名所をスマホゲームでプレイすることで、誰でどこでも簡単に三重県の魅力に触れてられるスマホゲームアプリ(MIE IKONI CIRCUIT:ミエイコニサーキット)を開発した。このゲームは、三重県の特産品を集めてポイントをゲットしていくスコアアタックゲームで、三重県の形を象ったサーキットコースをベースに三重県の観光名所をエリアとして盛り込むことで疑似的に観光を楽しむことができる。

参加学生: 4年電子情報工学科 代表 坪井 未来
      4年電子情報工学科    斎藤 優亜
      4年電子情報工学科    古田 花恋
      4年電子情報工学科    南 友基  
      4年電子情報工学科    竹本 飛嵐
サポート教員:電子情報工学科 准教授 板谷 年也

長野市 小中学校で分散登校 オミクロン株急増により

 長野県長野市の小中学校では1月26日から、新型コロナの感染拡大を受けて、感染防止対策として分散登校が始まった。各クラスを半分に分け、1日おきに登校する。感染防止対策として、分散登校のほか、空き教室を活用して安全な距離を保つ分散教室。通常通り登校するものの、ほかの学校と進捗を合わせるため授業時間を減らす特別日課の3つの形態から、学校の規模に応じて対策が取られる。
 長野市教育委員会では対策期間を2月8日までとしている。感染警戒レベルなどを踏まえ、今後の対応を決める方針だ。

熊本県×アメリカ・モンタナ州立大学 返還不要、奨学金制度創設

 米・モンタナ州立大学と熊本県は、返還不要の奨学金制度を創設した。2022年度から募集開始する。県の推薦を受けた生徒が対象で、推薦には英検準一級以上などの資格が必要となる。モンタナ州と同県は、1982年7月に姉妹提携宣言を結んでいて、職員派遣などで交流関係が続いている。

 新設された奨学金制度は、対象となる推薦を受けた生徒がモンタナ州立大学に入学した場合、大学から奨学金が4年間給付され、返還は不要。給付額は成績に準じ、1年あたり50万円から150万円。支給された奨学金は、授業料や教科書代、寮の費用などに利用可能だ。

高校生に契約の知識を啓発  18歳成年に備えた「契約について学ぼう」講座を開催

 豊中市は、府立豊島高等学校(北緑丘)で1年生7クラス約280人を対象に、消費者教育出前講座を令和4年(2022年)1月27日(木)に開催する。成年年齢引き下げ目前の今回は、「成年年齢が18歳に!契約について学ぼう!」をテーマに開催。契約トラブルを自分の事として捉えてもらうとともに、注意点を分かりやすく伝え、トラブルに巻き込まれないよう啓発する。

<消費者教育出前講座の概要>
日時:令和4年1月27日(木) 13時15分~14時5分(3クラス)、14時15分~15時5分(4クラス)
※同校1年生7クラスに対し、2回に分けて開催。いずれの時間も同内容
場所:大阪府立豊島高等学校 4階視聴覚室(北緑丘3丁目2-1)
内容:市の委託を受けたNPO法人C・キッズ・ネットワーク(兵庫県西宮市、理事長=大森節子)が作成したDVDの上映と、本市の消費生活相談員が身近に起こる具体的な事例を解説

和歌山高専と印南町との間で包括連携協定を締結

 独立行政法人国立高等専門学校機構和歌山工業高等専門学校(和歌山・御坊市、北風 幸一 校長)と印南町(日裏 勝己 町長)は、2021年12月3日に「包括連携協定」を締結した。

【協定名称】
「印南町と和歌山工業高等専門学校との包括連携に関する協定書」

【概要】
 この協定は、和歌山高専と印南町が積み重ねてきた協力関係をより一層強化し発展させるとともに、様々な分野に関する包括的・継続的な連携を推進することにより、地域の課題解決及び活性化、人材育成等を図り、印南町のまちづくりに寄与することを目的としている。
 農地やハウス内環境のモニタリングによる農作業の省力化・低コスト化や、地滑りや河川水位等のモニタリングによる防災活動支援をはじめ、海域調査による漁業支援、出前授業による人材育成支援など、防災・教育・歴史文化・保健・福祉・環境保全・都市基盤・産業・経済・農林水産業・観光等幅広い分野において協働により取り組むこととしている。
 また、現地での研究調査を通した和歌山高専の学生教育の場としても期待されている。
 
【印南町について】
 人口約8,000人、面積約113.6K㎡。和歌山県中部の海岸寄りに位置した、豊かな自然環境と伝統に育まれた町。黒潮の影響を受けて温暖な環境から、スイカやエンドウ、トマト栽培といった農業、また紀伊水道に接しておりイサキ漁などの漁業も盛んにおこなわれている。

 【和歌山工業高等専門学校について】
 和歌山高専は、国立工業高等専門学校として、1964(昭和39)年に設置された。現在では、知能機械工学科、電気情報工学科、生物応用化学科、環境都市工学科の4学科を有し、学生総定員800名。さらに、2002(平成14)年には、専門的なエンジニアを育成するため、メカトロニクス工学専攻およびエコシステム工学専攻の専攻科(修業年限2年、定員各8名)が設置された。

【学校概要】
学校名:独立行政法人国立高等専門学校機構 和歌山工業高等専門学校
所在地:和歌山県御坊市名田町野島77
校長:北風 幸一
設立:1964年
URL:https://www.wakayama-nct.ac.jp/
事業内容:高等専門学校 高等教育機関

都城高専が少年少女科学アカデミー ベーシックプログラムを開講

 都城工業高等専門学校(宮崎・都城市、和田 清 校長)は令和3年8月2日から11月3日まで宮崎県内の19名の小中学生を対象に少年少女科学アカデミー(https://www.miyakonojo-nct.ac.jp/academy/)ベーシックプログラムを開講した。

【少年少女科学アカデミー ベーシックプログラム実施概要】
イベント名:少年少女科学アカデミー ベーシックプログラム
日程:
 令和3年8月2日~令和3年10月22日:e-learningシステムを利用した自宅での学習期間
 令和3年10月23日・24日:入講式、本校の施設・設備を利用した実験・実習
 令和3年11月3日:発表会、閉講式
会場名:都城工業高等専門学校

 少年少女科学アカデミーは、平成30年度“KOSEN(高専)4.0”イニシアティブ事業において「次世代を担う少年少女科学アカデミーの設立~グローカル人材育成への架け橋~」の事業名で採択されたもので、早期技術者教育及び新産業を牽引する人材育成のため、小中学校・高専一貫教育システムを構築及び実施すること並びに高専教育を広く周知することを目的として令和元年度に発足した。このアカデミーでは、ベーシックプログラムとアドバンスドプログラムの2つのプログラムを用意してある。

【少年少女科学アカデミー ベーシックプログラムの実施内容】
 今回開講したベーシックプログラムは、都城工業高等専門学校の学科に基づく4つのコース(ものづくりコース、プログラミングコース、実験・観察コース、まちづくりコース)があり、コース毎に1~2テーマの計6テーマを設定、それぞれのテーマに沿って本校学生及び教職員と一緒に研究体験を行うもので、宮崎県内の小中学生19名(総応募者数50名)を本プログラム受講生として迎え入れ、8月2日に開講した。
 受講生は、自宅のパソコン等を利用してe-learningコンテンツ等による事前の自宅学習を行い、10月23日と24日に来校して、本校学生及び教職員の指導・サポートの下、本校の施設・設備を利用した「実験・実習」とレポートのまとめ方等を学習した(当初、「実験・実習」等は8月に実施予定だったが、新型コロナウイルスの感染拡大の影響で10月に延期となった)。


 表彰式ではレポートの全体構成やプレゼンテーション等複数の項目による厳正な審査を本校学生及び教職員が行い、小学生の部及び中学生の部の「最優秀賞」及び「優秀賞」として、それぞれ次のとおり選出され、賞状が授与された。

●小学生の部 受賞者
最優秀賞 宮嵜 凛香(みやざき りんか)さん(都城市立庄内小学校5年)
優 秀 賞 藤村 一理(ふじむら あんり)さん(都城市立東小学校6年)
●中学生の部 受賞者
最優秀賞 岡元 楓(おかもと かえで)さん(都城市立西中学校1年)
優 秀 賞 藤冨 聖夏(ふじとみ せな)さん(宮崎市立本郷中学校1年)
優 秀 賞 甲斐 玄理(かい げんり)さん(都城市立沖水中学校1年)

 閉講式ではテーマを担当した教職員から受講の証として受講生一人ひとりに修了証が手渡された。受講生からは「高専の先生との実験でとても貴重な体験ができた」「いろんなことを学べてよかった」など、受講生の保護者からは「普段は気にしてないことにも、興味を持つきっかけになったのでとても良かった」「先生方との距離感の近さが子供にとって緊張せずに実習に取り組むことが出来たようで見ていて安心した」などの声が寄せられた。
 このプログラムでの経験が受講生にとって有意義なものとなり、また、実験やものづくりへの関心を深め、宮崎、そして日本、さらには世界で活躍する技術者になってくれるよう、都城高専は今後も高専教育を広く発信していく。

【学校概要】
会社名:独立行政法人国立高等専門学校機構 都城工業高等専門学校
所在地:宮崎県都城市吉尾町473番地の1
校長名:和田 清
設立:1964年
URL:https://www.miyakonojo-nct.ac.jp
事業内容:高等専門学校・高等教育機関