Category: 塾ニュース|地域教育

「日本語」教科化、国際人を養成へ 佐賀・鳥栖市

人口約7万人の佐賀県鳥栖市は今春から市内全ての小中学校の授業に全国でも珍しい「日本語」を新教科として取り入れた。鳥栖市内の全小中学校で一貫教育を行っており、9年間のカリキュラムを編成している。新教科の日本語は9年間の学びを貫く“心柱”に当たり、文部科学省の「教育課程特例校制度」の認定を受けて実現した。日本語の教科化は平成19年度の東京都世田谷区、21年度の新潟県新発田市に続き国内3例目。鳥栖でも教員らが苦心しながら小学校で低中高学年別に3冊、中学で1冊の教科書を2年がかりで編集した。

先端研究子どもに 体験、 六本木ヒルズで7月29日~8月6日イベント、MITメディアラボと協力

森ビルは7月29日~8月6日、米マサチューセッツ工科大学(MIT)メディアラボと協力した子ども向けイベント「MIRAI SUMMER CAMP」を六本木ヒルズで開く。対象は小中学生。各回20~40人の参加を募る。発光ダイオード(LED)を使ったワークショップや食べ物のDNAを用いた実験など12のプログラムを用意する。 MITメディアラボの出身者のほか、パナソニックやグーグルなどの企業も参加して専門的な技術を指導する。プログラムは一部有料。

上野動物園で小学生向けサマースクール参加者募集

上野動物園(東京都台東区)で7月、動物の生態や動物園の役割が学べる小学生向けの「サマースクール」が開かれる。1、2年生は動物とふれあい、3、4年生は図鑑を作成。5、6年生は獣舎の掃除や餌の準備をするほか、飼育員の仕事を来園者に紹介する展示品を作る。7月24、25、28、29日で、定員は各日60人。無料。はがきか動物園のホームページから6月30日までに応募する(必着)。
みんなでつくるおもしろ動物図鑑コース

問い合わせは動物園(03・3828・5171)
webサイトはコチラ http://www.tokyo-zoo.net/topic/topics_detail?kind=event&inst=&link_num=22977

キャンパスプラザ京都にて、京阪神中心の中高入試の総括と分析

DSC_0042-300x201株式会社パピルス書房(京都府)は、6月11日(木)、キャンパスプラザ京都にて「教育情報セミナー2015」を開催。第1部には近畿地区の中学校、高等学校の事情に詳しい、龍谷大学附属平安中学・高等学校の校長補佐の平井正朗氏を招聘。「中高入試の総括と分析〜京阪神を中心に〜」と題し、関西の中高入試の全体像はもとより、トレンド情報、そして学習塾関係者からの地道なヒアリングを元にした地に足の着いた分析を展開。「子供の体は無限。あらゆる角度から教え込んでいったらいいと思います。(学校、塾の)両方から勉強する力をつけ、校塾連携を進めたい。」と述べた。京都全域から集まった学習塾関係者は食い入るように平井氏のレクチャーを聞き入り、これからの生徒指導にも役立つ内容となったようだ。
第2部には(株)エデュケーショナルネットワークの浅見喜久氏による「塾生獲得と退塾防止の有効策」と題した講演、別会場にて教材の展示会などもあり、内容の詰まったイベントとなった。

寺子屋、先生育て10年 厚木市教委の無料講座

厚木市教育委員会の「先生のための寺子屋講座」が10周年を迎えた。土曜日を活用する自主講座ながら、無料で「かゆいところに手が届く」内容が現場に評価されていて、これまでに受講した小中学校の教職員らは延べ約3500人にのぼる。もともとは、団塊世代の大量退職に伴って増えた若手教師の指導力底上げが狙い。夏休みは他の研修も集中するために日程が重なってしまい、平日では授業にしわ寄せがいくとの理由から、土曜日の自主研修として2006年度に県内初の試みとしてスタートした。

中学全教員に研修 江東区

東京都江東区は区立中学校の全ての常勤教員を対象にした研修を実施する。新たな研修は「中学校教科交流授業研究の日」で、6月10日に初開催した。区立全23中学の約500人の教員が、研究授業を行う19学級に分かれて参加する。授業をもとに指導法の評価や改善点などについて意見交換したり、ベテラン教員が助言したりする。2回目の研修は10月に開く予定だ。研究授業の対象となる学級以外は研修日の午後の授業を取りやめ、部活動も休みにする。若手教員が増えているため、全員参加の研修を行うことで人材育成につなげる。

坂戸市の「学力のびのび塾」小4希望者対象 小学3年の国語と算数のドリル使用

坂戸市は同市内の小学4年生の希望児童を対象に、6月6日から来年3月5日までの土曜日に月2回程度(計21回)、小学3年の国語と算数のドリルを使った自習を教員経験者らがサポートする学習支援事業「学力のびのび塾」を始める。漢字の数が急増したり、小数や分数の学習が始まったりする小学3年で勉強につまずくと、4年生以降に大きな影響が出るという。このため、各小学校を通じて塾の参加児童を募ったところ、4月末までに市内の4年生児童の1割近い92人が参加を申し込んだ。

注目の集まる京都の新設の公立高校

京都市に新設される公立高校が今、注目を集めている。京都市立洛陽工業高等学校(京都市南区)と、同市立伏見工業高等学校(同伏見区)が統合し、旧立命館中・高等学校跡地に2016年4月に開校する京都工学院高等学校だ。先日、学習塾関係者向けの説明会も実施し、関係者に大きな反響を得たばかりだが、5月30日に開催した一般の保護者・中学生向けに説明会では、事前申込の1130名と当日参加も含め1,200名を越える参加となった。800人収容のホールに入り切らず、中継された映像をスクリーンで放映する別室のサテライト会場を用意するほどの盛況ぶりだ。
同校の校名は、「ものづくり都市・京都」から全国へ、そして世界へ羽ばたいてほしいという願いを込め、命名。「技術」、「社会」、「貢献」をキーワードに、京都府内全域から募集をかける。設置学科はプロジェクト工学科(仮称)とフロンティア理数科(仮称)。高校卒業後、それぞれ技術系企業への就職、理工系大学への進学を目指す。
教育活動の土台となる2つの取組みの一つ目は「プロジェクトゼミ」。大学・企業・地域と連携しながら、グループワークを通じて問題解決を行い、「つくる楽しさ」、「工夫する喜び」、「一緒に取り組む面白さ」、「社会に役立つ技術を生み出す」などを目指して行く。もう一つは「STEM教育」。科学、技術、工学、数学の一体教育を行い、新たな発見や柔軟な発想力、問題解決力を身に付けることを目的としている。
また、その他の特徴として、質の高い主体的な学びを目指し、「アクティブ・ラーニング」を全面に導入。1人1台タブレットPCを利用することも検討している。
京都大学、和歌山大学、京都工芸繊維大学、JAXA、金沢工業大学、産業能率大学などとも積極的に連携を取り、高度で最先端の知識・技術・考え方に触れ、生徒のより深い学びとやる気を促すことを目指す。
挨拶に立つ開設準備室室長の砂田浩彰氏 会の冒頭にて挨拶をした同高校の準備室室長である砂田浩彰氏は、「グローバル人材を高校生の段階から育成してく社会の流れに柔軟に対応できるようなキャリア教育をしていきたい。新しい学校の1ページをみなさんと共に作っていきたい。世界に、そして宇宙に発信できる素晴らしい学校にしたい」と述べた。
担当者による全体説明の後、校内に設置した個別相談ブース、ICT教育体験会、展示ブースなどにも熱心な保護者・中学生が殺到し、注目の高さが伺えた。

大阪の高校で漫才の授業 松竹協力で

堺市の大阪府立金岡高校と松竹芸能が今春から漫才の授業を始めた。今後2年かけて、現1年生の表現力やコミュニケーション能力を磨く。授業は1年生が対象で、総合学習の時間を充てる。月1~3回のペースで続け、最終的にはクラス対抗の漫才発表会を実施する計画だ。来年度の新入生にも同様に笑いを仕込むことにしている。発案した和栗隆史校長(53)は、放送作家出身でNHKの教育番組などを担当した経験を持つ。「試験対策の問題を解くだけではなく、正解のない授業をやりたかった」と話す。

5月18日(月)の「私塾界リーダーズフォーラム2015」にご参加いただく皆さまへ

5月18日(月)に開催いたします「私塾界リーダーズフォーラム2015」につきまして、当初の予定を大幅に上回るお申し込みをいただおります。

このため、会場側に申し入れて、配置変更ならびに増席の手配をいたしておりますが、会場内は自由席となっておりますため、状況によっては立ち見となってしまう場合もありますことを予めご了承下さい。

当日は、ご参加いただく皆さまに、少しでも多くの気づきや最新情報をお持ち帰りいただくために、できる限り皆さまが快適にお過ごしいただけるような環境を整えられるよう努力しておりますが、何かお気づきの点がありましたら、何なりとスタッフにお申し付け下さい。

何卒よろしくお願い申し上げます。

 

私塾界リーダーズフォーラム2015 運営事務局

 

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