Category: 塾ニュース|各種リサーチ

13年出生数 最少の102万9816人

厚生労働省は8月11日、2013年の人口動態統計の確定数を発表した。出生数は前年より7415人少ない102万9816人となり、過去最少を更新した。死亡数は1万2077人多い126万8436人となった。高齢化で死亡数が増加している。出生数から死亡数を差し引いた自然減は23万8620人となり、人口減少が続いている。出生数の減少は3年連続。15~49歳の女性人口が2591万4千人と、前年に比べ0.8%減少したためだ。婚姻件数は前年に比べ8256組減って66万613組となった。離婚件数は4023組減って23万1383組だった。

高校生のお小遣い男子が5480円、女子が5613円

全国の高校1、2年生(3213人)が1カ月に自由に使える平均額は、だった。使い道(複数回答)で最も多かったのは、男子が、おやつなどの飲食費で61.3%、女子はプリントシール(いわゆる「プリクラ」)で64.5%だった。男女共通で学年別の内訳を見ると、性別、学年別を問わず多い飲食費を除けば、1年生はプリントシールが多く、2年生になると「洋服や靴」の割合が増加。

※公益財団法人の消費者教育支援センターと生命保険文化センターが昨年発表したアンケート調査より

短期留学、75%が実施 「ひらく 日本の大学」朝日新聞・河合塾共同調査

朝日新聞社と河合塾が国公私立すべての745大学(短大と通信制、大学院大学を除く)を対象に実施した「ひらく 日本の大学」調査で国際化についての取り組みを尋ねたところ、1学期(3カ月以下)程度の短期留学を実施しているのは75%に上った。1年程度は48%。1年以上は11%だった。大学ではだれが決定権を持っているのか。「学長」「学部教授会」などの項目を挙げ、それぞれ3段階で学長に尋ねた。学長に決定権が「ある」「ある程度ある」と答えたのは、合わせて93%を占めた。

小学生の宿題、夏休み中盤で終了56% ドラゼミ調査

通信添削の「ドラゼミ」が4~5月、全国約800人の保護者に昨年の夏休みの宿題について尋ねたところ、小学生の56%が夏休み中盤までに終え、このうち14%は開始直後に済ませていた。終盤に終えたのは36%で、最終日が7%。夏休み後も宿題を残したままだったのは1%だった。「毎日」あるいは「週に3~4日以上」勉強する子供は計85%。宿題の量については、保護者の40%が「ちょうど良い」と感じていた。「多い」「やや多い」は計14%、「やや少ない」「少ない」は計46%だった。

主婦のスマホ利用率66 % 凸版印刷調査 

凸版印刷は主婦のスマートフォン(スマホ)利用実態調査を25日発表した。利用率は昨年の48.7%から66.3%に増えた。週に1回以上、スーパーで買い物をする25~49歳の既婚女性1752人に聞いた。食品を買う際に影響を受ける情報源は「店頭で陳列されている商品」が20.6%で首位、新聞の折り込みチラシが20.3%で2位だった。

総合学習推進校 成績向上 学テ好結果

小中学校などで週に2時間程度実施されている「総合的な学習の時間」で積極的に探究活動に取り組む学校ほど全国学力テストの結果が良く、学習意欲も高かいことがわかった。「課題を見つけ、解決する資質・能力」を身につける教科横断型学習として2002年度から本格導入された総合学習は「ゆとり教育が学力低下を招いた」との見方による主要教科の授業時間増に伴い、11年度から授業時数が削減された経緯がある。専門家は「学力、意欲向上のためにも時間を増やすべきだ」と指摘している。

20代「朝はパンよりご飯」半数超える JA全中調べ

全国農業協同組合中央会(JA全中)が実施した朝食に関する調査で、ご飯をよく食べると答えた割合が20代では半分を超え、パンを大きく上回った。調査対象は20代から60代。最もよく食べている朝食の主食は、全体ではパンが49.8%とトップで、ご飯が38.7%、ヨーグルトが4.4%と続いた。年代別で見ると、20代はご飯が50.6%とパンの34.5%に差をつけた。30代以上はいずれもパンと回答した人が多く、60代は6割近くを占めた。男女別では、男性はご飯が上回ったが、女性はパンの方が多かった。

意欲測る入試、大学7割が困難視 朝日新聞・河合塾調査

朝日新聞社と河合塾の「ひらく 日本の大学」調査で、大学の7割が、学習意欲や、どんな高校生活を送ったかなど、能力を総合的に評価することが困難だと考えていることが分かった。調査は4~7月、全国の745大学(短大、通信制、大学院大学を除く)を対象に実施。81%に当たる607大学が回答した。そのうち、「学生の学習意欲を十分に測ること」について69%が「非常に困難」「困難」と答えた。また、「学生の能力を適切に測る方法を開発できているか」についても、「非常に困難」「困難」とする回答が、69%に上った。

高校生の49%「将来明るい」

「将来の社会が明るい」と考える高校生が2012年の31%から49%に増えていることがリクルート進学総研(東京)が実施した「高校生価値意識調査2014」で分かった。76%の高校生が「現在幸せである」と感じ、64%が「自分の将来は明るい」と回答。一方で、少子高齢化などへの不安から、将来の社会に不安を抱く高校生も52%に上った。

大学進学率、過去最高の51.5%に 学校基本調査

文部科学省の学校基本調査(速報値)で8月7日、2014年の大学入学者(浪人なども含む)は60万8232人。18歳人口(推計)118万838人に対する割合は、13年比1・6ポイント増で、過去最高だった11年も0・5ポイント上回る51.5%だった。短大・高専・専門学校を含む高等教育機関への進学率は80・0%(前年比2・1ポイント増)で、初めて80%台を記録した。