Category: 塾ニュース|各種リサーチ

夏休みは生活習慣学んで

レジャー施設「東京サマーランド」(東京都あきる野市)が小学生の子供を持つ30~49歳の男女千人に、子供に夏休み中に教えたいことを複数回答で聞いたところ、最も多い答えは「生活習慣」(59%)だった。「お手伝い習慣」(54%)、「計画性」(52%)が続いた。「冒険心」や「友達の大切さ」など精神面で子供の成長に期待する親は、いずれも4割程度だった。子供に体験させたいこととして7割が「家族でお出かけ」、6割が「夏ならではのレジャー(プールなど)」を挙げた。

全国家庭動向調査 妻半数は夫の家事に不満

国立社会保障・人口問題研究所が行った2013年の「全国家庭動向調査」は昨年7月に全国の約1万2千世帯に調査票を配布し、有効回答が得られた夫のいる女性6409人の回答を分析した結果、ゴミ出しや日常の買い物など夫が行っている家事の割合は以前より上昇しているものの、なお妻の48%が夫の家事に不満を持っていることが分かった。夫婦で行う家事全体のうち夫が行っている割合は平均で14.9%だった。08年の前回調査から0.4ポイント増え、初めてこの質問をした98年の第2回調査からは3.6ポイント上昇した。家事の中で「夫が週1~2回以上している」との回答が最も多かったのは「ゴミ出し」の40.6%。次いで「日常の買い物」の36.6%だった。

日本人平均寿命、男性初の80歳超

 厚生労働省は7月31日、2013年の日本人の平均寿命は女性86・61歳、男性80・21歳で、いずれも過去最高を更新したと発表した。前年より女性は0・20歳、男性は0・27歳延び、男性は調査が始まった1891年以来初めて80歳を超えた。女性は2年連続で長寿世界一となった。世界各国・地域の最新統計との比較では、女性が香港(86・57歳)を僅差で抑え、長寿世界一の座を守った。男性も前年の5位から4位に順位を上げた。男性のトップは香港(80・87歳)だった。

学校教員統計調査 教員の平均年齢が低下

文部科学省が3年ごとに実施している学校教員統計調査で8月4日、2013年度に全国の小中高校に勤める教員の平均年齢が前回調査(10年度)と比べ、いずれも低下したことが分かった。調査は国公私立の全ての小中高の教員が対象。平均年齢は小学校が44.0歳で、前回より0.3歳低かった。中学校は43.9歳、高校は45.3歳で、いずれも過去最高だった前回より0.1歳低下した。一方、公立学校の退職者数は12年度と09年度の比較になり、12年度の退職者数は小学校1万8007人、中学校8684人、高校6302人で、09年度より計2648人多かった。

小学生の女子45%化粧の経験がある JMR生活総合研究所調べ

JMR生活総合研究所(東京・千代田)が昨年5月、小学1~6年生の女子600人に「化粧の経験があるか」と聞いたところ、45.3%があると回答した。母親などから化粧について教わったことがあるのは38.8%だった。一方、日常的な化粧を始めるのにふさわしいと考える時期は、小学生の48.3%が「社会人になってから」と回答。母親(600人)は52.8%が「大学生から」と答えた。

「生活の豊かさ」日本は17位に UNDP2014年版「人間開発報告書」

国連開発計画(UNDP)の2014年版「人間開発報告書」が7月24日発表され、平均余命や教育水準、所得などのデータを基にした「生活の豊かさ」で、日本は17位だった。前年の16位から順位を下げたものの、報告書は東日本大震災を経験した日本などを参考に、災害に強い社会整備の必要性を強調した。都内での発表会見に出席した安倍首相は、「我が国は防災分野でリーダーシップを発揮していく」と述べた。「生活の豊かさ」の上位3か国はノルウェー、オーストラリア、スイスで、主要国では米国5位、ロシア57位、中国が91位だった。

「子供の貧困率」最悪 2012年16.3% 厚労省調査 

厚生労働省が7月15日まとめた国民生活基礎調査で、平均的な所得の半分を下回る世帯で暮らす18歳未満の子供の割合を示す「子供の貧困率」が、2012年に16.3%と過去最悪を更新したことが分かった。前回調査の09年から0.6ポイント悪化した。大人も含めた所得の低い人の割合を示す「相対的貧困率」も前回調査から0.1ポイント悪化して16.1%だったが、1985年の統計開始以来、初めて子供の貧困率が上回った。同省は「母子世帯が増えており、働く母親の多くが非正規雇用であることも影響したのでは」と指摘している。

AO入試合格者、6人に1人が退学 読売新聞調査

主に学ぶ意欲をみるAO(アドミッション・オフィス)入試で合格した学生のうち、6人に1人にあたる15・5%が退学していたことが、読売新聞の「大学の実力 教育力向上の取り組み」調査でわかった。入試方法別で最も高い退学率で、一般入試の5・9%が最も低かった。入試方法別の退学率が明らかになったのは初めて。AO入試は本来、学力試験で測れない意欲や能力を重視する試験だが、早ければ入学の半年以上前に合格が決まることなどで学習意欲を失わせているとの指摘があり、見直しを迫られる大学も出そうだ。

小中学生の42%、直接言えないこと「携帯なら言える」 内閣府調査

内閣府の意識調査で7月9日、小中学生の42.8%が「直接は言えないことも携帯電話やメールなら言える」と考えていることが明らかになった。2006年の調査に比べ、全体では11.3ポイント増え、特に小学生は約2倍になった。調査は今年2月、全国の小学4年~中学3年の男女2千人を対象に実施し、うち1404人が回答した。「携帯電話やメールなら言える」としたのは、小学生が39.2%、中学生は06年調査とほぼ同じ46.9%だった。スマートフォンなどの低年齢層への普及が背景にあるとみられる。

なりたいものランキング 「お医者さん」女子3位  第一生命調査

第一生命保険が発表した「大人になったらなりたいもの」のアンケート結果で、「お医者さん」が調査開始以来、初めて女子の3位(前回4位)に浮上した。「看護師さん」を初めて上回った。「お医者さん」は男子でも前回の9位から6位に順位を上げた。「消防士・救急隊員」が初めて男子の3位(前回10位)に上昇。女子の1位は17年連続で「食べ物屋さん」。2位(前回3位)は「保育園・幼稚園の先生」だった。男子では「野球選手」が2年ぶりに2位(前回4位)へ、4年連続1位の「サッカー選手」に迫った。