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ベネッセ教育総合研究所 「第4回幼児教育・保育についての基本調査」 保育者の7割が「職場・仕事に満足」の一方で、8割は「事務作業量が負担」

 株式会社ベネッセコーポレーション(岡山県・岡山市、小林 仁 代表取締役社長)の社内シンクタンクであるベネッセ教育総合研究所は、2023年11月から12月にかけて、日本全国の幼稚園・保育所・認定こども園の園長と保育者を対象に「第4回幼児教育・保育についての基本調査」を実施した。
 現在、日本の保育者の有効求人倍率は全職種平均よりも高く、保育者不足が深刻な問題となっている。その中で、社会環境や政策の変化により、園には多様な役割が期待され、保育者にはより高い専門知識や技量が求められている。この状況に対応するためには、保育者が仕事に満足できる環境を整え、離職を防ぐ支援が必要だ。今回の調査では、その方策を検討するため、保育者の仕事に対する満足感や負担感の実態を把握し、それらに影響を与える要因を分析した。
 その結果、保育者の7割が職場や仕事に満足している一方で、8割が事務作業量の多さに負担を感じていることがわかった。また、事務作業量や労働時間などの負担感が少ないほど、保育者の仕事満足感が高い傾向が見られた。さらに、仕事の満足感が高い保育者が勤務する園は全体に一体感があり、保育者同士の連携がとれていること、園長がマネジメント力を発揮していることが明らかになった。園が一体感を持って保育に取り組むことで、仕事満足感の向上につなげることができると考えられる。
 ベネッセ教育総合研究所では、この調査結果をさらに分析し、保育者が働きやすい環境やより良い保育実践のあり方について提案していく予定だ。

調査の主な結果は、以下の通り。
1.保育者の仕事満足感:職場や仕事に満足しているが7割
 保育者の82.1%が「職場の人間関係は良好」、74.8%が「自分の仕事に満足」、73.6%が「自分の職場に満足」と回答。 一方、「給与と仕事量のバランスはとれている」と肯定した回答者は27.4%にとどまる。
2.保育者の仕事負担感:8割が事務作業量の多さに負担を感じている
 79.4%が「事務作業の量が多くて負担」、66.9%が「配慮の必要な子どもへの対応が負担」、63.8%が「子どもを預かる責任が重く負担」、56.4%が「研修時間が確保できない」と回答。
3.保育者が認識する園の状況:子どもの姿を語り合うのは9割、キャリア形成を考えた人材育成は7割
 94.9%が「保育者同士が子どもの姿をよく語り合っている」、86.5%が「安心できる雰囲気がある」、75.3%が「園長はマネジメント力を発揮している」、65.7%が「保育者のキャリア形成を考えた人材育成を行っている」と回答。
4.負担感別にみた保育者の仕事満足感:負担感が低い保育者は仕事満足感が高い
 事務作業量の多さ、長時間労働、子どもを預かる責任の重さといった負担感が少ない保育者は、そうでない保育者と比べて仕事満足感が10ポイント以上高い。
5.園の状況別にみた保育者の仕事満足感:園に一体感があると感じている保育者は仕事満足感が高い
 園全体に一体感がある、保育者同士の連携がとれている、園長がマネジメント力を発揮していると感じている保育者は、そうでない保育者と比べて仕事満足感が約20~30ポイント高い。

調査概要】

名称    第4回幼児教育・保育についての基本調査
調査テーマ          園の環境・体制、教育・保育活動などに関する実態と、園長・保育者の意識
調査時期      2023年11月~12月
抽出方法園抽出:全国の園のリスト (国公立・私立幼稚園、公営・私営認可保育所、公営・私営認定こども園)より、園児数29人以下かつ3~5歳の園児数が0の園は除外し、各都道府県で無作為に抽出した。保育者抽出:園長に対して、担任クラス(0~2歳の乳児クラス2名、3~5歳の幼児クラス2名)、年齢、性別を考慮して保育者4名に配布するように依頼した。
調査方法郵送による依頼 :1園につき園長1名と保育者4名に回答依頼WEBによる回答:依頼を受けた園長・保育者はWEB画面にアクセスして回答※園発送数 16,488件  保育者最大配布数 65,952件
分析対象全国の幼稚園、保育所、認定こども園に勤務する保育者 15,143名※本文書では保育者のみを分析対象としている。※本分析では、国公立・私立、公営・私営の設置形態に関する設問で「その他」と回答したケースも含めている。
研究メンバー ※所属・肩書は2023年12月時点         ■調査監修無藤隆(白梅学園大学名誉教授)、汐見稔幸(東京大学名誉教授)、荒牧美佐子(目白大学准教授)、小山朝子(和洋女子大学准教授)■企画・分析野﨑友花(ベネッセ教育総合研究所研究員)、高岡純子(ベネッセ教育総合研究所主席研究員)、森永純子(ベネッセ教育総合研究所主任研究員)、木村治生(ベネッセ教育総合研究所主席研究員)、加藤健太郎(ベネッセ教育総合研究所主席研究員)、岡部悟志(ベネッセ教育総合研究所主任研究員)

学習塾の先生アンケート調査 語彙力・読解力向上のためにご家庭で取り組んでほしいこと第1位は、「言葉の意味を調べる習慣」

 株式会社ウィザス(大阪市、生駒 富男 代表取締役社長)のグループ会社である株式会社SRJ(東京・中央区、堀川直人 代表取締役)は、全国の学習塾の先生に「国語、読解力」をテーマとしたアンケート調査を実施した。今回の調査では、334人の先生より回答を得ている。

レポート内では、教科書や実際の入試での文章量の変化に関することなども掲載している。

【調査概要】
・タイトル:全国学習塾先生アンケート
・調査期間:2023年9月〜11月
・有効回答数:334
・調査方法:インターネット調査(複数の学習塾講師向けメルマガでご案内)
・調査機関:株式会社SRJ


●80%以上の先生が生徒の語彙力や読解力が低下していると回答
「生徒の語彙力が低下していると感じますか」という質問では、とても低下している 28.7% 、低下している 61.1% 、低下していない 9.3%、 向上している 1.7%という結果になった。また、「読解力の低い生徒が増えていると感じますか」という質問に対し、とても増えている 31.7%、 増えている 50.3% 、変わらない 17.7% 、減っている 0.3%という結果となった。

● 73.7%の先生が教科書の内容量が増えていると回答
「教科書の内容量が増えていると感じますか」という質問に対し、とても増えている 15.0% 、増えている 58.7% 変わらない 23.4% 、減っている 3.0%という結果になった。実状は、学習指導要領の改訂などに伴い、わかりやすさや学びやすさが重視され、教科書の大判化やページ数増加が進んでいる。

● 93.3%の先生が大学入試の文字数が増えていると回答
また昨今文章量が多いと言われている大学入試についても、「大学入試で出題される問題で、読む分量は増えていると感じますか」という質問に対し、とても増えている 37.4%、増えている 55.9% 、変わらない 5.9% 、減っている 0.7%という結果になりました。※わからないと回答した64件は除く

● 共通テストは国語以外でも文字数が増加傾向
実際に多くの高校生が受験する「大学入試共通テスト」は、文章量が多い状況となっている。国語の文章量は、約24135文字となっている。文章量が多いのは国語に限ったことではなく、英語に関しては大学入試共通テスト開始以降毎年文章量が増えており、2024年度は、6292語。20年前の2004年度は、3064語だったころと比べると2倍に増えている。

 英語以外でも、特筆して増えているのが、数学IAです。2006年では1,479文字だったが、大学入学共通テストが開始された2021年には7,376文字。2024年度は、7525文字の結果になっている。2006年から徐々に文字数は増えており、15年で約5倍に増えている。
 近年の試験では、知識を問う問題だけでなく、知識を活用した思考力が求められる傾向にあり、場面設定や会話文が多く出題され全体の文字数が多くなっている。


● 語彙力や読解力を向上させるために家庭でしてほしいこと
 タイトルにも記載している「語彙力や読解力を向上させるために家庭でしてほしいこと」という質問では、複数の項目から選択式で回答を得た。
1位「言葉の意味を調べる習慣をつける 68.3%」、2位「日頃から読書をする 63.5% 」、3位「音読をする 53.3%」、4位「家庭内でも正しい文章で会話をする 42.5%」 、5位「 演習量を増やす 23.7% 」、その他 4.8%という結果になった。

 学習塾側でももちろん語彙力・読解力向上に向けた取り組みは、されているが、日常生活等で、わからない言葉があったら、意味を調べる習慣や動画だけでなく活字に触れる習慣や、単語のみでの会話ではなく、正しい文章で会話をするなど、意識して欲しいと感じる先生が多いことがわかった。

● 国語は長期的な学習が必要
「国語」は「英語」や「数学」に比べて学習の優先順位が低く、学習塾でも選択する生徒が少ないようだ。しかし、国語で学ぶ文章読解はすべての教科で必要となる。

 大学入試以外でも、中学入試・高校入試も文章量が多い現状でもあり、またここ1~2年で活用が進んでいる言語系生成AIの台頭で、これまで以上に文章量を読む機会も増えてきている。

高校生の「志願したい大学」を調査する『進学ブランド力調査 2024』高校生が進学先を検討する際の重視項目は?

 株式会社リクルート(東京・千代田区、北村 吉弘 代表取締役社長)が運営する、『リクルート進学総研』(小林 浩 所長)は、高校生の大学選びの動向を明らかにするため、2008年より進学ブランド力調査を実施している。2024年7月31日(水)には、高校生の「志願したい大学」を7エリアで発表したが、今回は同調査より、高校生が進学先を検討する際の重視項目についての調査結果がまとまった。

■高校3年生(4月時点)が進学先を検討する際の重視項目は、「学生生活が楽しめそう」が全体では1位
Q.進学する学校を選ぶとき、あなたが重視するのはどのようなことですか(複数選択)
・進学先検討時の重視項目 ※全体の降順

解説:学生生活を楽しむという前提の上で、高校生はその先に何を望むのか
『進学ブランド力調査』は、高校生が最終的に受験校を絞り込む前段階における「志願したい大学」を聞くことを目的としているため、高校3年生に進級した直後の4月に実施している。 2024年にリニューアルした『進学ブランド力調査 2024』では、「志願したい大学」の他、進学先を検討する際の重視項目に関しても高校生に聴取している。また今回の調査は、コロナが5類感染症へ移行した後初めての調査であり、授業や課外活動を含めキャンパスに通う頻度が増えてきた中だった。進学先を考える高校生にとっては、キャンパスで大学生活を送ることを想定した上での回答だったと推察される。
 全国的な傾向としては、「学生生活が楽しめそう」が43.3%と1位。大学卒業後の生活を意識した「就職に有利である」(42.2%)が続き、「自分が成長できそう」(37.2%)が3位でした。この結果から、大学卒業後のキャリアを見据えて在学中に自身がどれぐらい成長できるかなど、大学生活のその先を見通している高校生の志向が見えてきた。

『リクルート進学総研』所長 小林 浩

調査概要
■調査目的 高校3年生の大学に対する志願度、知名度、イメージを把握し、関係各位の参考にする。
■調査対象 全国の高校に通っている2025年3月卒業予定者(調査時 高校3年生)計19万9,990名
※令和5年度学校基本調査の「全日制・本科2年生生徒数(県別)」、「中等教育学校・後期課程2年生(県別)」を基に、リクルートが運営する『スタディサプリ』会員より調査対象とする数を抽出
■エリア区分 関東甲信越エリア(東京都、神奈川県、千葉県、埼玉県、茨城県、栃木県、群馬県、新潟県、山梨県、長野県の1都9県)東海北陸エリア(静岡県、愛知県、岐阜県、三重県、富山県、石川県、福井県の7県)関西エリア(大阪府、京都府、奈良県、和歌山県、兵庫県、滋賀県の2府4県)北海道エリア(北海道の1道)東北エリア(青森県、岩手県、宮城県、秋田県、山形県、福島県の6県)中四国エリア(鳥取県、島根県、岡山県、広島県、山口県、徳島県、香川県、愛媛県、高知県の9県) 九州沖縄エリア(福岡県、佐賀県、長崎県、熊本県、大分県、宮崎県、鹿児島県、沖縄県の8県)
■有効回答数 1万4,758名 回収率 7.4%
※令和5年度「学校基本調査」(文部科学省)の2年生(本調査の母集団:2025年3月卒業予定の高校3年生)から男女構成比を算し、エリア別男女構成比(7エリア×2性別)が母集団と一致するように全体を補正している。
■集計対象数 1万3,317名 ※分析対象は上記有効回答のうち大学進学希望者
■調査期間 関東甲信越、東北:2024年4月1日(月)~4月30日(火)23:59 その他地域:2024年4月2日(火)~4月30日(火)23:59
■調査方法:インターネット調査        
※2024年度からインターネット調査に変更、また選択肢を一部変更したため、時系列結果は掲載していない。

詳細は下記リンクよりPDFへ
https://www.recruit.co.jp/newsroom/pressrelease/assets/20240829_study_01.pdf

全国飲食店の開業・閉店動向 Review社発表

 全国の店舗データおよび法人データを収集・整備・提供しているデータプロバイダーの株式会社Review(リビュー)は7月17日、全国の飲食店に関する開業・閉店の1〜3月の調査結果を発表した。開業件数は1万2919件、閉店件数は1万248件となった。
 全国470か所の保健所からの開業情報をもとに、Review独自のクレンジングを行ったデータより算出した。

 開業が多かった地域TOP5は1位東京、2位大阪、3位愛知、4位神奈川、5位兵庫の順となった。一方、閉店が多かった地域TOP5は1位東京、2位大阪、3位神奈川、4位埼玉、5位兵庫となった。
 開業ランキング上位の都市は、経済の中心地であることに加え、インバウンド需要も重なり、市場として注目されている。
 一方で、閉店ランキングも同様に東京、大阪、神奈川、埼玉、兵庫が上位を占める。これらの都市では開業も多い一方で、激しい競争が繰り広げられており、生き残るためには常に革新と適応が求められる。
 興味深い点として、開店が閉店を上回った都道府県として福岡、沖縄、京都が挙げられる。これらの地域では、インバウンド需要が大幅に伸びているエリアとなった。逆に、閉店が開店を上回った都道府県として大阪、東京、埼玉が挙げられ、大都市特有の競争激化が起こっている現状だ。
 飲食店ジャンル別の開業・閉店の状況は、開業件数は1位カフェ・喫茶店、2位飲み屋・居酒屋、3位ラーメンとなった。閉店件数は1位飲み屋・居酒屋、2位ラーメン、3位カフェ・喫茶店となった。

べネッセコーポレーション 「生成AIの利用に関する調査」2024 生成AIを知っている小学生は23% 保護者は53% うち、利用に肯定的な保護者は66% 昨年より10ポイント増加

 株式会社ベネッセコーポレーション(岡山市、小林 仁 代表取締役社長)は、全国の小学3年生から小学6年生とその保護者1,032組に、ChatGPTなどの生成AIの認知、利用経験や今後の利用意向、利用する上で大事だと思うことなどについてアンケート調査を実施した。
 昨年7月に文部科学省より「初等中等教育における生成AIの利用に関する暫定的なガイドライン」が発表されてから1年、教育現場での生成AI活用に関する取り組みや検証が続いている。今年度の調査は、小学生とその保護者の生成AIの利用実態や意識について、昨年からどのような変化があったのかを調べることを目的に実施した。
 昨年の調査結果と比較すると、この1年間で、認知や利用率の変化はほぼ見られなかった。もっとも大きな変化は、「生成AI」がどのようなものかを知っている保護者のうち、66%が利用に肯定的で、昨年より10ポイント増加していた点だ。結果は以下のとおり。

■小学生の生成AIの認知(全体)
Q.お子さまは生成AI(ChatGPTなど)について知っていますか n=1,032
子どもの23%が生成AIを「知っている」 
「聞いたことはあるがどんなものかわからない」が35%
「知らない」は昨年の調査より9ポイントダウン 

■小学生の保護者の生成AIの認知(全体)
Q.あなたは生成AI(ChatGPTなど)について知っていますか n=1,032
保護者の53%が生成AIを「知っている」と回答

以降は、生成AIを「知っている」と回答した子ども233名と保護者542名に質問対象者を絞っている。

■小学生の生成AIの利用経験(認知層)
Q.お子さまは生成AIをどのくらい使っていますか n=233
生成AIを知っている子どもの約7割に利用経験あり
昨年とほぼ同割合で変化はあまり見られない

■子どもが生成AIを利用することに対する保護者の意見(認知層)
Q. お子さまの生成AIの利用についてどう思われますか。もっともお気持ちに合うものをお選びください。n=542
66%の保護者が利用に肯定的(「積極的に使ってほしい」 「少し使ってみてほしい」)で、昨年の調査より10ポイントアップ。否定的な意見(「あまり使ってほしくない」「まったく使ってほしくない」)は4.1%。

■子どもが生成AIを利用することに対する意見の理由(認知層)
Q. 前問のご回答の理由として、もっともお気持ちに合うものを選んでください。
「積極的に使ってほしい」「少し使ってみてほしい」理由n=358
「あまり使ってほしくない」「まったく使ってほしくない」理由n=129

 利用に肯定的な(「積極的に使ってほしい」「少し使ってみてほしい」)保護者の意見でもっとも多い理由は「新しい技術の活用力を養うよい機会になりそうだから」。否定的な意見(「あまり使ってほしくない」「まったく使ってほしくない」)の保護者の回答理由でもっとも多いのは「自分で考えなくなりそうだから」。
生成AIを「知っている」と回答した保護者542名のうち、前問にて今後の生成AIの利用に肯定的な回答をした保護者と、否定的な回答をした保護者のそれぞれに理由を聞いた。
  

■子ども自身の生成AIの利用意向(認知層)
Q. 生成AIを今後どのくらい使ってみたいですか。もっともお気持ちに合うものをえらんでください。 n=233
 約9割の子どもが利用に肯定的(「たくさん使いたい」「少し使ってみたい」)。否定的な意見(「あまり使いたくない」「まったく使いたくない」)は約1割。

■生成AIの利用希望
Q.どのような時に生成AIを使いたいですか n=205(子)/ お子さまに生成AIをどのような時に使ってほしいですか n=358(保護者)
 生成AIの利用希望としてもっとも多いのは、親子ともに「好きなことについて調べる時」
 生成AIを「知っている」と回答した子ども233名と保護者542名のうち、前問で今後の生成AI利用に肯定的な意見を持つ子どもと保護者に質問対象者を絞っている。

■生成AIを使う時に大事だと思うこと
Q.生成AIを使う時に、次のことはどのくらい大事だと思いますか。n=233(子)n=542(保護者)
 選択肢:とても大事/まあ大事/あまり大事ではない/まったく大事ではない/わからない ※グラフは「とても大事だと思う」「まあ大事だと思う」の合計
 どの項目も親子で同程度。中でも「個人情報は入力しない」ことを大事だと思うスコアがもっとも高い。

 調査対象:小学3年生~6年生とその保護者1,032組
 調査期間:2024年6月24日~26日
 調査方法:インターネットでのアンケート調査
 調査項目:生成AIの認知、利用経験や今後の利用意向、利用する上で大事だと思うことなど

部活動の現状と保護者の不安 明光ネットワークジャパン調査

 明光義塾を運営する明光ネットワークジャパンは7月11日、「部活動に所属する子どものサポート実態調査」の結果を公表した。6月18日〜20日にかけて中学1年生〜高校3年生までの部活動に所属する子どもを持つ保護者950名を対象に実施された。

 調査結果によると、子どもが部活動を引退後に受験勉強に切り替えることに対して、55・7%の保護者が「不安を感じる」と回答した。また、約4割の保護者が部活動費用を高額と感じており、約3割の家庭では経済的な理由が部活動選びに影響していると答えた。
部活動のメリットについては、保護者の50・6%が「人間関係を学べる」と回答し、「チームワークを学べる」「友だち作り」がそれに続いた。しかし、約3割の保護者が子どもは学業と部活動を両立できていないと感じており、両立できていると答えた保護者に対しては、「健康管理」を最も多く取り組んでいると回答した(29・2%)。
 さらに、部活動の地域移行については、52・0%の保護者が「賛成」と回答した。一方で、地域移行に対する不安としては、「指導者の人間性」(35・3%)が最も多く、「練習場所へのアクセス」や「経済的な負担」が続いた。

2024年版 小学6年生の「将来就きたい職業」 1位「スポーツ選手」、2位「医師」、3位「教員」

 株式会社クラレ(東京・千代田区、川原 仁 社長)は、今春小学校を卒業した子どもを対象に、「将来就きたい職業」のアンケート調査を実施した。
 1位は今年も「スポーツ選手」、2位は「医師」、3位は「教員」となりました。「スポーツ選手」は、男の子に圧倒的な人気で、競技内訳ではサッカー、バスケットボールの伸びが目立った。「医師」は2年連続でポイントを伸ばし、過去最高の2位となった。6位「薬剤師」、10位「医療関係」もトップ10入りしており、今年は男女ともに医療職の人気が上昇した。

【調査概要】
[調査対象]  2024年3月に小学校を卒業した子ども
[調査方法]  使い終わったランドセルをアフガニスタンの子どもに贈る当社の国際社会貢献活動「ランドセルは海を越えて」キャンペーンにご協力いただいた方にアンケートを実施(2024年1月中旬~3月中旬)
[有効回答]  男の子: 314名/女の子: 343名

男の子の「将来就きたい職業」

1位は「スポーツ選手」で変わらず、バスケ人気上昇
 「スポーツ選手」が2位に10ポイント以上差をつけてトップとなった。内訳を見ると、野球が1位をキープ、サッカーとバスケットボールは人気を伸ばした。特に、バスケは昨年からポイントが約3倍に。世界大会出場を決めた日本代表の活躍や国内リーグの盛り上がりで、バスケ選手に憧れる子どもが増えているようだ。

「IT関係」がトップ3に、プログラミング教育が浸透
 「IT関係」が2年連続でポイントを伸ばして3位となった。内訳を見ると、約8割がプログラマーを志望。小学校におけるプログラミング教育の浸透や、子どもを対象とするプログラミング教室の増加などにより、職業の選択肢としてITがより身近なものになっているようだ。

人の命を守りたい、「医師」などの医療職が順位上げる
 「医師」が4位となった。一時大きく順位を落とした年もあったが、コロナ禍でその仕事の大切さや意義が見直され、2022年を境に右肩上がりで上昇している。同じ医療職では、「薬剤師」が大きく順位を上げて11位に。人の命を守ることを通じて誰かの役に立ちたいという、子どもらしい純真な思いがうかがえた。
 そのほか、命を守るという視点では、昨年20位以下となっていた「消防・レスキュー隊」が13位(1.3%→1.9%)に入った。

女の子の「将来就きたい職業」

「漫画家・イラストレーター」が3年連続トップ
 3年連続で「漫画家・イラストレーター」が1位となった。内訳を見ると、イラストレーターが昨年からさらに増加(73.0%→88.9%)。ゲームやアニメなど多彩なコンテンツでイラストレーターの活躍が目立つ中、「将来は自分も」と夢見る子どもが増えているようだ。

トップ10のうち医療職が4割を占める
 男の子と同様、女の子も医療職が人気だ。2位「医師」、4位「看護師」、7位「医療関係」、10位「薬剤師」がいずれも昨年から順位・ポイントを伸ばし、トップ10のうち医療職が4割を占めた。

髪型・髪色も個性の時代、「美容師」が6位に順位上げる
 2年連続でポイントを伸ばした「美容師」が6位に順位を上げた。多様性が尊重される時代になり、さまざまな髪型・髪色で自己表現をする人を目にする中、カットやカラーリングなどを駆使して、一人ひとりにぴったりのヘアスタイルを作り上げる美容師に注目する子どもが増えているようだ。

保護者の約半数(48.4%)が夏休み期間中、子どもにストレスを感じている 明光義塾調べ「中学生の夏休みの過ごし方に関する実態調査」

 個別指導の学習塾「明光義塾」を全国展開する株式会社明光ネットワークジャパン(東京・新宿区、山下 一仁 代表取締役社長)は、中学生の子どもを持つ全国の保護者1,000名を対象に、「中学生の夏休みの過ごし方に関する実態調査」を実施した。

「中学生の夏休みの過ごし方に関する実態調査」結果概要

結果概要 ①
・保護者の約半数が夏休み期間中、子どもにストレスを感じている
・夏休みの子どもに対するストレスの原因、最多回答は「長時間のスマホ・ゲームの使用」
結果概要 ②
・中学生の夏休みの予定、第1位「部活・クラブ活動」、第2位「家族旅行」
・夏休みに保護者が子どもに望むこと、最多回答は「規則正しい生活リズムを守ること」
・夏休みの宿題に生成AI使用はOK? 中学生保護者の4割以上は否定的
結果概要 ③
・中学生の半数以上が計画通りに夏休みを過ごせていない/計画を立てていない
・保護者の6割以上が子どもは夏休みを有意義に過ごしていると回答
・夏休みを有意義に過ごせなかった理由、最多回答は「計画性がなかった(38.4%)」


【Topics】あなたは夏休みの期間中、お子さまに対してストレスを感じることはありますか?(n=1,000、単一回答方式)

 保護者の約半数が夏休み期間中、子どもにストレスを感じている
 中学生の子どもを持つ全国の保護者1,000名を対象に、夏休み期間中、子どもに対してストレスを感じることがあるか質問したところ、48.4%が「ストレスを感じる」(ストレスを感じる:15.2%、どちらかというとストレスを感じる:33.2%)と回答した。


Q1 あなたは何に対してストレスを感じていますか?(n=484、複数回答方式)

 夏休みの子どもに対するストレスの原因、最多回答は「長時間のスマホ・ゲームの使用」
 また、夏休み期間中、子どもにストレスを感じていると回答した保護者484名を対象に、ストレスを感じる原因について質問をしたところ、最多回答は「長時間のスマホ・ゲームの使用(46.7%)」、次に「生活リズムの乱れ(44.8%)」、「食事の準備や片付け(44.0%)」と続いた。


Q2 お子さまの今年の夏休みの予定についてお答えください。(n=1,000、複数回答方式)

 中学生の夏休みの予定、第1位「部活・クラブ活動」、第2位「家族旅行」、第3位「塾の夏期講習」
 子どもの夏休みの予定について質問したところ、最多回答は「部活・クラブ活動(41.2%)」、次に「家族旅行(32.7%)」、「塾の夏期講習(25.0%)」と続いた。


Q3 今年の夏休みお子さまに生活面で望むことは何ですか?(n=1,000、複数回答方式)

 夏休みに保護者が子どもに望むこと、最多回答は「規則正しい生活リズムを守ること」
 夏休みの期間中、生活面で子どもに望むことについて質問したところ、最多回答は「規則正しい生活リズムを守ること(56.4%)」、次に「計画を立て過ごすこと(45.2%)」、「スマホやTVゲームの使用時間を控えること(36.4%)」と続いた。


Q4 夏休みの宿題や課題に生成AIを使用することについてどのように思いますか?(n=1,000、単一回答方式)

 夏休みの宿題に生成AI使用はOK? 中学生保護者の4割以上は否定的
 子どもが夏休みの宿題や課題に生成AIを使用することについてどのように思うか質問したところ、30.2%が「使用するべきだと思う(使用するべきだと思う:7.7%、どちらかというと使用するべきだと思う:22.5%)」、41.0%が「使用を控えるべきだと思う」(使用を控えるべきだと思う:21.6%、どちらかというと使用を控えるべきだと思う:19.4%)と回答した。また、28.8%が「わからない」と回答した。


Q5 あなたのお子さまの夏休みの過ごし方としてあてはまるものをお選びください。(n=1,000、単一回答方式)

 中学生の半数以上が計画通りに夏休みを過ごせていない/計画を立てていない
 次に、昨年の夏休みの過ごし方について、子どもが計画通りに過ごしたか質問したところ、38.1%が「計画通りに過ごしている」(計画通りに過ごしている:7.5%、どちらかというと計画通りに過ごしている:30.6%)と回答しました。一方で、37.2%が「計画通りに過ごしていない」(計画通りに過ごしていない:14.6%、どちらかというと計画通りに過ごしていない:22.6%)、17.8%が「計画を立てていない」と回答、合わせると中学生の半数以上が計画通りに夏休みを過ごせていないか、計画を立てていないことがわかった。


Q6 あなたから見てお子さまは昨年の夏休みを有意義に過ごしたと思いますか?(n=1,000、単一回答方式)

 保護者の6割以上が子どもは夏休みを有意義に過ごしていると回答
 昨年の夏休みの過ごし方について、子どもは有意義に過ごしたと思うか質問したところ、62.5%が「有意義に過ごしたと思う」(有意義に過ごしたと思う:17.9%、どちらかというと有意義に過ごしたと思う:44.6%)、26.3%が「有意義に過ごしていないと思う」(有意義に過ごしていないと思う:10.2%、どちらかとういうと有意義に過ごしていないと思う:16.1%)と回答した。


Q7 あなたから見て有意義でなかったと思う理由をお答えください。(n=263、複数回答方式)

 夏休みを有意義に過ごせなかった理由、最多回答は「計画性がなかった」
 昨年の夏休み、子どもは有意義に過ごしていないと回答した保護者263名を対象に、子どもの夏休みが有意義でなかった理由について質問したところ、最多回答は「計画性がなかった(38.4%)」、次に「生活リズムが乱れていた(36.5%)」、「日々、長時間スマホをしていた(36.5%)」が並んだ。


<調査概要>
有効回答数 中学生の子どもを持つ全国の保護者1,000名
調査期間  2024年6月3日~2024年6月8日
調査方法  インターネットリサーチ調べ

半数以上の家庭で「お父さん」が子どもの自主学習をサポート 森塾調べ

 株式会社スプリックス(東京・渋谷区、常石 博之 代表取締役社長)が展開する、個別指導塾『森塾』は、子どもの自主学習におけるアンケート調査を実施した。
 今回の調査では、半数以上の家庭で父親が子どもの学習をサポートしていることや、家族からは、「わからない問題や課題があったときの相談・アドバイスをしてもらっている」と回答したのが6割以上と最も多いことが明らかとなった。一方で、家族以外からのサポートを求めている人も7割以上いることが判明し、不安を抱きながら自主学習を行っている層も一定数いることがわかった。

【調査概要】
調査対象:全国の中高生624名(有効回答数)
調査手法:インターネット調査
調査内容:【父の日】に向けた子どもの自主学習状況調査
実施期間:2024年5月17日~5月20日

Topic1. 半数以上の家庭で「お父さん」が子どもの勉強をサポートしていることが判明。一方で、7割以上がお母さんに手伝ってもらっていると回答し、自主学習においてはお母さんがサポートしている割合が最多という結果に。
 全国の中高生624名を対象に、普段の自主学習状況におけるアンケート調査を実施したところ、半数以上の家庭において父親が子どもの勉強をサポートしていることがわかった。また、普段勉強を手伝ってくれる家族として75.2%が母親と回答し、自主学習においては母親がサポートしている割合が最も多いという結果となった。

Topic2.  4割以上が週に1回以上、家族から勉強のサポートをしてもらっていることが判明。一方で、約5人に1人は年に数回と回答するなど、家庭間での差も明らかに。
 全体の43.8%※1が週に1回以上は家族から勉強のサポートを受けていることが明らかとなった。一方で、全体の17.8%、約5人に1人は年に数回と回答するほか、7.5%は長期休みなどの期間限定のみであることなど、各家庭間において差があることも判明した。※1「毎日」「週に3回~5回」「週に1回~2回」と回答した人の合計で算出

Topic3.  家族からの具体的なサポート第1位は「わからない問題や課題があったときの相談・アドバイス」自主学習におけるつまずきを解消すべく、家族に相談している人が多いことが判明。
 家族からのサポート内容を調査した結果、「わからない問題や課題があったときの相談・アドバイス」と答えた人が60.1%と最も多い結果となり、次いで「勉強の進捗チェックとアドバイス」が29.5%、「勉強のモチベーションサポート」が26.0%となった。傾向として、つまずいた時にスムーズに学習を進められるよう、家族からのサポートを求めている人が多いことが推察できる。一方で、学習計画やコツ、参考書の選び方など勉学におけるポイントをアドバイスされている人は比較的少なく、家族からのサポート内容については偏りがあることも伺えた。

Topic4. 7割以上が、家族以外からの勉強のサポートも必要であると回答。定期テストや試験の対策、勉強のコツや学習計画の立て方、モチベーションの維持など。自分や家族だけでは解決できない課題に対してサポートを求める傾向に。
 全体の70.1%が家族以外からの勉強のサポートが必要だと回答しました。具体的にどのようなサポートが必要か調査したところ、「わからない問題や課題があったときの相談・アドバイス」が53.8%と、家族からの具体的なサポート内容と同様に最多の結果となった。一方で、「定期テストや試験の対策」が49.1%、「モチベーションサポート」が41.2%、「勉強のコツや学習計画の立て方へのアドバイス」が39.8%と上位を占め、自分や家族のサポートだけでは解決できない困りごとがある場合に手助けを求める子どもが多いことがわかった。各地域、学校ごとの傾向を捉えた試験対策や、個々人の学習進捗、理解度に合わせた勉強のコツ、学習計画の立案などについては、これまでの傾向を抑えるほか、効果的にデータを活用する必要があるなど、家族のサポートだけで解決するにはどうしてもハードルが高くなってしまう。このように、家族以外へ求めるサポートとしては、勉強する上での効率性や、自分にあう勉強方法のアドバイスなどを求めている中高生が多いことが伺えた。

スナック菓子を週1回以上食べる人は5割強

 マイボイスコム株式会社(東京・千代田区、高井 和久 代表取締役社長)は、7回目となる『スナック菓子』に関するインターネット調査を2024年5月1日~7日に実施した。
 スナック菓子を食べる頻度や選定時の重視点、購入場所などについて調査し、結果を発表した。

【調査対象】MyVoiceのアンケートモニター
【調査方法】インターネット調査
【調査時期】2024年5月1日~5月7日 【回答者数】9,454名
【調査結果詳細】 https://myel.myvoice.jp/products/detail.php?product_id=31003
 
1.スナック菓子を食べる頻度

スナック菓子を食べる人は約86%。週1回以上食べる人は5割強となった。

2.スナック菓子の好きな味

 スナック菓子を食べる人が好きな味は(複数回答)、「うす塩」が55.5%、「塩」が45.6%、「コンソメ」「チーズ」「のり塩」「ガーリック」が各30%台。過去調査と比べて、「塩」「コンソメ」が増加している。「サラダ」「サワークリーム&オニオン」「チーズ」は、女性で比率が高くなっている。

3.スナック菓子選定時の重視点

 スナック菓子を食べる人の、選定時の重視点は(複数回答)、「価格」が50.9%、「塩味・チーズ味などの味の種類」が43.4%、「食感」が39.9%。「濃厚、味が濃い」は若年層、「原材料」「油っぽくない」「塩分控えめ」は男性70代や女性60~70代で高くなっている。
 
4.スナック菓子の購入場所

 スナック菓子を食べる人の購入場所は(複数回答)、「スーパー」が87.3%、「ドラッグストア」「コンビニエンスストア」が各3割強となった。
「コンビニエンスストア」は若年層、「ドラッグストア」は女性30~50代で高くなっている。九州では「ディスカウントストア」、北陸・四国では「ドラッグストア」の比率が高くなっている。
 
5.スナック菓子購入頻度の変化

 スナック菓子を食べる人に、3年前と比べて購入頻度が変化したかを聞いた。頻度が増えた人は、「増えた」「やや増えた」を合わせて2割弱。10・20代でやや高くなっている。頻度が減った人(「減った」「やや減った」の合計)は2割強、女性60~70代でやや高くなっている。「変わらない」は60.0%となった。


■調査結果詳細

<今 回>(2024/5)https://myel.myvoice.jp/products/detail.php?product_id=31003
<第6回>(2022/5)https://myel.myvoice.jp/products/detail.php?product_id=28603
<第5回>(2020/2)https://myel.myvoice.jp/products/detail.php?product_id=25902