Category: 塾ニュース|大学

洗足学園音楽大学にてソニー・ミュージックレーベルズによる松谷卓コンサートを開催決定

 洗足学園音楽大学(神奈川・川崎市、前田 雄二郎 学長)は、株式会社ソニー・ミュージックレーベルズ(東京・千代田区、辻野 学 代表取締役執行役員社長)と連携し、作・編曲家、ピアニストである松谷卓(Suguru Matsutani)と「松谷卓洗足学園コンサート」を開催する。

<松谷卓洗足学園コンサート概要>

日程:2024年4月20日(土)

時間:14:00開場 15:00開演

場所:洗足学園音楽大学 前田ホール(神奈川県川崎市高津区久本2-3-1)


 今回のコンサートは、2024年2月21日(水)発売の松谷卓が手がけるフジテレビ月9『「君が心をくれたから」オリジナル・サウンドトラック』のリリースを記念したイベントとなる。
 ソニー・ミュージックレーベルズより、同アルバムを購入した方の中から抽選で150組300名様を2024年4月20日(土)に行われる「松谷卓洗足学園コンサート」に招待する。CDを購入、もしくはアルバムをダウンロードした方が対象となる。

<対象商品>

タイトル:フジテレビ月9ドラマ『「君が心をくれたから」オリジナル・サウンドトラック』

発売日:2024年2月21日(水)

形態:CD+ダウンロード ※CDは通常盤のみ(ESCL-5919)

収録曲数:全26曲

CD価格:\2,500(税抜)/ \2,750(税込)

主要CD SHOP、ECにて予約受付中

近畿大学通信教育部が「司書学び直しプログラム」を実施 ICT化の進む図書館で即戦力となる人材の育成を目指す

 近畿⼤学通信教育部(⼤阪府東⼤阪市)は、昨年に続き、令和6 年(2024 年)4 ⽉13 ⽇(⼟)から株式会社紀伊國屋書店(東京都⽬⿊区)、丸善雄松堂株式会社(東京都港区)と共同で、「司書学び直しプログラム」を実施する。司書資格取得後ブランクのある⽅や、図書館などの現場から離れて時間が経つ⽅を対象に開講し、ICT 化の進んだ図書館で即戦⼒として活躍できる⼈材の育成を⽬指す。

 このプログラムは、⽬録作成やレファレンスサービスの確認、著作権の取り扱い、データベース検索など、ICT 化が進んだ現代の図書館において、即戦⼒として活躍できる⼈材の育成を⽬的に、令和5 年(2023 年)4 ⽉に初めて開講し、4 ⼈が受講した。
 講師が作成した教材をベースにZoom を活⽤したオンライン講義を展開し、各講義の終了後には確認テストを実施することで習熟度を測る。また、オンライン学習だけでなく、東⼤阪キャンパスにある近畿⼤学中央図書館において、コンピュータ⽬録やデータベースの検索実習、図書館ツアー、レファレンスインタビューのロールプレイ実践など、対⾯での学習も予定しており、修了者には、履修証明書を発⾏する。オンラインと対⾯の2 種類の講義を融合することで、ICT化が進む現代の図書館について、より深い知識を持った⼈材を育成する。

プログラム概要
プログラム名︓「司書学び直しプログラム」
開講期間︓令和6 年(2024 年)4 ⽉13 ⽇(⼟)〜9 ⽉7 ⽇(⼟)(全17 回)
受講⽅法︓オンライン(Zoom)※後⽇約1 週間のアーカイブ配信を予定
※6 ⽉29 ⽇(⼟)、7 ⽉6 ⽇(⼟)、8 ⽉31 ⽇(⼟)、9 ⽉7 ⽇(⼟)
は、近畿⼤学東⼤阪キャンパスにて対⾯講義
時間︓<オンライン>13︓00〜16︓30/<対⾯>10︓00〜17︓00
内容︓「図書館概論」「情報資源組織論」「情報資源組織演習」「情報サービス論」「情報サービス演習」の5 科⽬をベースにプログラムを構成し、Zoom を活⽤したオンライン講義を中⼼に展開する。受講期間内は、東⼤阪キャンパスにある近畿⼤学中央図書館やアカデミックシアターなどの学内施設を利⽤できる。所定の学習が修了した時点で、履修証明書(履歴書に記載可能)を発⾏する。
受講料︓50,000 円(教材費、学内施設利⽤料含む)
募集⼈数︓25 名程度
申込資格︓次のいずれの条件にも該当する⽅
① 図書館司書資格を保有している⽅
② プログラム修了後、図書館での早期就労を希望している⽅

申込方法
以下のフォームより必要書類を添付して申し込み
https://forms.gle/BmyUkFasAc5Zzswg9
必要書類︓次のいずれかを提出(司書資格修了証書/司書資格証明書/成績証明書および⼤学または短期⼤学の卒業証明書)
申込期間︓令和6年(2024 年)2 ⽉1 ⽇(⽊)〜3 ⽉17 ⽇(⽇)


お問合せ︓近畿⼤学通信教育部
TEL︓06-6722-3265 E-mail︓tsushin@kindai.ac.jp
株式会社紀伊國屋書店
紀伊國屋書店ライブラリーサービス営業本部LS 業務⽀援センター
TEL︓03-6910-0563
丸善雄松堂株式会社
アカデミック・プロセス・ソリューション事業部関⻄センター
E-mail︓ml-mycc@maruzen.co.jp

東京工芸大学 令和6年能登半島地震の被災者に対する入学試験検定料の特別措置を決定

 東京工芸大学(神奈川県厚木市・東京都中野区、吉野 弘章 学長)は、令和6年能登半島地震により被災された方々への支援として、入学試験の検定料に関する特別措置を1月9日(火)に決定した。この措置は、被災者の教育機会の確保と、被災地域の復興支援の一環として行われる。

 東京工芸大学は、被災された志願者を支援するため、特別措置を実施することを決定した。この措置は、対象となる方に納入された受験料を返還するもの。詳細は以下のとおり。

1.対象地域

令和6年能登半島地震により災害救助法の適用を受けた地域

2.対象者

本学が指定する災害で被災した志願者のうち、以下のいずれかに該当する方

(1)被災により主たる家計支持者が死亡した方

(2)主たる家計支持者が居住する家屋が、全壊、大規模半壊、半壊(床上浸水含む)」となった

方(ただし、借家・賃貸マンション等は対象外)

3.対象入学選抜

以下の2024年度入学試験

①全学統一選抜

②芸術学部一般選抜Ⅰ期(A方式・B方式・C方式)

③芸術学部一般選抜Ⅱ期(A方式・B方式・C方式)

④芸術学部留学生選抜Ⅱ期

⑤大学院芸術学研究科(博士前期課程・博士後期課程)一般入試Ⅱ期

⑥工学部一般選抜Ⅰ期

⑦工学部一般選抜Ⅱ期

⑧工学部一般選抜Ⅲ期

⑨工学部共通テスト利用選抜Ⅰ期

⑩工学部共通テスト利用選抜Ⅱ期

⑪工学部共通テスト利用選抜Ⅲ期(A日程・B日程)

⑫工学部留学生選抜Ⅲ期(A日程・B日程)

⑬大学院工学研究科(博士前期課程・博士後期課程)一般入試Ⅱ期・社会人入試

4.提出書類

①入学検定料返還申請書

②罹災証明書の原本または死亡証明書(写し可)

5.申請方法

通常の出願手続き(インターネット出願)により、一旦、入学検定料を納入。その後、学生募集要項に定める出願書類と一緒に、上記4の提出書類を同封し、出願期間内に郵送する。

※上記4の提出書類が間に合わない場合は、提出時期について電話にて入試課宛に要連絡。

6.返還方法

審査の結果、返還が決定した申請者には、申請書に記入された銀行口座に入学検定料を返還する。2024年3月末までの振込を予定しているが、前後する場合があるので予めご承知おきください。

7.問い合わせ先

・工学部入試選抜(工学研究科含む)及び全学統一選抜は、工学部入試課(厚木キャンパス入試課)

電話:0120-125-246

・芸術学部入試選抜(芸術学研究科含む)は、芸術学部入試課(中野キャンパス入試課)

電話0120-466-233

■東京工芸大学工学部及び芸術学部受験生サイト

 【工学部受験生サイトURL】 https://www.t-kougei.ac.jp/admission/engineering/

 【芸術学部受験生サイトURL】 https://www.t-kougei.ac.jp/admission/arts/

福岡工業大学 台湾明新科技大学と連携に関する覚書を締結 九州の半導体人材を「本場」で育てる国際教育プログラム充実へ

 半導体受託生産最大手の台湾積体電路製造(TSMC)が来年、熊本県菊陽町で新工場を開所するなど、九州では半導体産業が盛り上がり、大きな経済効果が見込まれている。こうした中、福岡工業大学は台湾で初の「半導体学部」を持つ、世界最先端クラスの半導体人材の教育機関、明新科技大学と連携に向けた覚書を締結した。

 九州では来年、TSMCの第一工場が本格稼働、第二工場の建設も予定されている。こうした中で特に今後の需要増を受けた半導体産業にかかわる人材の不足が予測されていて、人材の育成は九州の大学にとって重要な課題になっている。福岡工業大学は今後、明新科技大学との間で学生・教員の人材交流を進めながら、半導体技術を本場で学ぶグローバル人材を育て、九州の半導体産業の中核となるべき人材を育てていく。

 台湾明新科技大学は台湾北部にあり、多くの半導体のトップ企業が入居する台湾のシリコンバレー、「新竹サイエンスパーク」近くにあり、2021年に台湾初の「半導体学部」を設立。同大は特に半導体の製造工程で「後工程」と呼ばれる組み立てや試験・検査に特化した人材を育てており、学内には台湾政府や企業から支援を受けて、実際に企業が使用するものと同じ最先端の半導体製造ラインも備えている。また、半導体製造にかかわるエンジニアのライセンスである「半導体検測工程鑑定士」の試験を台湾政府や企業とともに実施するなど本格的に半導体に特化した人材育成を行っている。連携する世界的な半導体メーカー「Powertech Technology Inc.」では従業員の10%(管理職の5%)が明新科技大学の卒業生であることなど、企業とのコネクションも非常に強い大学だ。

■加熱する半導体業界の「人材獲得」競争
 TSMCをはじめ、世界的な半導体メーカーや関連産業が相次いで九州に設備投資を進める中、特に課題となっているのが人材の獲得だ。半導体や関連産業に関わる人材育成などを目指す産官学組織「九州半導体人材育成等コンソーシアム」によると、九州の半導体産業における人材不足は、※今後10年間で毎年1,000人程度になると見込まれ、特に生産技術職にかかわる人員は不足感が大きくなると予想されている。福工大は今後明新科技大学との間で交換留学などの制度を作っていき、半導体の本場で学んだ技術を九州の生産現場で生かすことができる中核人材を育てていく。
https://www.kyushu.meti.go.jp/seisaku/jyoho/oshirase/230727_1.html


 日本に進出する台湾の半導体メーカーおよび関連企業においても、人材確保は重要な課題になっている。特に、台湾の大学で学んだ学生は国内での就職を望む傾向が強く、日本で活躍する人材の不足感は台湾メーカーでより強くなっている。このため、メーカーからのニーズを受けて、明新科技大学でも日本からの留学生を同大学で受け入れて育てる必要性が高まっており、現在日本からの留学生を受け入れる新たなプログラムを検討中である。同大の教育制度を利用している日本の大学は現時点ではまだなく、福岡工業大学は今後同校と協議を進めながら台湾企業でのインターンシップなどを含む新しい教育カリキュラムの構築などを進めていきたい考えだ。

覚書のポイント
福岡工業大学と明新科技大学は、相互の文化・教育・技術交流を促進するため、
・学生や教職員および研究者などの相互交流を進めること
・両校の研究者の共同研究への参加、コラボレーションを進めること
・両校が関心を寄せる項目についての情報交換や関連する出版物の発行を進めること ・・・などを明記

 今後両校の間で学生の交換留学プログラムや学科ごとに協力した単位交換制度などについて検討・整備を進めていき、具体的な内容についての書面をまとめていく予定。

順天堂大学 国立研究開発法人科学技術振興機構(JST)「2023年度 大学発新産業創出基金事業プロジェクト推進型 起業実証支援」の採択決定

 順天堂大学(新井 一 学長)は、事業プロモーターBeyond Next Ventures株式会社と共同で、国立研究開発法人科学技術振興機構(JST)が公募した「2023年度 大学発新産業創出基金事業プロジェクト推進型 起業実証支援」に申請し、採択さた。

「大学発新産業創出基金事業プロジェクト推進型 起業実証支援」

採択の概要
プロジェクト名:革新的細胞運命変換技術による人工膵島の開発と1型糖尿病根治治療法の実用化
研 究 代 表 者 :順天堂大学大学院医学研究科 難病の診断と治療研究センター 特任教授 松本 征仁
 
■プロジェクトのポイント
 再現性の高いダイレクトリプログラミング技術の開発(次世代型の細胞運命変換療法)。超高効率で安全性が高く、体細胞から機能的インスリン産生細胞を作出。全ての1型糖尿病患者に対する新規治療法を実現するスタートアップ設立を目指す。
 
■内容と今後の展開
 細胞の運命を変換するダイレクトリプログラミング技術は、多能性幹細胞を介さずに体細胞から目的とする細胞への誘導を可能にする。試験管内および生体内でダイレクトリプログラミングを可能にする技術は、次世代型の再生医療技術として注目を集めている。細胞運命の変換技術はこれまでの治療とは異なり、不要な細胞を除去する、もしくは必要な細胞を補充するだけでなく、不要な細胞を必要な細胞に変換することが可能になるため、これまで治療や治癒ができないと考えられてきた難治性疾患に対しても高い有効性を示すことが期待されている。さらに他家移植のみならず、患者由来の体細胞を目的とする膵β細胞へ分化転換させることが可能となるため、より安全で多くの患者を救済し得る革新的な技術として大きな期待が寄せられている。

 順天堂大学では、この細胞運命の変換技術を用いて超高効率に膵β細胞を創り出し、ヒト体細胞を用いた有効性と品質の開発・検証を実施する。難治性疾患診断治療学/難病の診断と治療研究センター 松本征仁 特任教授らが見出したK因子は体細胞Aから体細胞Bへと垣根を越えて細胞の運命を超高効率に変換させることが明らかとなっている。将来、臨床試験には多くの労力と費用が必要となるため、本製品の開発が順調に進んだ暁には、多くの1型糖尿病患者に届けられる細胞運命変換技術を基軸とするベストインクラス(当該分野の最適)の革新的な創薬、そしてスタートアップ設立によるグローバルな展開に挑戦し、再生医療分野のゲームチェンジャーとして患者に新たな治療選択肢を提供することを目指す。

〈参考〉
<科学技術振興機構(JST) HP 大学発新産業創出基金事業プロジェクト推進型 起業実証支援>
https://www.jst.go.jp/pr/info/info1653/pdf/info1653.pdf

京都芸術大学 空間演出デザイン学科と叡山電鉄のコラボレーション

 学校法人瓜生山学園 京都芸術大学(京都市・左京区、吉川左紀子 学長)は、空間演出デザイン学科ファッションデザインコースの学生が作った21のブランドのファッションショーを、叡山電鉄株式会社とコラボレーションし、走行する電車内と八瀬比叡山口駅にて開催する。
 京都芸術大学空間演出デザイン学科ファッションデザインコースの3年生は授業でサスティナビリティをテーマにブランド制作に取り組んできた。捨てられてしまうものを新しく作り変えたり、伝統工芸品を身近に感じることが出来るようにデザインしている。

  • 開催概要 KUA Collection 2023 「⇨arrow」

日時 2024年1月13日(土)14:00~16:00

会場 ・叡山電鉄走行中の電車内(出町柳駅~八瀬比叡山口駅間)

    ※電車内のファッションショーは定員に達しました

   ・八瀬比叡山口駅

    八瀬比叡山口駅での鑑賞は事前予約不要、入場無料
インスタグラムアカウント https://www.instagram.com/kua_fashionshow

千葉大学環境エネルギーマネジメント実務士」を19年間で729名輩出 2023年度は学生59名に資格を認定

 千葉大学西千葉キャンパスで、12月20日に今年度の「千葉大学環境エネルギーマネジメント実務士」の資格認定証授与式が行われ、大学の環境マネジメントシステムの運用に貢献した「環境ISO学生委員会」の3年生59名に認定証が授与された。

 千葉大学は2004年度にISO14001を取得、2013年度にISO50001を取得(2019年に50001のみ自己宣言化)し、環境・エネルギーマネジメントシステム(以下EMS)の構築と運用を「学生の実務教育の機会」と捉え、教職員の指導・サポートを得ながら学生主体で行っている。千葉大学は、この学生の活動を「環境マネジメントシステム実習」という授業の単位としているのが大きな特徴。

 1年次に、EMSの理解や仕事の進め方、内部監査などのノウハウの習得を行うとともに、環境ISO学生委員会の環境活動に参加する。
 2年次はリーダーとなって10~30人程度の班員を牽引して、様々な活動・業務を行うほか、EMSの根幹に関わる「基礎研修講師」「内部監査員」「外部審査の議事録作成」などの実務を担当する。
 3年次では、2年間で培った知識や経験を、外部の団体や自治体、企業のEMS関連部署などで発揮する5日間のインターン科目(希望者のみ)になっている。 そして、インターン科目とは別に、3年次まで学生委員として大学のEMSに貢献した学生は、3年生の12月に「千葉大学環境エネルギーマネジメント実務士」という学内資格を与えられる資格認定制度がある。
この資格を取得した学生は2005年度から2023年度までの19年間で729名となった。

2023年度「千葉大学環境エネルギーマネジメント実務士」資格の認定式
日時:2023年12月20日(水)13:00~14:00
場所:西千葉キャンパス 自然科学系総合研究棟1

龍谷大学経済学部の入学前教育で、AI教材「atama+」の活用開始

 atama plus株式会社(東京・港区、稲田 大輔 代表取締役CEO)は、2023年12月21日より、龍谷大学経済学部の入学前教育にてAI教材「atama+(アタマプラス)」の活用が始まることを発表した。対象は「総合型選抜入試・関係校推薦入試・指定校推薦入試・付属校推薦入試」の24年度入学生。学部が指定する数学の単元を学習することで、入学後の学びに不可欠な学力の向上を目指す。

 経済学を学ぶ上では高校までに習う数学の学力が欠かせない一方で、学科試験で数学を課さない「総合型選抜」や「学校推薦型選抜」などの入試形式で入学する学生が昨今増えている。このような入試形式では合格発表が早く、入学まで時間があり、その時間を有効活用し、生徒が学部で学ぶ内容に関連した範囲を中心に復習することで、学部の学びにスムーズに接続することをねらいとして、入学前教育に取り組む大学が増えている。

 龍谷大学経済学部は、一部の入学生を対象に、atama+を使った入学前教育をはじめる。atama+は、一人ひとりの理解度に合わせて個別最適なカリキュラムを作成するAI教材。対象となる入学生は、約3ヶ月にわたって学部が指定した数学の特定単元をatama+で自立的に学習する。理解度に応じて適切な単元に戻ったり進んだりしながら学力の定着をはかれるほか、可視化された学習状況をもとに適切なサポートを受けることができるため、学部の学びに必要な数学の学力向上が期待される。

◆ 龍谷大学経済学部における入学前教育の概要

対象となる入試形態:総合型選抜入試・関係校推薦入試・指定校推薦入試、付属校推薦入試

対象教科:数学(数Ⅰ:数と式・二次関数・データの分析、数A:場合の数と確率・整数の性質、数Ⅱ:指数と対数・多項式の微分法・多項式の積分法など)

学習期間:2023年12月下旬〜2024年3月

京都ノートルダム女子大学と奈良先端科学技術大学院大学が推薦入学に関する協定を締結

 京都ノートルダム女子大学(京都市・左京区、中村 久美 学長) は、国立大学法人奈良先端科学技術大学院大学(奈良・生駒市、塩﨑 一裕 学長)と推薦入学に関する協定書を締結した。

 情報社会で必要とされる、情報を使って課題解決ができる人材育成のため、京都ノートルダム女子大学では2023年度から社会情報課程を開設している。今回の協定の締結により、社会情報課程の学生はもちろん、意欲の高い他学科の学生も同協定を利用して奈良先端科学技術大学院大学に推薦入学をすることが可能となる。
 奈良先端科学技術大学院大学は既に昭和女子大学・京都女子大学・大和大学・国際教養大学・国際基督教大学と同様の協定を交わしており、京都ノートルダム女子大学は6大学目の締結となる。

国立大学法人福岡教育大学との教員の人材育成における高大連携協定を締結

 学校法人東福岡学園は、国立大学法人福岡教育大学(福岡・宗像市、飯田慎司 学長)と高大連携協定を締結し、2023年12月14日(木)高大連携締結式を行った。

 国立大学法人福岡教育大学は「有為な教育者を養成し、文化の進展に寄与すること」を目的に、社会から求められる教育人材を養成し、地域の教育の発展に貢献することを自らの使命とし、教員養成及び教師教育に関する機能の向上に取り組み、地域の学校教員の資質向上に貢献してきた。現在は、常に社会から求められる大学であるために、「地域社会の中心に在る大学」として、地域社会を軸とした「教育」、「研究」、「社会貢献」に取り組んでいる。

主な連携の内容
 東福岡学園の教育資源を福岡教育大学の教育・研究等に活かして、将来の教員となる人材の育成に寄与するとともに、同学園の教育力を更に向上させ、新たな教育目的である「人とつながり、世界とつながり、未来とつながる人」を育成する。
例)
・本学園の教員研修への協力
・福岡教育大学の教育、研究(授業開発・授業づくり)への本学園の教育資源の活用
・福岡教育大学の学生による教育実習やボランティアの実施
・福岡教育大学の教員による出前授業の実施