和歌山大(和歌山市栄谷)は、システム工学部を来年度から再編すると発表。現行5学科から「システム工学科」1学科にし、学科内に応用物理学、社会情報学、機械電子制御、電子計測、化学、知能情報学、ネットワーク情報学、環境科学、環境デザイン、メディアデザインの10の「学問領域」を新たに設ける。1年生で全10領域の基礎を学び、2年進学時に、興味がある2領域を選ぶ。また、学部全体の定員も20人増の計305人とする。
NPO法人 学習塾全国連合協議会(塾全協)東日本ブロック主催による「中高入試を考える会」が5月18日(日)、東京・中野サンプラザで開催された。同協会東日本ブロック理事長の沼田広慶氏、全国会長の後田多純寿氏のほか、参議院議員の大島九州男氏も訪れ、会に先だってそれぞれ挨拶をおこなった。
続いて総進図書営業部の岡山栄一氏、新教育研究協会の穴澤嘉彦氏、森上教育研究所所長の森上展安氏、岩佐教育研究所代表の岩佐桂一氏ら4氏が、今年度の首都圏における中高入試の状況について報告をした。
岡山氏は受験の複数機会を提供する千葉県の基本姿勢について示し、穴澤氏は2014年度の都立高校志望者が7年ぶりに減少したことを取り上げた。また、森上氏は14年度の首都圏中学入試では、偏差値65以上の難関高校において男女とも志望者が減少していることを挙げたほか、岩佐氏は埼玉県の私立高では一般的な募集をしていれば生徒は集まる状態であると伝えた。
一人20分という短い持ち時間ではあったが、密度の濃い報告内容に、集まった40名ほどの参加者たちは熱心に聞き入っていた。発表のあとは質疑応答の時間も設けられ、会場からは各発表者に対して質問が寄せられていた。熱気を帯びた「中高入試を考える会」に引き続き、中野サンプラザ内のボールルームに会場を移して「私学と私塾の新年度情報交換会」が催された。ゲストにシンガーソングライターの渡邊重信さんを招いて盛況のうちに幕を閉じた。
FLENS株式会社(東京・品川区、大生隆洋社長)は10日、教育開発出版株式会社(東京・杉並区、蔭山正生代表)とコンテンツ提供ならびに、販売パートナー契約を締結し、全国の教育開発出版の営業拠点で、FLENS特訓シリーズの取り扱いを始めるほか、「FLENS特訓シリーズ」に教育開発出版の高校受験用教材の「マイクリア」(理科・社会)を搭載すると発表した。
「FLENS特訓シリーズ」は、タブレット端末を使い全国の学習塾をネット上で繋ぎ、対戦型の学力向上支援サービス。自分の学力に近いライバル同士で競いあうことで、モチベーションを喚起する。
7月20日から搭載する「マイクリア」(理科・社会)は、中3生向けの受験対策用教材で、基本事項・知識の復習と定着および、総合的に科目を網羅している。夏期講習から始め、年明けの受験直前期までに、中1~中3の理科と社会の全単元を集中して復習・定着できるようにする。 入試対策の効率を高める「確認テストモード」や、弱点克服のための「達成度判定」「解答解説」「サジェスト機能」を搭載する。