Archive for: 3月 2022

ロシアでのApple製品販売停止「Apple Pay」利用制限やダウンロード制限も

 米Appleは、ロシアでのApple商品の販売を一時停止すると3月1日に発表した。ロシア国内への製品輸出を全停止するほか、モバイル決済サービス「Apple Pay」などのサービスの利用も制限する。さらに、App Storeからロシア国営メディアRT NewsとSputnikのアプリをロシア以外の地域でのダウンロードできないようにする。また、ウクライナの安全のため、Apple Mapsでのウクライナ国内の渋滞情報、事故情報の表示を停止した。

 ロシアのウクライナ侵攻が始まり、ウクライナのミハイロ・フェドロフ副首相は2月25日にAppleの最高経営責任者ティム・クック氏に対し、ロシアで「App Store」へのアクセスを遮断するよう要請していた。今回の制限は、要請を受けた措置とみられる。

 アップルは声明を出し、「私たちは引き続き状況を評価し、私たちが取るべき行動について関係各国政府と連絡を取り合う。私たちは、平和を求める世界中のすべての人々とともに行動する」と表明した。

リソー教育 ピアニスト 小林愛実さんとスポンサー契約

 株式会社リソー教育(東京・豊島区、天坊 真彦 代表取締役)は、ピアニスト 小林愛実さんとのスポンサー契約を締結した。
リソー教は、子どもたちが高い学力をはぐくむとともに、勉強以外で何か好きなことを見つけ、個性を伸ばしていく「プラスワン教育」にも取り組んでいます。今後リソー教は「プラスワン教育」の理念のもと、小林さんとともに本物の文化芸術を通じて、子どもたちが感性をはぐくむ機会を創出していく。

学研の高齢者住宅「ココファン吹田SST」オープン

 株式会社学研ホールディングス(東京・品川区、宮原 博昭 代表取締役社長)のグループ会社で、高齢者支援事業を行っている株式会社学研ココファン(東京都・品川区、森 猛 代表取締役社長兼COO)は2022年3月1日にサービス付き高齢者向け住宅「ココファン吹田SST」をオープンした。

Suita サスティナブル・スマートタウンにオープン
ココファン吹田SSTは、大阪府吹田市に完成予定の「Suita サスティナブル・スマートタウン」内「Gakken多世代スクエア吹田SST」にオープンする。

「Suita サスティナブル・スマートタウン(Suita SST)は先進企業15団体、吹田市で進める多世代居住型健康スマートタウン。
パナソニックが推進するサスティナブル・スマートタウンプロジェクトの第3弾で、関西初展開となる。学研グループは、ウェルネスサービス提供企業として参画している。

【Gakken多世代スクエア吹田SSTについて】
 多世代が健康で安心して暮らし続けられることを目指し、学研グループの教育・福祉サービスを総合的に提供する複合施設。この住宅は、福祉分野のサービス提供を担う。

【ココファン吹田SSTの特徴】
■IoT活用など最先端のテクノロジーを導入
1)感染対策
 ・最新技術サーマルカメラ:立ち止まることなく、通過しながら非接触で自動的に体表面温度を測定。
 ・殺菌線遮光方式殺菌灯:常時空間を除菌。
2)セキュリティシステム
 ・顔認証システム:「顔認証」コア技術を搭載したシステムで、不審者検知と幼児~認知症の方が建物外に出る際の確認を実施。

■介護予防・認知機能低下検知の取り組み
1)リズムサポート照明システム:高齢者の健全な生活リズム維持のため、共用部に生活リズムをサポートする「リズムサポート照明システム」を導入。
2)認知機能低下検知システム:サ高住居室にシステムを設置し、認知機能低下の検知を目指す。
※一部居室に限る
3)見守りシステム:センシング技術で、入居者の居室での状態や生活リズムをリアルタイムで把握。

■多世代の交流拠点
1)1F交流ホール:当住宅の1Fに地域の住民も気軽に立ち寄れる交流ホールを併設。
 ・多世代のシンボルとして、学研オリジナルのマーブルマシン装置を設置。多世代交流が自然に生まれる「仕掛け」としての役割を担う。
 ・ライブラリー:学研の書籍を、独自の方法で「見やすく」「手に取りやすく」「ワクワクするように」ディスプレイしたライブラリー。

2)学研ならではの福祉×教育のコラボレーション
高齢者のデイサービスと学童保育を同じスペースで展開。一時的なイベントごとではく、日常的に多世代が共生する暮らしを創出する。
 今後も当社は社会課題解決に寄与する開発、入居者への安心・安全なサービス提供、また地域交流の拠点としての活動などを通し、入居者、また地域住民の「ゆたかな暮らし」サポートに取り組んでいく。

サンリオとやる気スイッチグループHDが資本提携

 株式会社やる気スイッチグループHD(東京・中央区、高橋 直司 社長)と株式会社サンリオ(東京・品川区、辻 朋邦 社長)は資本提携を行なった。

 サンリオは、やる気スイッチグループHDの株主である株式会社アドバンテッジパートナーズがサービスを提供するファンドから発行済株式数の10.00%を譲り受けることにより、出資を行う。

やる気スイッチグループHD 高橋 直司 社長(左)、サンリオ 辻 朋邦 社長 (右)

◆資本提携の狙
本資本参加により、両社における以下のような協業可能性を検討してまいります。
①やる気スイッチグループブランドの知育玩具をサンリオ運営店舗にて販売
②やる気スイッチグループが展開する教育ブランドサービスにおける各種イベントのサンリオピューロランドやハーモニーランドでの開催
③サンリオが強い事業基盤を持つ東南アジア・台湾への、やる気スイッチグループの進出・基盤強化
④サンリオが新規事業として開発中の学習教材のやる気スイッチグループの教室で活用・販売
⑤サンリオが保有するキャラクターの、やる気スイッチグループ内ライセンス活用

◆資本参加の概要
2022年2月28日付けで、サンリオは以下の内容でAPファンドから株式の譲受けを行っております。
― 譲受け株式数 / 普通株式365,000株
― 発行済株式総数に対する割合 / 10.00%
― 完全希薄化考慮後の株式総数(※)に対する比率 / 9.38%
― 譲受け金額 / 30億円
※やる気スイッチグループの発行する全ての新株予約権が行使された場合における株式総数