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松戸市 館蔵資料展「古文書をみる、絵図をよむ 江戸時代編」開催

 松戸市立博物館は、毎年館蔵資料を調査した成果を披露する展覧会を開催している。今年度2回目は、市内の旧家から寄贈された古文書(こもんじょ)を中心に、絵図や浮世絵も展示する。
 江戸時代、いまの松戸市域には60近くの村があり、名主(なぬし)・組頭(くみがしら)・百姓代(ひゃくしょうだい)の三役人が村を運営した。領主と村の間で行き来する命令や要望は文書で行われたため、たくさんの古文書が残された。この展示では、秋山村(現、松戸市秋山)と大谷口村(現、松戸市大谷口)を中心に、納税や借金・離婚などのさまざまな種類の古文書や村の様子を描いた絵図・浮世絵などから、江戸時代の人々がどのような生活を送っていたのかを探る。

展示会期:令和4年7月16日(土)~8月28日(日)
午前9時30分から午後5時まで(入場は午後4時30分まで)

休館日:月曜日(7月18日祝日は開館)7月19日(火)、8月26日(金)

展示会場:松戸市立博物館 企画展示室

交通アクセス:①JR新八柱駅・新京成線八柱駅より徒歩約15分
または同駅から新京成バス3番乗り場より小金原循環・新松戸駅行「森のホール21・公園中央口」下車すぐ
②JR新松戸駅から新京成バス3番乗り場より新八柱駅行「森のホール21・公園中央口」下車すぐ

観覧料:無料

▼関連事業
・学芸員講演会
日時:令和4年7月31日(日)13時~15時
講演名:「古文書からさぐる松戸の江戸時代」
講師:富澤 達三(当館学芸員)

・歴史を語る
日時:令和4年8月6日(土)13時~15時
講演名:「(仮題)近世松戸の村とくらし」
講師:出口 宏幸氏(江東区文化財主任専門員)