Archive for: 4月 2023

成学社が東京本部を新設 開所式を開催

 開成教育セミナーや個別指導学院フリーステップを運営する株式会社成学社は、2023年3月31日に新設された東京本部で、東京本部開設開所式を行なった。東京本部は東京都千代田区丸の内2丁目2番3号丸の内仲通りビル5階504室に開設された。

開所式で挨拶をする太田明弘代表取締役会長

 開所式では塾、民間教育サービス関係者約30人が出席し、会を大いに盛り上げた。
 同式にて太田明弘代表取締役会長は「成学社が東京進出した当初は、すぐに盛り上がるものだと思っていたが、やはり難しい時期もあった。しかし、2023年からは皇居を望む丸の内に本部を構え、覚悟を持ってがんばっていきたい。」と抱負を語った。

「Studyplus for School」、「教材配信システム」を通じて文理・東京法令出版の中学生向けドリル教材を提供

 スタディプラス株式会社(東京・千代田区、廣瀬 高志 代表取締役)は、2023年4月下旬より正式に提供を開始する教育機関向け学習管理プラットフォーム「Studyplus for School」の新機能「教材配信システム」において、株式会社文理(東京・品川区、安達 健一 代表取締役社長)、東京法令出版株式会社(長野市・東京文京区、星沢 卓也 代表取締役社長)の中学生向けドリル教材を提供することを発表した。教育機関で「Studyplus for School」無料プランを導入すると、「教材配信システム」の「ドリル」機能を通じて、中学生向け教材を配布でき(教材費は有料の場合あり)、生徒が学習管理アプリ「Studyplus」上で問題を解くことができる。

■ 対応教材概要(文理)
 ● 教材名:『中学必修テキスト』
       『中学WinPass』
       『中学英単語+英熟語コンプリートセレクション2800』
       『昇級・昇段式英単語トレーニング1800』
       『昇級式漢字トレーニング』
       『高校入試一問一答式用語問題集』
       『中学実技4教科』
 ● 教科・科目:英語、国語、理科、社会、音楽、美術、保健体育、技術・家庭
● 教材のレベル・ターゲット:中学1年生~3年生向け

■ 対応教材概要(東京法令出版)
 ● 教材名:『中学生の文法』
       『まんがで理解 楽しい文法』
       『COM.-PASS理科』
       『COM.-PASS社会』
       『COM.-PASS数学』
       『Ticket to English』
       『3年間の整理と復習』
       『理科探究ノート』
 ● 教科・科目:英語、理科、社会、数学、国語
 ● 教材のレベル・ターゲット:中学1年生~3年生向け

■ 利用概要
 ● 利用料金:初期費用・システム利用料:0円、教材費:有料の場合あり
 ● 利用対象:「Studyplus for School」を導入済み、もしくはこれから「Studyplus for School」を導入する予定であり、本教材の利用をご希望の教育機関
 ● 利用方法: https://studyplus.activehosted.com/f/1 よりお問い合わせへ。

 2023年4月下旬より「Studyplus for School」に正式に搭載される「教材配信システム」の「ドリル」機能は、生徒が「Studyplus」アプリ上で選択式・記述式のデジタルドリルを解くことができる機能。学習後は、定着度が可視化され、その定着度合いに合わせてAIが自動で問題配信をする。そのため、生徒一人ひとりに合った効果的な学習が実現可能となる。

「ドリル」教材で行った学習は、進捗度合いや定着度など学習量・質ともに「Studyplus for School」の管理画面上で確認やフィードバックができる。

『スタディサプリ』高校生向けの新講座 「ベーシックレベル情報Ⅰ」の提供を開始

 株式会社リクルート(東京・千代田区、北村 吉弘 代表取締役社長)が提供するオンライン学習サービス『スタディサプリ』は、高校生を対象とした新たな講座として「ベーシックレベル情報Ⅰ」の提供を開始した。

「ベーシックレベル情報Ⅰ」の概要
 学習指導要領「情報Ⅰ」の全範囲に対応。分野ごとに全9講47PARTで構成されており、各PARTは、基本的な知識や重要事項を学ぶ「要点整理(約10分)」、講師と一緒に問題に取り組む「実践問題(約10分)」、Webテストで知識の定着を確認する「確認テスト(約5分)」の3ステップで学習ができる。

第1講 情報社会と問題解決
第2講 メディアとコミュニケーション
第3講 情報のデジタル化
第4講 情報デザイン
第5講 ハードウェアとソフトウェア
第6講 アルゴリズムとプログラミング
第7講 モデル化とシミュレーション
第8講 情報通信ネットワーク
第9講 データの活用

ソニーグループと放課後NPOアフタースクールが主催する教育格差縮小に向けた取り組み「感動体験プログラム」が2023年度実施団体の募集を開始

 ソニーグループ株式会社と特定非営利活動法人 放課後NPOアフタースクールは、協働で実施する「感動体験プログラム」について、2023年度実施団体の募集を開始する。今年度は文部科学省の後援事業として認可を受けるとともに、実施対象団体を昨年の25団体から30団体に拡大した。子どもの教育格差縮小に向けて、ソニーグループの技術やコンテンツを生かした多様なワークショップを、全国にて、小学生の放課後を対象として活動を行っている団体に提供する。

 ソニーは2018年より教育格差縮小に向けて、子どもたちへの支援を行うNPO等の外部団体と連携し、小学生を対象とした「感動体験プログラム」を展開している。プログラムの一環として、子どもたちに豊かな放課後を提供している放課後NPOアフタースクールとパートナーシップを組み、好奇心や創造性を育むソニーグループの多様な事業アセットを活用したSTEAM分野のワークショップを実施している。2022年度は訪問型とオンライン型のハイブリット形式で、全国28ヵ所・700名以上の子どもたちにワークショップを実施した。

「感動体験プログラム」公式HP
https://www.sony.com/ja/SonyInfo/csr/ForTheNextGeneration/kando/

2023年度「感動体験プログラム」実施・応募概要
・運営    :ソニー、放課後NPOアフタースクール
・対象団体 :全国で小学生の放課後を対象とした活動を行っている団体(放課後児童クラブ、[学童保育]、
放課後子ども教室、児童館、子ども食堂、子どもの居場所等)
・募集団体数 :30団体
・募集期間 :第1次(7月〜実施) 2023年4月 7日(金)〜 5月28日(日)
        第2次(10月〜実施) 2023年5月29日(月)〜 8月31日(木)
・参加費用 :無料
・応募方法 :以下ページへ。応募にあたってご不明な点は、
感動体験プログラム事務局(放課後NPOアフタースクール内)
kando@npoafterschool.org へ
https://npoafterschool.org/kando/

「atama+」に「ChatGPT」を活用した新機能(β版)を搭載

 atama plus株式会社(東京・港区、稲田 大輔 代表取締役CEO)は、4月7日(金)から長野県の直営塾「THINX(シンクス)」にて、AI教材「atama+(アタマプラス)」の「物語文で単語学習機能(β版)」の提供開始をする。OpenAI社のChatGPTをはじめとした生成AI技術を活用することで、安心安全を確保しながら生徒のより良い学習体験につなげることを目指す。

 atama plusは、学習を個別最適化するAI教材「atama+」やオンライン模試など、これまでもテクノロジーを活用した新しい学びを届けてきた。自社で教材コンテンツやアルゴリズム、アプリケーションを開発しており、3億解答以上の学習データを保有している。技術の特性や課題を明らかにしながら教育における安心安全な活用方法を模索し、生徒の学びに還元することを目指す。

 今回、提供を開始するのは「物語文で単語学習機能(β版)」。学習指導要領の改訂により学ぶ英単語数が増えた結果、英単語の暗記に課題を抱える生徒も出てきている。この機能では、atama+の学習データのうち、「習熟度が低い」と判定された複数の英単語データを使って、ChatGPTで個別最適な物語文を1クリックで生成する。一人ひとりに合わせた専用の物語文において苦手な英単語に触れることができるため、文脈を通して英単語を定着させやすくなることが期待される。まずは、直営塾THINXの3教室で、高校生を対象にβ版を4月7日(金)より提供を開始する。β版での検証を経て、提供範囲の拡大を検討予定だ。

※この機能で用いるデータは、atama+の学習データから抽出された複数の英単語データのみで、個人の識別ができる情報は用いていない。物語文の生成に使用しているChat GPTのAPIの規約には、「送信したデータはAIの学習に使われない」と明記されている。

3月 パート・アルバイトの募集時平均時給 東日本エリアは1,132円、西日本エリアは1,173円

 株式会社アイデム(東京・新宿区、椛山 亮 代表取締役社長)は、求人メディア『イーアイデム』や採用ホームページ構築サービス『Jobギア採促』を利用して公表された求人情報から、2023年3月のパート・アルバイト募集時平均時給を集計した。
 調査では、職種や募集時平均時給のデータを毎週抽出し、東日本エリア(東京、神奈川、埼玉、千葉など1都7県)と西日本エリア(大阪、兵庫、京都など2府5県)でそれぞれ集計している。
 集計の結果、東日本エリアの平均時給は1,132円、西日本エリアの平均時給は1,173円、西日本エリアの「清掃・メンテナンス職」は集計開始以来過去最高の1,050円となった。

東日本エリア全体の平均時給は、前年同月比33円増の1,132円
 職種大分類別の平均時給は、「専門・技術職」1,305円(前年同月比24円増)、「清掃・メンテナンス職」1,140円(同35円増)、「事務職」1,129円(同58円増)、「製造関連・ドライバー職」1,113円(同12円増)、「販売・接客サービス職」1,084円(同38円増)、「飲食サービス職」1,069円(同45円増)の順で、前年同月比で全ての職種がプラスとなった。

関東4都県全体の平均時給は、前年同月比31円増の1,155円
 職種大分類別の平均時給は、「専門・技術職」1,330円(前年同月比26円増)、「事務職」1,158円(同67円増)、「清掃・メンテナンス職」1,153円(同34円増)、「製造関連・ドライバー職」1,141円(同38円増)、「販売・接客サービス職」1,101円(同24円増)、「飲食サービス職」1,095円(同50円増)の順で、前年同月比で全ての職種がプラスとなった。都県別の平均時給は、東京都1,193円(前年同月比29円増)、神奈川県1,168円(同43円増)、千葉県1,101円(同26円増)、埼玉県1,094円(同22円増)の順となり、前年同月比で全ての都県がプラスとなった。

西日本エリア全体の平均時給は、前年同月比82円増の1,173円
 職種大分類別の平均時給は、「専門・技術職」1,485円(前年同月比71円増)、「製造関連・ドライバー職」1,066円(同39円増)、「事務職」1,062円(同38円増)、「清掃・メンテナンス職」1,050円(同37円増)、「飲食サービス職」1,038円(同52円増)、「販売・接客サービス職」1,020円(同40円増)の順で、前年同月比で全ての職種がプラスとなった。

関西3府県全体の平均時給は、前年同月比152円増の1,204円
 職種大分類別の平均時給は、「専門・技術職」1,528円(前年同月比316円増)、「製造関連・ドライバー職」1,085円(同32円増)、「事務職」1,074円(同32円増)、「清掃・メンテナンス職」1,061円(同40円増)、「飲食サービス職」1,059円(同55円増)、「販売・接客サービス職」1,031円(同42円増)の順で、前年同月比で全ての職種がプラスとなった。府県別の平均時給は、大阪府1,269円(前年同月比189円増)、京都府1,156円(同111円増)、兵庫県1,129円(同117円増)の順となり、前年同月比で全ての府県がプラスとなった。

https://apj.aidem.co.jp/wage/list/1/ では、職種小分類など詳細集計を公表している。

<調査概要>
求人メディア『イーアイデム』と採用ホームページ構築サービス『Jobギア採促』を利用して公表された求人情報から、下記条件のパート・アルバイトの時給データを抽出し、募集時平均時給を集計した。

【集計対象データ】
●エリア
東日本エリア :東京都、神奈川県、埼玉県、千葉県、茨城県、群馬県、栃木県、静岡県の合計
関東4都県 :東京都、神奈川県、埼玉県、千葉県の全体計と各都県別 ※東京23区の集計も添付
西日本エリア :大阪府、兵庫県、京都府、奈良県、和歌山県、滋賀県、福岡県の合計
関西3府県 :大阪府、兵庫県、京都府の全体計と各府県別 ※大阪市の集計も添付

●職種
職種大分類:職種小分類
専門・技術職:看護師、准看護師、薬剤師、施設介護(有資格)、施設介護(無資格)、訪問ヘルパー、栄養士・管理栄養士、保育士、塾講師等
販売・接客サービス職:コンビニ、スーパー、ドラッグストア、携帯販売、フロント・受付案内、クリーニング受付、ガソリンスタンド店員、アパレル販売、雑貨販売、娯楽施設スタッフ等
事務職:一般事務、医療事務・病院受付、受付事務等
飲食サービス職:カフェスタッフ、調理師・調理スタッフ、調理補助等
製造関連・ドライバー職:梱包、倉庫作業、検品、食品製造作業、食品製造を除く製造作業、配送・配達・ドライバー等
清掃・メンテナンス職:清掃・ハウスクリーニング、ルーム・ベッドメイキング、家事代行、建物管理、設備管理、施設警備等
その他:美容師、理容師、営業等
職種小分類は、職種大分類の中からデータ件数の多い職種を抜粋して掲載。また、「深夜ワーク」を除いて集計しています

●データ件数(職種大分類)
東日本エリア :65,654件
関東4都県 :54,691件(東京都 25,124件、神奈川県 10,728件、埼玉県 10,660件、千葉県 8,179件)
西日本エリア :38,663件
関西3府県 :31,143件(大阪府 16,028件、兵庫県 11,537件、京都府 3,578件)

【集計項目】
●職種大分類集計
25%ile、50%ile、75%ile:抽出された賃金データを金額の低い順に並べたときに、それぞれ下から25%目、50%目、75%目にある値
最頻値 :データ数2件以上で、最もデータ件数が多かった時給。最頻値が2値以上ある場合には低い方の時給を表示
平均値 :単純平均値の小数点第一位を四捨五入
●職種小分類集計
平均値 :単純平均値の小数点第一位を四捨五入

プログラミングカリキュラム「CodeCombat」が埼玉の春日部共栄中学校で4月から公式カリキュラムに

 株式会社FCEエデュケーション(東京・新宿区、尾上 幸裕 代表取締役)は「英語×ゲームで学ぶ本格的プログラミング」カリキュラム『CodeCombat(コードコンバット)』の日本初となる中学校への公式導入校に、学校法人共栄学園 春日部共栄中学校(埼玉・春日部市、小南久芳 学校長)が決定しましたことを発表した。
 CodeCombatは「英語×ゲーム」をコンセプトに開発された世界有数のプログラミングカリキュラムで、コンピューターサイエンス、ゲーム開発、ウェブ開発、AIを学ぶことができる。人気の言語であるPython、JavaScript、C++、HTMLに対応し、世界190カ国で2000万人のユーザー、30,000以上の学校で利用されている。

 CodeCombatは、春日部共栄中学校にて2022年度より新たに設立された「IT医学サイエンスコース」にて導入される。IT医学サイエンスコースは、プログラミング、メディカル論文講習、理科実験などのオリジナルなプログラムを通して、世界に通用する問題解決力や論理的思考力を身につけるコース。「5つの育む力(思考力・判断力・表現力・行動力・自己肯定)」と圧倒的な「数学力」を軸に、各専門分野の研究者や開発者としてリーダーシップを発揮できる理系人材を育てる。
 このコースの中で、CodeCombatは2年生の必修プログラムとして活用される。生徒72名全員が一年間をかけてCodeCombatを学習し、プログラムの基本的なコードのほとんどを習得することを目指している。

aim@ にChatGPT APIを連携し実証開始

 株式会社メイツ(東京・新宿区、遠藤 尚範 代表取締役)は自社が提供する学習プラットフォームaim@(エイムアット)にて、GPTを搭載し、生徒の学習効果を最大化することを目指す実証を開始する。このアップデートにより、aim@は高度なアダプティブラーニングを実現することができるようになり、生徒がさらに効率的に学習できるようになるという。

 これまでの機能に加えて、aim@はさらに高度な学習支援を実現するために最新技術のGPTを搭載する。GPTを搭載したaim@では今まで以上に個別最適化された学習が可能になり、高い学習効果を発揮する。また、学習履歴の分析もAIが行うことによって講師はより的確なアドバイスをすることが可能となる。まずは、自社で運営する学習塾での実証実験を開始し、その後、正式にaim@に搭載する予定だ。

 GPTを搭載したaim@は、これまでの学習履歴に応じた最適な解説を出すことができるようになる。生徒の自立学習を促すことや講師が指導する際の強力な手助けとなるため、より高い学習効果が期待できる。さらに、英作文や証明問題などでは、AIによる添削を受けることができる。生徒は自分の作文や証明の誤りを修正することができるため、自立学習を促進することができる。
 講師用の管理画面では、これまでの学習履歴から生徒の分析をAIが行い、最適な学習アドバイスやコーチング、進路指導などが可能になる。例えば、講師は生徒の学習履歴を分析して、苦手な分野や問題を把握することができる。その情報をもとに、講師は個別の学習アドバイスやコーチングを行うことができ、進路指導等にも活用することができる。


GPTを搭載したaim@の今後の展開については、以下のように予定している。

時期内容備考
23年度1学期中α版のトライアル開始直営塾のみ
23年度2学期中β版のトライアル開始一部の導入塾のみ
23年度3学期中β版のトライアル拡大希望する導入塾
24年度以降 正式リリース

明光義塾調べ「中学生の進路・進学に関する意識・実態調査」

 株式会社明光ネットワークジャパン(東京・新宿区、山下 一仁 代表取締役社長)は、中学生の子供を持つ保護者1,000名を対象に、「中学生の進路・進学に関する意識・実態調査」を実施した。


「中学生の進路・進学に関する意識・実態調査」結果概要

結果概要 ①
・中学生の86.3%が希望する進路・進学について親子で話し合っている
・子どもの志望校を把握している中学生保護者は71.3%
・子どもの将来の夢を把握している中学生保護者は64.3%

結果概要 ②
・子どもの進路選択に最も影響を与えるのは「友人関係(57.7%)」
・志望校を選ぶ基準、最多回答は親、子ともに「偏差値」

結果概要 ③
・中学生保護者の7割以上が子どもの希望する進路に対して意見した経験あり
・子どもが希望する進路・進学にギャップを感じている保護者は26.7%
・子どもとの進路・進学のギャップ、最多回答は「偏差値(49.1%)」

子供の希望する進路・進学について親子で話をしていますか?(n=1,000、単一回答方式)

中学生の86.3%が希望する進路・進学について親子で話し合っている
 明光義塾は、中学生の子どもを持つ保護者1,000名を対象に、子どもの進路・進学について調査した。
 子供の進路・進学について親子で話をしているか質問したところ、86.3%が「話し合っている」(話し合っている:48.8%、どちらかというと話し合っている:37.5%)と回答した。

Q1.あなたは子供の志望校を把握していますか?(n=1,000、単一回答方式)

子供の志望校を把握している中学生保護者は71.3%
 子供の志望校を把握しているか質問したところ、71.3%が「把握している」(把握している:37.7%、どちらかというと把握している:33.6%)と回答した。

Q2.あなたは子供の将来の夢を把握していますか?(n=1,000、単一回答方式)

子供の将来の夢を把握している中学生保護者は64.3%
 また、子供の将来の夢を把握しているか質問したところ、64.3%が「把握している」(把握している:24.3%、どちらかというと把握している:40.0%)と回答した。

Q3.子供の進路選択に影響を与えると思うものを教えてください。(n=1,000、複数回答方式)

子供の進路選択に最も影響を与えるのは「友人関係(57.7%)」
 次に、子供の進路選択に影響を与えると思うものを質問したところ、最多回答は「友人関係(57.7%)」、次に「通っている学校(51.7%)」、「家庭(44.7%)」と続いた。

Q4.子供の志望校を選ぶ基準を教えてください。(n=1,000、単一回答方式/マトリクス)

志望校を選ぶ基準、最多回答は親子どちらも「偏差値」
 子供の志望校を選ぶ際、親と子それぞれの基準について質問したところ、子供側の最多回答は「偏差値(45.2%)」、次に「校風、雰囲気(44.7%)」、「アクセス(34.5%)」と続いた。一方、親側の最多回答は「偏差値(52.5%)」、次に「アクセス(45.3%)」、「校風、雰囲気(43.6%)」と続いた。志望校を選ぶ基準については、親、子ともに「偏差値」が最多回答という結果になった。

Q5.子供が希望している進路に対して、意見をしたことはありますか?(n=1,000、単一回答方式)

中学生保護者の7割以上が子どもの希望する進路に対して意見した経験あり
 次に、子供が希望している進路に対して、意見をしたことがあるか質問したところ、71.0%が「意見をしたことがある」(意見をしたことがある:31.3%、どちらかというと意見をしたところがある:39.7%)と回答した。

Q6.子供が希望する進路・進学とあなたがお子さまに希望する進路・進学にギャップを感じますか?(n=1,000、単一回答方式)

子供が希望する進路・進学にギャップを感じている保護者は26.7%
 子供が希望する進路・進学と自身が希望する進路・進学にギャップを感じるか質問したところ、26.7%が「ギャップを感じる」(非常にギャップを感じる:6.2%、多少ギャップを感じる:20.5%)と回答した。

Q7. あなたが感じているギャップに当てはまるものを教えてください。(n=267、複数回答方式)

子供との進路・進学のギャップ、最多回答は「偏差値(49.1%)」
 また、子供が希望する進路・進学に「ギャップを感じている」と回答した267名を対象に、どのようなギャップを感じているか質問したところ、最多回答は「偏差値(49.1%)」、次に「将来の進路(44.6%)」、「進学率(30.7%)」と続いた。

<調査概要>
調査対象 中学生の保護者1,000名
調査期間 2023年3月20日~2023年3月27日
調査方法 インターネットリサーチ調べ

京都私塾連盟 新会長にアルゴ・システムズの村元氏

 学習塾団体の京都私塾連盟は、2023年4月1日付けでアルゴ・システムズ(京都市)の村元謙二代表が同団体の会長に就任したことを発表した。
 京都私塾連盟は1986年『地域に根ざし、より高度な私教育の提供を志向する』を理念に、京滋地区に限定した個人学習塾の連合体として発足。 発足当初は12塾ほどだったが、現在その加盟団体数は30有余を数えるに至る。 同団体は、当初から生徒一人ひとりの心の成長と学力の増強を目的とし、地域への貢献重視の姿勢から各々の学習塾を育成することに深く関わってきた。今回、京都私塾連盟の会長に就任した村元氏は、中学受験のアルゴシステムズを中心に学童保育や能力開発講座なども手がけ、長年に渡り生徒第一に学習塾を運営してきた。現場主義に徹した同氏を中心に、今後も京都私塾連盟が地に足の着いた活動が期待される。
 また同時に役員人事も以下の通り刷新された。

京都市塾連盟の会長に就任した村元謙二氏

会長 村元謙二(アルゴ・システムズ)
副会長 高橋尚一(大和塾)
副会長 早稲拓実(福岡ゼミナール)
副会長 木村彰宏(学習塾ペガサス六地蔵教室)
総務 田中悟(個別指導アクセル)
総務 高見弘法(セカンド・キャンパス)
渉外 林慶吾(凌英ゼミナール)