Archive for: 8月 2024

「トビタテ!留学JAPAN」新・日本代表プログラム 第16期派遣留学生(大学生等)壮行会で盛山大臣が学生たちを激励

 7月21日、文部科学省は「トビタテ!留学JAPAN」新・日本代表プログラム 第16期派遣留学生(大学生等)壮行会が開催された。このプログラムは、多くの民間企業からの支援を受け、官民協働で日本の若者の海外留学への挑戦を応援するもの。これまでに270社を超える企業・団体等からの支援を受け、一万人を超える若者を海外に送り出した。円安や物価高の影響により留学費用が増す中、賛同する企業・団体や篤志家からの支援により、今年度は留学準備金を増額することができた。

 この日は、1,369名の応募者の中から情熱、好奇心、独自性という基準で選考された267名の第16期生の内、約200名が参加し、盛山大臣と支援企業を代表し日本電信電話株式会社の澤田純取締役会長が出席した。

 先輩派遣留学生として挨拶をしたひとりは、政治経済哲学を学びにフランスに留学。現在はエディンバラ大学大学院修士課程で学び、株式会社を経営する傍ら、自分が恩送りをする番だとトビタテ生の同窓会組織「とまりぎ」の2024年度代表を引き受けた想いを語り、これから飛び立つ派遣留学生にエールを送った。

 また、「STEAMコース」派遣留学生代表として挨拶をした学生は、「もう一度歩けるように、脊髄損傷患者の歩行再建に向けた新たなリハビリテーション手法を開発する」と熱い想いを語った。

盛山大臣は、「トビタテ生の仲間や先輩、支援企業の皆様とのつながりは、これからの皆さんの人生にとって大きな財産になると思います。是非、このネットワークを大切にして自己研鑽に励まれることを心から期待します。」と激励した。

国際化学オリンピック日本代表選手が安江大臣政務官を表敬訪問

 7月31日、安江大臣政務官は、第56回国際化学オリンピック(開催地:サウジアラビア・リヤド)の日本代表選手の表敬訪問を受け、文部科学大臣表彰を授与した。日本からは、国内大会(参加者数:2,884人)から選抜された4名の高校生が日本代表として参加し、金メダル2名、銀メダル2名という成績を収めた。

 安江大臣政務官は、出場された選手にお祝いの言葉を伝えるとともに、「素晴らしい結果を収められた皆さんが、今後科学技術の分野だけでなく、社会において広く活躍することを願っている」と期待等を述べた。

 選手たちからは、「問題自体を楽しんで解くことができた」「落ち着いて自分の力を発揮して問題に取り組むことができた」といった大会の感想や、「様々な国の方と交流し、多くの文化に触れられたことがよかった」「将来は理系分野に進み、化学を活かせる「仕事」がしたい」など、大会での学びや将来の夢についても言及があった。

「埼玉県教育環境整備基金」へ寄付 「渋沢栄一缶」売り上げの一部社会貢献活動にも尽力した渋沢栄一翁の精神にのっとり実施 サッポロホールディングス

 サッポロホールディングス(株)のグループ企業であるサッポロビール(株)は、本年4月に埼玉県を含む1都8県で数量限定発売した、サッポロ生ビール黒ラベル「渋沢栄一缶」の売り上げの一部を7月31日に「埼玉県教育環境整備基金」へ寄付した。
 同商品は、サッポロビールと所縁の深い渋沢栄一翁が新一万円札の肖像としてデザインされることを記念し発売。社会貢献活動にも尽力した渋沢栄一翁の精神にのっとり、その1本の売り上げにつき1円を寄付し累計1,434,000円となった。
 埼玉県には、2003年まで同社のビール工場があり、首都圏エリアへの製品供給の一翼を担っていた。同社は、これからも製品を通じて埼玉県の発展に貢献していくとしている。

【贈呈式の概要】
1.日程     
2024年7月31日
2.場所     
埼玉県庁 第二庁舎4階 教育長室
3.贈呈先    
埼玉県教育環境整備基金
4.出席者    
埼玉県教育委員会 教育長 日吉 亨様
サッポロビール(株)首都圏流通本部 副本部長 北岡 俊夫
サッポロビール(株)首都圏流通本部 流通営業統括部 第5営業部長 水上 恵理子
5.寄付金    
1,434,000円


【埼玉県教育環境整備基金】
魅力ある県立学校づくりを進めていくために創設された基金。
寄附は、各学校の特色を生かした教育環境の整備に活用される。
https://www.pref.saitama.lg.jp/f2204/kyoiku-kikin.html

<参考>同社と埼玉県のつながり
首都圏エリアへの商品供給を担う生産拠点として「サッポロビール川口工場」が1925年~2003年まで稼働していた。また、埼玉県産ビール大麦を協働契約栽培しており、同社が育成した大麦品種の「彩の星」が県内で生産されている。さらに、2020年2月には、長年の地域清掃活動や「サッポロ生ビール黒ラベル 埼玉県環境保全応援缶」の発売などが評価され「令和元年度 彩の国埼玉環境大賞」において優秀賞を受賞した。
https://www.sapporobeer.jp/news_release/0000011835/

第1回 日ウクライナ教育・科学技術協力合同委員会

 7月29日、盛山大臣は、第1回日ウクライナ教育・科学技術協力合同委員会(於:ウクライナ・キーウ)に出席した。ウクライナからはリソヴィー教育科学大臣が出席され、両国間の教育・科学技術分野において協力を進めるべき事項について意見交換を行い、共同サマリーへの署名を行った。

 この合同委員会では、盛山大臣が、ウクライナの高校生・大学生・研究者の招へい、日本の絵本の寄贈と出版支援、国際共同研究への協力といった貢献を伝達し、これら取組への協力を求めた。

 日ウクライナ教育・科学技術協力合同委員会は、本年2月、東京で開催された日・ウクライナ経済復興推進会議の機会に、日本とウクライナの間で教育及び科学技術分野での協力覚書が締結され、その中で、定期的に開催することが規定されている。今回、最初の合同委員会がキーウで開催され、盛山大臣が共同議長を務めた。また、盛山大臣は、カンランジェエウ文化・情報政策担当大臣と会談を行い、文化施設や文化財の修復、両国の文化交流について意見交換を行い、ウクライナの文化遺産保護や来日公演開催の支援への協力を伝達した。

 文部科学省は、本合同委員会や文化・情報政策担当大臣との会談の結果を踏まえ、文部科学省が所掌する分野においてウクライナに貢献する「文部科学省 ウクライナ支援パッケージ」に取り組む。

佐賀県武雄市の小中学生が地元の魅力をデジタルコンテンツ化ヴァル研究所 社長がDX講座を実施し、武雄市ジュニアDXイノベーター育成事業を支援

 経路検索サービス「駅すぱあと」を提供する株式会社ヴァル研究所(本社:東京都杉並区)の代表取締役 菊池宗史が、佐賀県 武雄市教育委員会が主催する「小中学生が本気でDXによる武雄のまちづくりを“想像”したら、何かが“創造”されるかもしれない2024の夏 supported by SAJ(以下、本プログラム)」の第1回目(全4回)の講師としてDX講座を行い、武雄市ジュニアDXイノベーター育成事業を支援した。

 佐賀県武雄市と一般社団法人ソフトウェア協会(以下、SAJ)は、地域活性とスマートシティの実現にむけ、包括連携協定を締結している。武雄市教育委員会が主催する本プログラムもSAJが後援しており、今回、SAJの理事を務める同社代表取締役の菊池氏が、Playflats合同会社 代表 工藤元気氏と共に講師として参加した。

「小中学生が本気でDXによる武雄のまちづくりを“想像”したら、何かが“創造”されるかもしれない2024の夏 supported by SAJ」とは
 佐賀県武雄市が行っている武雄市ジュニアDXイノベーター育成事業の一環で行われるプログラム。これからの社会で必要とされる情報技術やデジタルリテラシーがさらに高度化、複雑化していくなか、この激しい変化を前向きにとらえ、変化に柔軟に対応することができる児童・生徒の育成を目的としている。受講生が講座・ワークショップやICT技術を活用する企業訪問等など全4回のプログラムに参加し、社会課題の解決に向け探求活動を行うことで、主体性や論理的思考力、問題解決力など21世紀型スキルを育み、それぞれが所属する学校においてもリーダーシップを発揮しながら、身に着けたスキルやリテラシーを拡散することで、学校現場における教育DXが推進されることを目指している。

ヒューマンアカデミー日本語学校 外国人向けAI日本語学習アプリ「HAi-J」を独自開発

 教育事業を展開するヒューマンアカデミー株式会社(東京・新宿区、今堀 健治 代表取締役)のヒューマンアカデミー日本語学校は、日本語教育業界初となる生成AIを用いた自然な日本語会話練習アプリHAi-J (Human Academy Ai Japanese Lesson)を開発した。  
 ヒューマンアカデミー日本語学校のオリジナルテキスト「つなぐにほんご」に基づいた88の日常会話シーンをAIアバターとの自然な会話で練習できる外国人向けのAI日本語学習アプリとなる。ネイティブと会話しているような感覚で、外国人学習者が生活や職場で必要な日本語スキルを効果的に習得できるよう設計している。
 2024年8月末より、企業や行政機関向けにデモ版無料トライアルの提供を開始する。外国人社員の日本語教育や地域住民向けの日本語学習プログラムなど、幅広い用途で手軽に活用できる。

明光ネットワークジャパン 岡本 光太郎氏が代表取締役社長に

 ネットワークジャパンは、2024年7月31日開催の取締役会において、代表取締役及び取締役の異動並びに新任取締役候補者の内定について決議し、岡本 光太郎氏(現役職:取締役副社長)を代表取締役社長に、山下 一仁氏(現役職:代表取締役社長)を代表取締役会長に異動する事を発表した。異動の理由はグループの企業価値向上を実現し、経営体制の一層の強化を図るため。としている。なお、2024年11月15日開催予定の第40回定時株主総会及び同日開催予定の取締役会を経て正式に決定される予定だ。

新任代表取締役社長の略歴

氏 名 岡本光太郎(おかもと こうたろう)
生年月日 1970年10月31日生
最終学歴 Boston University(米国 ボストン大学)


略 歴
1995年9月 日昇自動車販売株式会社(オニキス)入社
2002年4月 同社取締役
2004年4月 同社代表取締役社長
2005年2月 株式会社カーレッツ入社 代表取締役社長
2008年6月 クリスピー・クリーム・ドーナツ・ジャパン株式会社入社 執行役員COO 2012年3月 同社代表取締役社長
2017年4月 グロースポイント・エクイティLLPパートナー 2020年7月 当社入社顧問
2020年10月 株式会社古藤事務所取締役(現任) 2020年11月 当社専務取締役
2021年9月 当社キッズ事業本部長(現任)
2022年4月 Simple株式会社取締役(現任)
2022年9月 株式会社明光キャリアパートナーズ取締役(現任) 2022年10月 Go Good株式会社取締役(現任)
2023年4月 当社取締役副社長(現任)