創英コーポレーション 「セルモ」のFC本部、エデュケーション・ネットワークスをグループ化

株式会社創英コーポレーション(横浜市西区、豊川忠紀代表取締役社長)は、「個別学習のセルモ」をフランチャイズ(FC)展開するエデュケーション・ネットワークス株式会社(大阪市北区、柴田泰治代表取締役)を今年4月にグループ化したことを明らかにした。取得価格は非公表。エデュケーション・ネットワークスの代表には、『創英コーポレーションの柴田泰治運営部部長が就任した。

エデュケーション・ネットワークスは、関西の大手教材販売会社で全国のトップセールスを誇った石田信夫氏が、2001年に京都市中京区で設立後、インターネット回線を利用したライブ型学習指導の事業を開始。2004年に「家庭教師派遣」事業を開始し、2006年1月に「個別学習のセルモ」を開校。2008年に大阪市東淀川区に本社を移転後、銀行系VCから出資を受け、全国にFC展開を始めた。2014年に大阪市北区に本社を移転。2017年3月期の売上高は1億8千万円で従業員は14名。

セルモは、小規模な場所でも低コストで開業できるため、教室数は事業開始から7年で300校まで拡大したが、直近では170教室になっている。生徒は小中学生が対象で、教室に設置したパソコンに向かって、アニメーションなどの映像を視聴しながら勉強する。各教科の解説をするのは大手予備校の講師らで、授業時間は1コマ45~90分と自由に設定できる。単元ごとに5~7分のビデオを見て、自分のペースで進められる「個別学習」の方式だ。学習の到達度は単元が終わるごとにプリントを使ったテストを実施して確認する。苦手分野をあぶり出し、弱点を補強できることなどが小中学生の保護者の支持を得ている。

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