全員起業にチャレンジする情報経営イノベーション専門職大学電子契約サービス導入で押印作業廃止

 学校法人電子学園(東京・新宿区、多忠貴 理事長)が2020年4月に開学した情報経営イノベーション専門職大学(以下、iU)では、株式会社サイトビジット(東京・千代田区、鬼頭政人 代表)の手掛けるワンストップ電子契約サービス「NINJA SIGN」を全面的に導入し、学内における押印作業を廃止する。
 iUではこれまで、教学面において様々なオンライン化を進めてきたが、ICTを活用したイノベーター育成をしていく大学として今後は事務面もオンライン化を進めるべく今回の電子契約導入にいたった。
 ワンストップ電子契約サービス「NINJA SIGN」を提供するサイトビジットの鬼頭政人 代表が情報経営イノベーション専門職大学の客員教授に就任した。法律・法務に関するサービスのICT活用、士業の今後について弁護士起業家という独自の観点から学生たちに伝えていく。

「新しい生活様式」を牽引する大学へ
 情報経営イノベーション専門職大学は今年4月に開学した大学であり、ICTを活用し新たなビジネスを創造するための学びを行う観点から、一般的に行われている履修登録や成績確認のWeb化に加えて、連携企業の協力を得ながら、様々な部分のオンライン化を進めてきた。授業資料共有や課題提出、プログラミング学習、英語教育など全てオンラインで行っている。
 また、新型コロナの影響を受け、現在は全ての授業や個人面談をオンライン会議システムを用いて実施している。
 ここまで、教学面において様々なオンライン化を進めてきたが、事務の面でも最も煩雑と言われる捺印や決裁をオンライン化するとともに、契約書や同意書など本来であれば都度手元で書式を確認したいであろうものを手元(Web上、PC上など)においておけるようにと考え、電子契約の導入を決めた。


■ICT×ビジネス×グローバルコミュニケーション+全員インターンシップ×全員起業×オンライン学習
 プログラミング・AI・ビッグデータなど幅広いICTスキル教育に加え、ビジネススキル教育を実施、ビジネス教養、ビジネスプラン策定力などを身につける。また国際舞台で仕事をするために必要な英語力を磨く教育を徹底し、自らの意思を英語で伝えコミュニケーションが取れる力を養う。
 3年次には、1人640時間(約5ヵ月)のインターンシップと、1年次から4年間かけて実ビジネスに直結した課題発見から解決策や事業計画書の策定までを学ぶプロジェクト型カリキュラムを実施。希望する学生は、在学中に起業にチャレンジできるサポート体制を整えている。
実践的カリキュラムに必要な基本的知識を身につけ、反復して学べる環境をオンライン上に用意。いつでもどこでも学べる環境で学びを深める自主性が磨かれる。

ワンストップ契約サービス「NINJA SIGN」について

 同サービスは、定型契約書の編集、新規作成、通知、締結、管理をクラウド上で完結することができる業務効率化 SaaS だ。ユーザが恒常的に使っている契約書をアップロードすると Google Doc ファイル化され、「甲」「乙」をはじめとする部分を可変にしテンプレート化することができる。労働契約や雇用契約など、複数者と同一内容で契約する場合などに作業効率化が期待できる。
URL:https://ninja-sign.com/

利用者の声
 当サービス導入企業にヒアリングしたところ、主に下記3項目での効率化を体感している。
①契約書だけでなく、封筒、送付状、返送用封筒の印刷の手間が省けた
②印刷ミス、送付状のミス、封筒印刷ミスをする機会がなくなった
③送付準備時間が省けることで、業務の時間節約になった

みんなが私塾界!