腕時計型ウェアラブル端末「Amazon Halo」発表 体脂肪や音声で健康状態を分析

 Amazonが、腕時計型ウェアラブル端末「Amazon Halo(ヘイロー)」を発表した。本体は99.99ドル(約1万600円)。連携するサブスクリプションサービスは月額3.99ドル。まずはアメリカで先行提供を開始。バッテリーは7日間持続(充電時間90分)。水泳可能レベルの防水機能付き。購入時は黒、白、ピンクのバンドが付属。付け替え用バンドとしてファブリック製やシリコン製など全15色を展開する。

 Amazon Haloは、アップルウォッチのようなディスプレイが本体に付属していない。計測結果は、専用アプリで確認する。アプリと連動し、着用者の一連の健康状態を把握。加速度計、温度センサー、心拍数モニター、2つのマイクから着用者のデータを集め続け、アプリと連動し一連の健康状態を把握。
 運動の強度と持続時間の計測、ワークアウトの提案、体脂肪測定機能、睡眠時間や覚醒時間、レム睡眠などの様々な睡眠段階のモニタリングが可能。コンピュータビジョンと機械学習を採用するAIで計測する体脂肪測定は、医師が使う方法と同程度、家庭用体重計の2倍近く正確だという。
 また、マイクから着用者の声を収集し、機械学習ベースの音声処理技術で声のピッチ、強度、テンポ、リズムを分析して周囲の人がユーザーの声をどう認識しているかを予測する機能も搭載。発売段階ではサポートするのは英語のみだが、今後対応言語を増やしていく予定。

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