つくば・中央公園 地元のパソコン科学部の中学生らの提案によって10年ぶりに噴水が復活

 8月25日、茨城県つくば市つくば駅に隣接する中央公園の池の噴水がよみがえった。噴水復活のきっかけは、地元中学生による提案だった。2018年、池の水質調査に取り組んできた地元の市立吾妻中パソコン科学部の中学生らが、地域の夏祭りで、噴水をつくったり、水を入れ替えれば池の水がきれいになるなどと提案。中学生たちは当時、地域住民などにアンケート調査を実施。回答のなかに、「昔は噴水が出ていて水がきれいだった」とあり、これが提案につながったという。

 市は、中学生の提案を受け、噴水による中心市街地の活性化と池の水質浄化を目的に噴水の再整備することを決定。工事は今年5月から8月半ばまでおこなわれた。整備費は約3760万円。
 中央公園の西側に深さ110メートルの井戸を掘り、毎分200リットルの地下水をくみ上げ、池に引き込む。さらに噴水で水を噴き上げることにより、毎分約830リットルの池の水を撹拌。もともと池の水には地下水が引き込まれていたが、設備の老朽化によって地下水は入っていない状態で、ほとんどが雨水だった。新たな地下水の引き込みにより、池の水は16日間で入れ替わる。地下水引き込みや噴水の設置により、工事前は12cmだった透明度が、現在は38cmと3倍きれいになった。

 噴水は午前9時から午後10時まで稼働。高さを変えながら最大12メートル噴き上がり、日没から午後10時まで赤や青、紫にライトアップされる。

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