沖縄 感染防止対策強化 県立高校など分散登校

 新型コロナウイルスの感染が急拡大している沖縄では、5月31日から県立高校などで分散登校が始まった。沖縄教育委員会は、23日からの緊急事態宣言を受けて時差登校を検討するよう県立学校に通知を出していた。しかし、10代での感染が相次いでいる状況を受けて、学校内の人の流れをさらに抑えなければならないとの判断だ。

 那覇市にある県立那覇高校では、2、3年生が登校し、1年生は自宅学習となった。6月20日までは原則、1年生と2年生が一日ごとに分散登校することになる。高校3年生は、進路決定の重要な時期であるため、原則、通常登校としている。

 登校しない生徒に対しては、ホームページなどで学校からの学習の課題を知らせ、オンラインによる学習支援を行うなど、自宅で勉強するよう指導している。

 一方、登校する生徒には引き続き、登校前に体温を学校側に通知してもらうとともに、手指の消毒を徹底させるなど対策を図っている。

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