武蔵野大学「副専攻AI活用エキスパートコース」で「kintone」を導入 新しいDX推進人材の育成

 武蔵野大学(東京・江東区)は、AI時代のDX人材育成のための「副専攻(AI活用エキスパートコース)」にて、2022年4月より、サイボウズ株式会社が提供する業務アプリ構築クラウドサービス「kintone」を採用した授業を開講する。

 武蔵野大学では、2021年度より副専攻の「AI活用エキスパートコース」を開設。このコースの特徴は、先端IT技術自体を様々に活用するための手法を体系的かつ実践的に学べる。主専攻での学びの活用可能性を広げることが期待される。

 2022年度は副専攻コースの開設2年目となり、新たに開講する学部2年生の履修科目「情報技法発展B」で、サイボウズ株式会社が開発した「kintone」を利用する。「情報技法」は、先端IT技術を使ったDXを企画し推進するのに必要な情報活用と思考手法を扱う授業で、データ分析、論理思考、アイデア思考などを学ぶ。「情報技法発展B」では論理思考に基づいた現場課題の解決手法を学ぶ。

「kintone」はプログラミングなしに業務システムを開発できるノーコード型の開発プラットフォームで、DX時代の案件管理、顧客対応管理、進捗・タスク管理等、様々な業務アプリを素早く作成することが可能。授業では「kintone」を使うことによって、業務現場で発生する問題を特定し、その解決のためのアプリを素早く試行錯誤して開発するDXのプロセスを体験する。

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