全国すべての小学校へ、航空会社の仕事をテーマにしたエデュテイメント型授業用教材を無償提供

 日本航空株式会社(東京・品川区、赤坂 祐二 社長)と株式会社80&Company (京都市、堀池 広樹 代表取締役)は、教員向けに無償で教材を提供するプラットフォーム「TOUCH+」上にて、全国の小学生を対象とした、エデュテイメント型授業を実現するアクティブラーニング教材「JAL の謎解き×チームビルディング」をリリースした。

「TOUCH+」とは、学校教育関係者向けに、無償で子どもたちが楽しみながら主体的に学べる教材を提供するプラットフォーム。

エデュテイメントとは、「education(教育)+entertainment(娯楽)」を掛け合わせて作られた造語。遊びながら楽しく学ぶことで自発的な学習を促すことを指す。

 JALの社内ベンチャーチーム「W-PIT」は、2021年より日本の活性化を目指すコンソーシアム構想「Japan Vitalization Platform(JVP)」を掲げ、「青空留学」などを通じてさまざまな社会課題解決に取り組んでいる。教材プラットフォーム「TOUCH+」のコンセプトである「地域、学校間の教育格差の解消」「等しい社会学習機会の提供」に共感し、共同でプロジェクトを開始した。

「JALの謎解き×チームビルディング」は、全国の小学生対象として、航空会社の仕事をテーマにしたナゾ解きを通して「チームワーク」について学ぶことができる教材。現役教員の声をヒアリングし、教材は学校の先生が使いやすい形式を追求した。授業スライド・ワークシート・指導案・授業台本のすべてを公式サイトから無償ダウンロードができる。学校の授業など、さまざまな教育現場で活用できる。

「JALの謎解き×チームビルディング」の概要
提供開始日     : 2022年11月17日
対象学年      : 小学校5・6年生
所要時間      : 45分または90分(指導案を参照の上、いずれかご選択可能)
内容        : 航空会社の仕事をテーマにしたナゾ解きを通して「チームワーク」について学べる授業
ダウンロードページ : https://touch-education.jp/jal/

「JAL の謎解き×チームビルディング」教材のポイント
​①エデュテイメント型授業
・ナゾ解きを通して、チームの力を体感できる
 子どもたちが協力しながらナゾ解きミッションにチャレンジし、それをクリアしていくことでチームワークや協力の重要性に気付くワークショップ形式の授業。振り返りの時間では、「どうして謎が解けたのか」を考えるこ とで、子どもたちの納得感や理解度が高い状態をつくることができる。

・ストーリーを通して航空会社の仕事について学ぶ
 ナゾ解きのストーリーの中で、子どもたちは航空会社の新人となる。よりグローバル化が加速した数年 後の社会というリアリティのある設定の中で、授業内での自分に合った航空会社の職種選択を通して、航空業界への興味、関係する職種への関心を引き出す。

・遊びながら学ぶ授業で子どもたちが自分から動き出す
 エデュテイメント(エデュケーション×エンターテイメント)型の授業として設計されているため、子どもたちが遊びながら学ぶことができる、能動性の高い授業となる。工夫や試行錯誤が自然と生まれやすく、また、考える力を育むことも期待できる。
②チームワークの大切さを実感する授業
・グループ活動の導入としても活用できる
 係や当番、委員会など、協力やグループ内での役割分担が求められる活動の前に実施することにより、一つのことに複数人で取り組む理由や役割分担をすることのメリットを、子どもたちがより理解した上で、グループ活動を行うことができる。

・1 コマもしくは 2 コマのどちらかを選択できるので、空きコマにも使いやすい
 授業内容は、1コマ(45分)もしくは2コマ(90分)のどちらで実施するか選択できるので、年度途中からも実施に向けた検討がしやすく、突然の空きコマでも実施が可能。

・レクや遊びの一つとしても使用が可能
 ナゾ解きがベースとなったエンターテイメント性の高い授業なので、生徒間の距離を縮めるためのアイスブレイクや、学年末の思い出づくりなど、子どもたちのコミュニケーション活性化のためにも活用できる。

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