京進の大学受験TOPΣ 全校で「情報AIドリル」導入開始

 学習塾を全国に展開する株式会社京進は、高校生を対象とした学習塾 「京進の大学受験TOPΣ」において、プログラミング教育サービスを手掛ける「ライフイズテック株式会社(東京・港区)」が提供する学習塾向け教材「情報AIドリル」を、高校科目「情報 Ⅰ 」の学習対策として、2023年6月より全校に導入する。

 2022年4月から高校の共通必履修科目となった、「プログラミング」や「データの活用」などを学ぶ「情報Ⅰ」は、2025年度の大学入学共通テストより試験科目として導入される。多くの国公立大学や一部の私立大学では、「情報Ⅰ」を試験科目として課すことを公表している。

「情報AIドリル」は、生徒個々の弱点を特定し、苦手個所を反復学習する個別最適化された学習プランの提供や、自ら手を動かして学べることでプログラミングを苦手とする生徒にも楽しみながら本質的な理解を促せること、アウトプットとインプットを徹底的に繰り返して学習を定着させることで、学校の定期テストから共通テスト対策まで効率的に学力向上を図ることできるという特長がある。TOPΣでは、高校生が学習する上で重要だと考えている「自走型」「体験型」「個別最適型」学習であることにも注目した。「自ら学ぶ力を引き出す」「遊ぶように学ぶ」といったTOPΣの重視する教育の実現にもつながり、特にプログラミングを「体験」できるという点で、「情報Ⅰ」という科目を学習するのに大変有効であると考え、全校での導入を決定した。

 TOPΣでは、「情報AIドリル」の導入により、高校生が早い時期から「情報Ⅰ」の学習定着を図り大学入試などでの得点力アップにつなげることだけでなく、将来社会に出てからも必須となってくるプログラミングや情報分析などの能力の基礎作りとなることもねらっている。

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