株式会社誠文堂新光社(東京・文京区)が発行する小中学生向けの科学雑誌『子供の科学』は、2024年9月で100周年を迎える。2024年は『子供の科学』創刊100周年を記念したさまざまなプロジェクトを展開していく。100周年ニュースや『子供の科学』を読んで育った読者のメッセージを掲載した『子供の科学』創刊100周年記念ティザーサイトを公開した。
『子供の科学』創刊100周年記念ティザーサイト:https://www.kodomonokagaku.com/100th/
1924(大正13)年に創刊された小中学生向けの科学誌『子供の科学』は、2024年9月に100周年を迎える。100周年イヤーとなる2024年には、子供向けの企画はもちろん、100年間のすべての読者と一緒に盛り上がれるコンテンツやイベント、『子供の科学』とともに歩んできたパートナー企業とコラボレーションした企画など、100周年を記念したさまざまなプロジェクトを企画している。
100周年ニュースや『子供の科学』を読んで育った読者のメッセージを掲載した『子供の科学』創刊100周年記念ティザーサイトを公開した。
100年間で、およそ1200冊の『子供の科学』がつくられてきたが、どの時代の雑誌をめくっても、未来を感じる最先端の科学が掲載されている。そして、ワクワクしながらページをめくった読者たちが、大人になってさまざまな分野で未来をつくり上げてきた。そんな『子供の科学』の100年の歴史と、これからも読者に明るい未来を届けていくという思いを込めたキャッチフレーズが、“さあ、未来をめくろう!”。
100周年メッセージのコーナーでは、ノーベル化学賞受賞者の白川英樹さん、千葉工業大学未来ロボット技術研究センター(fuRo)の古田貴之さん、株式会社植松電機の植松努さん、グラフィックデザイナーの寄藤文平さん、サイボウズ株式会社の青野慶久さんなど、各分野で活躍されているみなさんが『子供の科学』の思い出などを語っている。
このティザーサイトを皮切りに、4月には100年分の『子供の科学』とともに100年の科学史を振り返る「科学タイムトラベル」機能を搭載予定。戦前の『子供の科学』には、日本史や世界史の教科書で登場するような出来事が、当時の子供たち向けにリアルタイムで紹介されている。
■雑誌『子供の科学』概要
1924年創刊の小中学生向け科学雑誌『子供の科学』。約100年間、子供たちに最先端の科学をたのしく、わかりやすく伝え続けてきました。宇宙、生き物、ロボット、環境、コンピューターなど、子供たちが興味をもつことなら、なんでも取り上げている。毎号、工夫をこらした実験や工作、プログラミングの記事が充実。体験を通して「科学する心」を育む雑誌。
子供の科学のWebサイト「コカネット」:https://www.kodomonokagaku.com