株式会社AICエデュケーション(大阪・吹田市) が運営するAIC国際学院大阪初等部(熊谷 優一 校長)は、国際バカロレア(IB)プライマリー・イヤーズ・プログラム(PYP)の認定校として、2025年4月23日付で正式に承認された。大阪府下ではIB PYPの認定校として4校目となり、2023年4月の開校からわずか2年という異例の速さでの認定取得となる。
IB PYPは、3歳から12歳の子どもたちを対象に、探究を基盤とした学びを通じて心身のバランスの取れた成長を促す国際的な教育プログラム。今回の認定は、同校が提供する教育の質が国際的な基準を満たしていることの証となる。熊谷優一校長は、「国際バカロレア・ディプロマプログラム校として、これまで他校で短期間での認定取得に携わってきた経験があるが、小学生向けのPYP認定は初めてで、チーム一丸となって勉強してきた」と述べ、認定への喜びを語った。また、ディプロマプログラムの必修科目である「知の理論(Theory of Knowledge)」の上級試験管としての経験を活かし、大学進学に必要な学力やその評価方法を初等部のカリキュラム設計に反映させていることを強調している。同校は2028年4月には中等部の開校も予定しており、初等部から高等部まで一貫したIB教育の提供を目指している。認定記念イベント開催へ今回の認定取得を記念し、同校は一般向けの特別イベントを複数開催する。
授業体験会:IB PYPの教育を実際に体験できる授業体験会が、2025年7月19日(土)と8月31日(土)に開催。年中・年長の子どもたちを対象に、サークルタイム、リーディング、アート、サイエンスなど、普段の授業が凝縮された45分間のプログラムが提供される。
チャリティ・キャラバンin大阪2025 夏:大阪女学院中学校高等学校との共催で、2025年7月27日(日)に特別イベント「国際バカロレアの学習と学びの連続性について考える」を開催する。イベントでは、近年増加する国際バカロレアプログラム提供校における学習の連続性、特に高校生対象のディプロマプログラム(DP)へのつながるカリキュラム設計について、指導者と学習者の視点から考察する機会を提供する。