神戸山手グローバル中学校・高等学校(兵庫県)の学校長を務める平井正朗氏が、地方教育行政の発展に寄与した功績により「地方教育行政表彰(文部科学大臣表彰)」を受賞した。この表彰は、各地域で教育行政の充実に顕著な貢献を果たした教育委員会関係者に授与されるもので、文部科学省が毎年実施している。
令和7年度は全国で177名(都道府県・指定都市31名、市区町村146名)が受章し、10月9日に文部科学省で行われた「地方教育行政功労者表彰式」では、代表者5名にあべ文部科学大臣から表彰状が授与された。
平井氏は、長年にわたり地域に根ざした教育の推進に尽力し、次代を担う子どもたちの育成や教育環境の充実に取り組んできた。同氏はこの授賞を受け、次のように私塾界にコメントを寄せた。

「このたび、地方教育行政表彰(文部科学大臣表彰)を賜り、身に余る光栄に存じます。大阪市教育委員会の一員として、多くの先生方、子どもたち、そして地域の皆さまと共に、より良い学びの在り方を模索してきた日々を思い起こします。教育行政の使命は、制度を整えることだけでなく、現場の教師一人ひとりが力を発揮できる環境をつくることにあります。カリキュラム・マネジメントを軸に、学校と行政、地域が協働しながら子どもたちの未来を育む取り組みを進めてこられたことを誇りに思います。今回の受賞を励みに、引き続き教育現場の創造と連携を通して、日本の教育の質向上に微力ながら尽力してまいります。」
今後も地域教育のさらなる発展が期待される。




