2026年度長野県高校入試 第1回志願者数調査 公立前期選抜の倍率は1・17倍

 長野県教育委員会は10月24日、2026年度に実施される高校入試に関する第1回志願者予定数調査の結果を公表した。公立全日制前期選抜(自己推薦型入試)の志願者は5170人で、前年同期比0・7ポイント減となり、全体の31・3%を占めた。前期選抜の倍率は1・17倍で、前年同期より0・02ポイント低下した。
 調査は10月8日時点で実施され、県内高校進学予定者1万6538人を対象に、前期選抜と後期選抜(一般入試、私立・高専・県外志願者を含む)の第1志望を集計した。

 公立前期選抜の全日制志願者は前年同期比96人減の5008人。学科別の倍率は、普通科1・01倍、農業科1・33倍、工業科1・24倍、商業科1・33倍、家庭科1・57倍、特色学科1・18倍、総合学科1・05倍となった。学校別では、飯山高校普通科が3・92倍で最も高く、市立長野高校総合科2・7倍が続いた。
 小諸市の小諸高校と小諸商業高校を統合し、2026年4月に開校する「小諸義塾高校(仮称)」では、普通科121人(倍率2・02倍)、ビジネス科73人(1・01倍)、音楽科30人(0・83倍)の志望者があった。
 公立全日制後期選抜の志願者数は前年同期比463人減の1万2815人で、倍率は1・46倍。学校別では、野沢北高校理数科が11倍、伊那北高校理数科が10倍と高倍率となった。前後期を合わせた多部制・単位制の延べ志願者は350人、定時制は122人だった。
 私立高校全日制は公表されていない学校も含め、計3440人の募集に対し2381人が志願。長野高専は200人の募集に207人が志願した。県外志望者は522人、志願未定は303人となった。

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