学習塾事業などを展開する株式会社城南進学研究社は5月20日、埼玉県と東京都で小規模保育園を運営する有限会社吉祥の全株式を取得し、子会社化すると発表した。株式譲渡実行日は5月26日を予定している。
吉祥は埼玉県および東京都内で4園の小規模認可保育園を運営している。各園はいずれも駅近の利便性が高い立地にあり、安定した保育需要を背景に定員充足の状態が続いているという。
城南進研は、学習塾事業に続く「第2の柱」として保育事業を位置付けており、既存施設の展開に加え、M&Aを通じた事業拡大を進めている。今回の子会社化について同社は、「既存事業とのシナジー効果により、事業規模の拡大と保育サービスの質向上を図る」としている。
吉祥の業績は堅調に推移している。2025年3月期の売上高は2億3824万円、営業利益は2339万円、当期純利益は1718万円となり、過去3年間で増収増益を続けている。純資産も2023年3月期の1780万円から2025年3月期には4666万円へ拡大した。
取得価格は非公表だが、第三者機関による株価算定を踏まえて決定したとしている。城南進研は、本件が2026年3月期連結業績に与える影響は軽微との見通しを示している。



