株式会社商船三井さんふらわあは5月20日、大阪芸術大学との産学連携事業として、同大学の学生が制作した絵画作品をフェリー船内に展示する取り組みを実施すると発表した。
展示されるのは、神戸〜大分航路に就航する「さんふらわあ ごーるど」「さんふらわあ ぱーる」のデラックスルーム。学生たちが神戸や大分、瀬戸内海の船旅をテーマに描き下ろした作品を展示し、利用客に“移動時間そのものを楽しむ”新たな船旅体験を提供する。
同社は今回の取り組みについて、「若い感性や創造性を活かした文化的価値の創出」と「船旅における新たな体験価値の提供」を目的としていると説明。船内空間の魅力向上に加え、教育機関との連携を通じた文化振興や人材育成にもつなげたい考えだ。
学生側にとっても、自らの作品が実際の商業空間に展示され、多くの乗客の目に触れる貴重な機会となる。大阪芸術大学は「アートと社会とのつながりを大切にし、今後もこうした活動を続けていきたい」とコメントしている。
近年、交通・観光業界では“移動そのものの価値向上”を重視する動きが広がっており、今回の取り組みもその一環といえる。商船三井さんふらわあは今後も、「海の道」を通じて地域や文化、人をつなぐ取り組みを進めていく方針だ。



