Z会、Z会ソリューションズを吸収合併 BtoB事業を統合し、学校・自治体向けサービスを強化

 Z会グループの株式会社Z会は、完全子会社である株式会社Z会ソリューションズを7月1日付で吸収合併する。Z会を存続会社、Z会ソリューションズを消滅会社とする吸収合併で、Z会ソリューションズは同日付で解散する。

 今回の合併は、グループ内の経営資源を集約し、経営効率化を進めることが目的。あわせて、Z会におけるBtoB事業のさらなる拡大に向け、自治体、学校、塾・予備校、企業など各領域での成長を加速させる体制を整える。

 Z会はこれまで、「Z会の通信教育」を中心に、個人向けの教育コンテンツを提供してきた。一方、Z会ソリューションズは、学校、自治体、企業など教育機関向けに、課題解決型のサービスを展開してきた。

 合併後は、BtoB向け事業をZ会に統合し、商品ラインナップの整備や補強を進める。顧客ニーズに応じたソリューション提供体制を確立し、各事業領域での基盤強化と、付加価値の高いサービス提供の迅速化を図る。

 存続会社となるZ会の商号、本店所在地、代表者に変更はない。現在、取引先と締結している契約や諸手続きについては、原則としてZ会が承継する。

 教育業界では、学校・自治体向けの教材、ICT、学習支援サービスの需要が高まっている。少子化が進む中、個人向け通信教育に加え、学校現場や自治体、企業研修などBtoB領域での展開は、教育事業会社にとって重要な成長分野となっている。

 今回の合併は、Z会グループが持つ教育コンテンツや営業・開発機能を一体化し、法人・教育機関向けサービスを強化する再編といえる。今後、学校教育や自治体施策、塾・予備校、企業教育に向けて、どのような新たなサービスを展開していくかが注目されそうだ。

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