+teacher、「書くこと」の困りごとに対応するマス目フセン2種を発売

 教育現場発の文具ブランド「+teacher(プラスティーチャー)」を展開する株式会社tasuは、子どもたちの「書くこと」への困りごとに対応した学習支援文具として、「大きなマス目のマス目フセン」と「マス目フセン“Kaketa!” 1マスver.(クリームホワイト)」を7月1日に発売する。

 近年、学校現場では個別最適な学びやインクルーシブ教育の推進により、一人ひとりの発達段階や学習特性に応じた支援の重要性が高まっている。通常学級にも特別な教育的支援を必要とする可能性のある児童生徒が一定数在籍しており、通級による指導を受ける児童生徒数も増加している。

 一方、市販の教材や文具だけでは、子どもごとの細かな特性に対応しきれない場面も多い。教育現場では、教員や保護者がノートをコピーして切り貼りしたり、子どもに合わせて大きなマス目を手書きしたりするなど、個別の工夫で支援を補ってきた。

 特に「書くこと」には、文字のバランスを取るのが難しい、漢字を1文字だけ間違えた際に消して書き直すことへ強い抵抗感がある、視覚的な情報量が多いと集中しづらいといった、多様な課題がある。教員不足や長時間労働が課題となる中、子ども一人ひとりに合わせた支援と、現場の負担軽減をどう両立するかが問われている。

 今回発売する「大きなマス目のマス目フセン」は、従来品の約1.4倍となる30ミリ角の大きなマス目を採用した。通常サイズのマス目では文字のバランスを取りにくい子どもや、視覚的なサポートが必要な学習段階に対応する。画数の多い漢字や、文字の形を丁寧に学ぶ場面で活用できる。

 もう一つの「マス目フセン“Kaketa!” 1マスver.(クリームホワイト)」は、「間違えた部分だけを直したい」という現場の声から生まれた商品だ。1マス単位で使えるため、漢字の書き取りなどで一部だけを修正したい場合に使いやすい。ノートになじみやすいクリームホワイトを採用し、貼った部分が目立ちすぎないよう配慮した。

 「+teacher」は、「教育関係者のアイデアで、社会をよくする発明を。」をコンセプトに、教育関係者とともにプロダクトの企画・開発・販売を行うブランド。教育現場の「ちょっと困った」を起点に、授業や学習環境をより良くするアイテムを展開している。マス目フセン“Kaketa!”は、第32回日本文具大賞デザイン部門を受賞し、『文房具屋さん大賞』にも入賞している。

 学習支援においては、ICTだけでなく、日々のノートやプリントに寄り添うアナログな道具の工夫も重要になる。今回の新商品は、子どもが「書けない」「直したくない」と感じる場面に寄り添いながら、教員や保護者の教材準備の負担を軽減する文具として、学校現場や家庭学習での活用が広がりそうだ。

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