教育特化の生成AIプラットフォーム「スクールAI」を提供する株式会社みんがくは、株式会社サクシードが大阪府寝屋川市から受託した「小・中学校休業日等学習支援事業」において、同サービスが採用されたと発表した。寝屋川市内在住の小学5・6年生および中学生を対象に、学校外での学習機会を提供し、自学自習の促進や学力向上を支援する。
同事業は、児童生徒が学校の授業時間外にも学びを継続できる環境を整えることを目的としている。外部講師による個別学習支援に加え、ICTやAIを活用したオンライン学習支援を組み合わせることで、一人ひとりの理解度や学習ペースに応じた支援を行う。
小学校高学年から中学生にかけては、学習内容が高度化し、教科ごとの得意・不得意が明確になりやすい時期でもある。家庭学習習慣の定着や、自ら学ぶ力の育成が重要となる中、児童生徒が自分の課題に合わせて学習を進められる環境づくりが求められている。
「スクールAI」は、オンライン学習支援の一環として活用される。児童生徒は、自分の理解度に応じて学習を進めることができ、講師による対面・個別支援と組み合わせることで、不得意科目や苦手分野の克服、学習習慣の形成につなげる。
また、対面支援の時間だけでなく、家庭学習や自学自習の場面でも学びを継続しやすい環境を支援する。学校外での学習機会を補完し、児童生徒が主体的に学ぶ力を育むことを目指す。
「スクールAI」は、全国の教員が開発した学習アプリを利用できるほか、教員自身が用途に応じたアプリを作成できる教育プラットフォーム。英作文、英会話、小論文対策など多様な学習アプリに対応し、教育現場の業務支援や個別最適な学びの実現を支えている。
同サービスは、文部科学省のガイドラインに準拠し、Microsoft Azure環境を基盤としてプライバシー面にも配慮している。第22回日本e-Learning大賞では総務大臣賞を受賞している。
みんがくは今後も、自治体や教育機関と連携しながら、AIを活用した学習支援を推進する方針だ。生成AIを単なる効率化ツールではなく、児童生徒の主体的な学びを支えるパートナーとして活用する取り組みは、自治体による学習支援事業の新たな形として注目されそうだ。



