SINET6と高松市AIデータセンターを接続 大学向けGPU計算基盤を強化

 GPUクラウドサービスを提供する株式会社ハイレゾ(志倉喜幸代表)は9月、国立情報学研究所が構築・運用する学術情報ネットワーク「SINET6」と、同社の高松市データセンターを接続した。接続回線には、NTTグループの次世代光ネットワーク構想「IOWN」を構成するオールフォトニクス・ネットワークを実装した。

 これにより、SINET6を利用する全国の大学や研究機関に対し、高松市データセンターのGPU計算資源を高速・大容量、低遅延で提供する体制を整えた。同データセンターは2024年12月に開設。床面積は約687平方メートル、投資額は約100億円で、画像生成AIや大規模言語モデルなどの計算処理に対応する。

 生成AI研究では、高性能GPUの調達費用や計算環境へのアクセスが研究実施の制約になりやすい。大学が学術ネットワーク経由で外部計算資源を利用できる環境の拡大は、研究機関間の格差縮小や、地方大学を含むAI人材育成の基盤強化につながる可能性がある。

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