Category: 塾ニュース|受験

三重県立高来春入学定員 全日制は1万2600人

三重県教育委員会は7月7日、県立高校の来春の入学定員を発表した。全日制は1万2600人で、今春よりも465人少なくなる。定時制は770人、通信制は500人で今春と変わらない。全日制普通科では桑名北、朝明、四日市四郷、菰野、白子、稲生、久居、名張桔梗丘、名張西、相可、宇治山田で1学級40人ずつ削減される。このほか、水産では海洋▽水産製造・増殖▽機関の3学科を海洋・機関▽水産資源の2学科に改編し、25人減らす。また、明野も生産技術を生産科学、経済を流通科学と改編するが、学級や定員の増減はない。

来春の公立高入試の配分比率発表 愛知県教委

愛知県教育委員会は7月8日、来春の公立高校入試(全日制課程)で合格者選抜に使う調査書評定と入試得点の「配分比率」を発表した。受験生の順位付けは、9教科の5段階評定の合計を2倍した評定得点(90点満点)と、入試の5教科の得点(各教科20点、100点満点)を使う。両方の得点の順位が募集定員内なら、第1志望の高校に合格。それ以外の受験生については、各校が決めた配分比率に従った得点計算で順位を付け、合否を決める。

来年度の岡山県立高、日程発表

岡山県教育委員会は7月4日、来年度の県立高校入試日程を発表した。一般入学者選抜の全日制、定時制昼間は、2月25日〜27日に出願。3月12日に学力検査、翌13日に面接・実技検査があり、3月20日に合格発表がある。定時制夜間は3月23日〜25日に出願、学力検査と面接・実技が同26日、合格発表が同31日。特別入学者選抜は1月30日〜2月3日出願。学力検査は2月12日、同日と翌13日に面接や選択検査(小論文など)がある。結果通知は同20日。

千葉県公立高実施要項を発表 前期は2月12、13日

千葉県教育委員会は7月9日、来春の公立高校入試の実施要項を発表した。岬と勝浦若潮は、大原と統合するため、募集を停止する。全日制124校204学科と定時制(3部制を含む)17校20学科は、前期と後期の選抜を実施。前期、後期ともに5教科の学力試験を課している。前期は2月12日に5教科試験、同13日に面接や作文など各校ごとの検査を実施する。後期の試験日は3月2日。

前期選抜、全体の3割 来年度の宮城県公立高入試

宮城県教育委員会は7月1日、2015年度の公立高校入試で「前期選抜」(全日制)の定員を4828人にすると発表した。前年より1230人多く、募集全体に占める割合は8・5ポイント増の32・4%になる。前期選抜は13年度入試から導入された。各高校が示す基準を満たせば出願できる。県教委は「受験機会を増やす」として15年度から募集割合の上限を引き上げる。普通科は20%から30%に、農業や工業など専門学科は30%から40%にする。

生徒数が減ったため学校・学科再編を進めており、募集定員は75校157学科で計1万5920人(前年度比160人減)となった。前期選抜の試験は来年2月3日、後期選抜は3月5日にある。
詳しくは県教委ホームページ(http://www.pref.miyagi.jp/soshiki/koukyou/)。

福井大工学部2学科AO入試、センター必須に

福井大の2015年度の入学者選抜要項。定員は今年度と同じ855人。工学部(8学科)のアドミッション・オフィス入試のうち、機械工学、生物応用化学の2学科はセンター試験が来年度は必須となった。同大入試課は「特に専門的な講義が多く、入学時の学力が重要になるため」と説明している。一般入試の前期日程は教育地域科学部と工学部が15年2月25日、医学部が同25、26日で、合格発表は3月6日。後期日程試験は3月12日、合格発表は同20日。前後期とも出願期間は1月26日〜2月4日。

2016年度入試から、東京大と京都大が「推薦入試」「特色入試」の実施

東京大が16年度入試から導入する推薦入試は、ペーパーテスト一辺倒だった試験から「面接での人物重視」「勉強以外の活動実績」の内容で、従来型の“受験秀才”以外の学生を獲得するのが目的だ。京都大が同じく16年度から導入する特色入試は受験科目に偏らない高校での幅広い学習を重視する一方、医学部医学科では一定の条件を満たせば高校2年でも出願できる「飛び入学」を認めるなど、「世界に通用する傑出した人材」を求めているのが特徴だ。

来年度の和歌山県立中、募集定員を発表

和歌山県教育委員会は、来年度の県立中学校の募集定員を発表した。向陽、桐蔭、田辺の各校はこれまで通り80人。古佐田丘、日高高付は40人と半減する。学校指導課は「地域の少子化に伴う」と理由を説明している。出願受け付けは来年1月5〜8日(郵送、消印有効)。適性検査・作文は同24日、面接は同25日。選考結果は同31日に発表する。

全国学力テスト小6・中3の224万人参加

全国学力・学習状況調査(全国学力テスト)が4月22日、小学6年生と中学3年生を対象に全国の約3万校で実施された。過去の同テストで正答率が低かった読解力や表現力を測るため、自分の考えや解答に至るプロセスを記述させる問題をより重視。学んだ知識を日常生活で生かすことを念頭に、題材は身近なものが選ばれた。全員参加方式は2年連続で、約224万人がテストを受けた。結果は8月ごろにまとまる予定。今回から市区町村教育委員会の判断で学校別の成績を公表できるようになり、各教委の判断に注目が集まる。

アップ・日能研関西・浜学園の3社が「関西教育機構」を設立

兵庫県の進学塾大手の株式会社アップ(兵庫県西宮市、尾上嘉基代表、以下「アップ」)、株式会社日能研関西(兵庫県神戸市、小松原健裕代表、以下「日能研関西」)、株式会社浜学園(兵庫県西宮市、竹森勝昭代表、以下「浜学園」)の3社は、4月1日、関西圏の私立学校における教育の発展を通じて、関西の教育水準向上を目指すために、一般社団法人「関西教育機構」(小松原健裕理事長)を設立した。

幼児から大学受験指導までを行うアップと浜学園、そして関西の私立中学受験指導に定評のある日能研関西の3社が持つ教育サービスや教育資源、さらにはこれまで蓄積されたノウハウを集約させることで、私学教育の発展および関西の教育水準向上に貢献できる活動を目指すという。

4月17日には、私立中高一貫校を目指す児童の保護者を対象にした教育セミナーを大阪市北区の読売大阪ビル地下1階のギャラリーよみうりで開いた。保護者ら約120人が参加。浜学園の藪孝昭・経営企画室課長補佐は「中高一貫の私学は、学力が同レベルの生徒を対象としているため効率の良い授業が出来、高校受験に縛られない、余裕を持った6年間の勉強スケジュールが組める」と魅力を強調。このほか、様々な特長を持った各一貫校の紹介や、国語、算数、 理科の教科担当者による学習の進め方の説明もあった。

今後は、朝日学生新聞社とタイアップしてタブロイド判の教育冊子を年2回発行するほか、6月29日には、大阪私学連合会との合同イベント『私立中学展』を開催する。また、私立学校をはじめ、公教育におけるICT教育の導入支援や指導面、有効利用に関する協力を積極的におこなっていく。

この社団法人には、複数の新聞社や大学、通信会社をはじめとする企業などが特別会員として参加を表明しているほか、設立趣旨に賛同し会員となる法人や団体は今後も募集していく。申し込み・問い合せは、株式会社浜学園・経営企画室(TEL.0798-64-1912)まで。