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アフリカ最高峰キリマンジャロ 山頂でネット接続可能に

 タンザニア政府は8月16日(現地時間)、アフリカ大陸最高峰のキリマンジャロ山頂で、2022年末までに高速インターネット回線が開通すると発表した。タンザニア国営通信会社が中腹の3720メートル地点に基地局を設置した。

 キリマンジャロの標高は5895メートル。ウフルピークから、メールのやり取りやインターネットへのアクセス、SNSへの投稿などが可能となる。これまでは標高3720メートルのホロンボハットまでしかカバーされていなかった。
 タンザニアと隣国ケニアにとって、年間約3万5000人が登頂を目指す登山客は重要な観光資源となっている。タンザニアのナペ・ヌナウイェ情報相は、観光客がインターネットの接続なしに山中を進むのは安全ではないと指摘していた。キリマンジャロの山頂までネットのカバー領域が広がることにより、登山者もより安全に登山ができるようになる。

国際情報オリンピック・参加者全員金メダル獲得で、文部科学大臣表彰受賞

「第34回国際情報オリンピック」がインドネシアで行われ、参加した生徒全員が金メダルを獲得した。これを受け、優秀な成績をおさめた生徒に対する文部科学大臣表彰の受賞者を決定したと8月17日、文部科学省が発表した。

 大会参加者は、88か国・地域の349名。日本からは4名が参加し、全員が金メダルを獲得。金メダルは、成績上位およそ1/12の割合で与えられる。
 文部科学省では、国立研究開発法人科学技術振興機構を通じて、国際的な科学技術コンテストに参加する若者を支援する事業を実施。また、国際的な科学技術コンテストにおいて、特に優秀な成績をおさめた者等に対して文部科学大臣表彰等を行っている。今回、金メダルを獲得した4名全員が文部科学大臣表彰の受賞者となった。
 2023年の第35回国際情報オリンピックは、ハンガリーで開催される予定。

■受賞状況
金メダル4名
※金メダルは参加者の成績上位およそ1/12、銀メダルは2/12、銅メダルは3/12の割合で与えられる。
■参加者
4名の高校生等
■受賞者詳細:
◎児玉大樹さん 灘高等学校(兵庫県)2年 金メダル
◎渡邉雄斗さん 渋谷教育学園幕張高等学校(千葉県)3年 金メダル
◎田村唯さん 大阪公立大学工業高等専門学校(大阪府)3年 金メダル
◎田中優希さん 灘高等学校(兵庫県)2年 金メダル
(文部科学大臣表彰を◎で示す)
※2021年国際情報オリンピックで児玉大樹さんは金メダル、渡邉雄斗さんは銀メダルを獲得
■参加国数/人数
88か国・地域/349名
■場所/期間
インドネシア/ジョグジャカルタ(ハイブリッド開催)
令和4年8月7日(日曜日)~8月15日(月曜日)(日本時間)
■派遣機関
特定非営利活動法人情報オリンピック日本委員会

◆大会概要
・国際情報オリンピックは1989年にブルガリアにて第1回大会が開催された。
・2022年のインドネシア大会は、第34回目。
・日本は、1994年から3年間毎年2名の選手を派遣した後、9年間の中断を経て、2006年から毎年4名の選手の派遣を再開。本年は20回目の参加。
・昨年のシンガポール大会(オンライン開催)には、88か国・地域から351名の選手が参加し、日本は金メダル2名、銀メダル2名受賞。
・今年のインドネシア大会は88か国・地域から349名の選手が参加し、日本は金メダル4名受賞。
・2023年の第35回国際情報オリンピックは、ハンガリーで開催される予定。

◆国際情報オリンピックにおける過去3年の日本代表の成績
2019年(第31回 アゼルバイジャン・バクー大会)
 金メダル1名、銀メダル3名(参加規模:87か国・地域、327名)
2020年(第32回 シンガポール大会(オンライン開催))
 金メダル2名、銀メダル2名(参加規模:87か国・地域、343名)
2021年(第33回 シンガポール大会(オンライン開催))
 金メダル2名、銀メダル2名(参加規模:88か国・地域、351名)

ウクライナ難民に今必要な支援を実施 アイ・シー・ネット

 株式会社学研ホールディングス(東京・品川、宮原博昭 代表取締役社長)のグループ会社で、社会課題解決のため国際開発事業を運営するアイ・シー・ネット株式会社(埼玉、百田顕児 代表取締役社長)は、ウクライナ難民子ども支援の第1弾として現地での支援活動とニーズ調査を行った。

ウクライナ隣国のルーマニアとモルドバが対象国
 ルーマニアとモルドバでは、ウクライナからの難民をそれぞれ約8万人受け入れている。調査チームが、現地の支援団体からの聞き取りや、避難施設の視察を行ったところ、難民の3分の1を占める子どもたちが教育分野で様々な課題に直面していることが分かった。

 調査中、現地では「視察疲れ」も見受けられた。海外から視察に来て支援の約束はして帰るが、すぐには何も支援してくれないというケースも多く、これを理由に視察を言下に拒否されることもあった。今回の調査では学研グループで支援予算を事前に用意し、確認された現場でのニーズに対し、即断即決で支援を進めた。具体的な支援内容の一例は以下のとおりで、詳細はアイ・シー・ネットのWEBサイトで確認できる。
[支援内容https://www.icnet.co.jp/topics/ukraine_osa/

■今後の予定
 今回の調査結果をもとに、学研グループとして中長期的な難民支援に取り組む。1社だけではできることに限界があるため、なるべく多くの企業や団体と連携しながら取り組みたいと考えている。支援に関心のある方は、下記へご連絡ください。
<問い合わせ先>ウクライナ難民支援プロジェクト team_ukraine@icnet.co.jp

都内生徒主催で全国の中高生が参加し議論ウクライナ問題の現状と支援について考える 

 中高生らによるウクライナ問題の現状や自らできる支援について考えるフォーラムが、7月30日にオンラインで開催された。東京都内の私立高の生徒有志の主催で行われたフォーラムは、全国の150人以上が参加した。
 ウクライナの首都、キーウからSNSで情報発信を続けているボグダン・パルホメンコさんが現地から基調講演を行い、自身の体験を具体的に語り参加者に対し、「どういう社会、生活、国にしたいかから逆算し、行動してほしい」と訴えた。その他、ウクライナから日本に避難している高校生や大学生3人もスピーチを行い、突然これまでの日常が失われる恐ろしさを語った。
 その後参加者らは、署名活動や募金、絵本づくりやSNSで支援の気持ちを表すことなど、さまざまな意見を出し合い、自らできる支援について議論を交わした。

マンガAI翻訳のMantra、集英社・東大IPC・DEEPCORE等から約1.5億円の資金調達を実施

 マンガに特化したAI翻訳技術の研究開発を行うMantra株式会社(東京・港区、石渡 祥之佑 代表取締役)は、株式会社集英社、東京大学協創プラットフォーム開発株式会社、株式会社ディープコア(DEEPCORE)、株式会社コンコードエグゼクティブグループ、株式会社ツクリエを引受先とする第三者割当増資により、総額約1.5億円の資金調達を実施した。

 Mantraは「世界の言葉で、マンガを届ける。」をミッションに掲げ、言語の壁を突破してマンガを世界中のファンに届けるためのサービスを展開している。2020年に公開したマンガのクラウド翻訳ツール『Mantra Engine』は出版社、翻訳会社、マンガ配信事業者を含む10社以上のパートナーに導入され、月間20,000ページ(単行本換算で約100冊分)以上の多言語化に貢献している。2022年に集英社協力のもとリリースした英語学習アプリ『Langaku』は、公開初日にApp Storeの「教育」カテゴリで1位を獲得するなど、新しい言語学習の手法として注目を集めている。

マンガに特化したAI翻訳
 絵とテキストの不規則な配置、独特な話し言葉、ストーリーの背景にある複雑な文脈など、マンガには翻訳を難しくする要素が多く含まれる。同社はこの課題を解決するため、マンガに特化した画像認識と機械翻訳を統合し、世界で最も高精度なマンガ機械翻訳を開発した。この成果は人工知能分野のトップ国際会議AAAIに採択され、アジア太平洋機械翻訳協会からAAMT長尾賞を授与されるなど、学術的に高く評価されている。また、この過程で作られたマンガAI技術は、言語教育における教材の難易度調整に転用されるなど、翻訳以外の領域にも応用されている。

資金調達の概要・使途
 このラウンドの調達資金は、『Mantra Engine』および『Langaku』のユーザー体験を向上させるための採用強化、および両サービスの基盤技術であるマンガに特化した自然言語・画像処理技術の研究開発などに活用していく。

米Amazon、医療企業を39億ドルで買収 対面型診察でアマゾン・ケアを強化

 米アマゾン・ドット・コムは、医療コンシェルジュを手掛けるワン・メディカルを純債務も含めて約39億ドル(約5400億円)で買収することに合意したと7月21日に発表した。また、全額キャッシュによる買収だという。
 2007年創業のワン・メディカルは、サンフランシスコに拠点を置く「質の高いケアを手頃な価格で提供する」ことを目指す企業。クリニックや24時間対応のオンライン診療で患者の健康相談に対応するサービスで、全米で1281のクリニックを展開している。
 今回の買収により、同社が手掛けるオンライン診療サービス「アマゾン・ケア」に診療所を運営するワン・メディカルを取り込む。バーチャル医療と対面型の診察をかけ合わせることで、医療サービス分野における成長を促進させる。

 アマゾン・ケアは2019年に同社従業員向けに試験的な医療サービスを開始。その後は、全米の企業に展開し、2018年に買収したオンライン薬局のピルバックなどと合わせてバーチャル医療事業を拡張してきた。

「グローバル・クラスメート・サミット2022」に追手門学院高校生が日本代表に選出

 日米の高校生16人が、12日間オンライン上で相互理解や国際社会の課題をテーマに議論する「グローバル・クラスメート・サミット2022」の日本代表に、追手門学院高校(大阪・茨木市、木内淳詞 校長)3年の貴嶋麗さんが選ばれた。

 これは、日本語を学ぶアメリカの高校生と、英語を学ぶ日本の高校生が、学校ごとにオンライン上で文化言語交流を図る「グローバル・クラスメート※」プログラムに参加した約2000人の中から選抜されたものだ。

  7月16日〜8月12日のうちの12日間で開催されるサミットでは、日本とアメリカから8人ずつの生徒が1日4時間程度オンライン上に集まり、グローバルで活躍する経営者やリーダーからの講話とワークショップ、「市民外交の役割と異文化理解」をテーマにしたディスカッションを英語で行い、参加者それぞれが「国際社会の未来を築くための提案」をまとめ、発表する予定。貴嶋さんは、学校や自宅からオンラインにアクセスし、サミットへ参加する。

 追手門学院高校では、英語教育の一環で2019年から同プログラムに参加している。2021年には、アメリカ ニューヨークの公立高校「スタイべサント高校」と半年間、オンライン上の専用チャットルームで日本語と英語を使い、交流を重ねた。
 高校の紹介からはじまり、国の文化・慣習、お互いの国の印象、世界で起こる社会課題など様々なテーマを議論するなかで、貴嶋さんは「社会に対する視野が広がり、自らの考えを持ち、素直に伝えることができるようになった」と話す。
 また「貧困」や「食料問題」についてもアメリカの格差の実情から考えるきっかけを得て、「世界で食料問題の解決や教育機会の創出にチャレンジしたい」という夢を持ったことが、今回の選出につながった。

全世界の学生を対象とした「国際コミック・マンガスクールコンテスト2022」 90の国・地域の1,317校の登録校の中から受賞作品を決定

 セルシスが主催する全世界の学生を対象としたマンガコンテスト「国際コミック・マンガスクールコンテスト2022」の受賞作品を本日7月1日に発表した。このコンテストには90の国・地域の1,317の学校から参加登録があり、1,600を超えるマンガ・イラスト作品から、グランプリ、各部門賞を決定した。

 コンテストは「旅」を共通のテーマとして、コミック、マンガ、Webtoon、バンド・デシネ、イラストおよび課題のネームを元に作画を行う作画部門の全6部門で、2021年12月より作品を募集した。コミック関連では5部門に分かれており、セリフの言語も自由なため、多様な文化から生まれたさまざまなジャンルの個性豊かな作品が集った。

国際コミック・マンガスクールコンテスト2022結果発表
https://www.clipstudio.net/promotion/comiccontest/ja/

表彰式動画
https://youtu.be/V5mGLT2S3Ik

 総合グランプリは、フィリピンのVictory Christian International Schoolのkaninsさんによる、男性と死者の少女の物語を描いた「PAGPAG」が受賞した。kaninsさんの作品には、「人生という壮大な“旅”というテーマがしっかりと伝わった」、「心情が丁寧に表現されており、出てくるキャラクターにも愛着がわいて良かった」といった評価が寄せられた。

 コンテストはプロを目指す学生を対象としており、審査員、協賛各社より受賞作品に対して具体的かつ詳しいアドバイスをいただいた。受賞者はもちろん、作品とアドバイスを読んだ方のスキルアップにもつながるコンテンツとして、順次コンテストサイトで公開する。

 今回は協賛各社から応募者へ計44件のオファーがあった。また、7月14日~7月17日までフランス パリで開催されるJapan Expoにおいて、コンテストの特別展示を行う。

 セルシスは、今後もコンテストを継続して開催し、世界のマンガメディアと才能ある学生との良き出会いをサポートできるような場に育てていく。

【受賞作品】
各作品は結果発表ページで読むことができる。
総合グランプリ

学校名:Victory Christian International School
ペンネーム:kanins(Philippines)
作品名:PAGPAG

コミック部門 部門賞

学校名:Chungkang College of Cultural Industries
ペンネーム:JAY HuH / 제이 허(South Korea)
作品名:FREESTYLE LIFE

マンガ部門 部門賞

学校名:台南應用科技大學
ペンネーム:theYOUNG(Taiwan)
作品名:京那巴魯 – 尊貴的死者之地

Webtoon部門 部門賞

学校名:大葉大學
ペンネーム:林煜雯_Gwen(Taiwan)
作品名:太陽和雨

バンド・デシネ部門 部門賞

学校名:永平高中
ペンネーム:方方(Taiwan)
作品名:THE JOURNEY

作画部門 グランプリ

学校名:成都大学
ペンネーム:Niello5(China)
作品名:旅程

イラスト部門 グランプリ

学校名:学校法人角川ドワンゴ学園 S高等学校
ペンネーム:KIKA(Japan)

【国際コミック・マンガスクールコンテスト2022開催概要】
賞・賞金
コミック / マンガ / バンド・デシネ / Webtoon 各部門
総合グランプリ (1名)
・賞金 3,300 USD(360,000円)
・Wacom Cintiq Pro 16(DTH167)
・CLIP STUDIO PAINT EX 1デバイスプラン 3年版

部門賞 (各1名)
コミック部門賞 / マンガ部門賞 / バンド・デシネ部門賞 / Webtoon部門賞
・賞金 1,700 USD(180,000円)
・Wacom One 液晶ペンタブレット 13
・CLIP STUDIO PAINT EX 1デバイスプラン 3年版

作画部門
グランプリ (1名)
・賞金 2,200 USD(240,000円)
・Wacom One 液晶ペンタブレット 13
・CLIP STUDIO PAINT EX 1デバイスプラン 3年版

イラスト部門
グランプリ (1名)
・賞金 550 USD(60,000円)
・Wacom One 液晶ペンタブレット 13
・CLIP STUDIO PAINT PRO 1デバイスプラン 3年版

日本語教育のデジタル化 京都市国際交流協会にオンライン教室の業務システムを導入

 SUN株式会社(東京・港区、仲宗根俊平 代表取締役社長兼CEO)が開発した、オンライン日本語教室の業務管理システムが京都市国際交流協会に採用されたことを発表した。
 SUNが提供する日本語学習アプリ「くらしスタディ」をオンライン教材として活用し、京都市国際交流協会が運営する日本語教室「kokoka」の授業の予約から決済、授業運営まで全てをオンラインで行うことができるようになった。

 京都市国際交流協会では、日本語学習アプリ「くらしスタディ」を活用して、オンライン日本語教室の「業務管理システム」を構築し、6月1日(水)より本格運用を開始した。これにより京都市国際交流協会では、対面で行っていた授業や、受講に必要な窓口の手続きをオンライン化し、利用者(在留外国人)が時間や場所を問わずにオンラインでサービスを受けられる環境を整備することができた。

「くらしスタディ」はSUNが開発したオリジナル教材。2021年3月にサービスを開始して以来、ベトナムやインドネシアなど世界9カ国で配信されており、10万ダウンロード(2022年4月時点のAndroid版・iOS版累計)を突破した。くらしスタディは世界全9カ国の日本語学習者の間で利用されている。

 今後もSUNは「くらしスタディ」および「オンライン日本語教室の業務管理システム」の開発および機能強化に取り組み、企業・団体向けのパッケージ化を目指す。オンラインによる日本語教室の運用は、コロナ禍だけではなく地域日本語教室の空白地域解消にも有用な手段となる。政府が推進する「生活者としての外国人のための日本語教室事業」のオンライン化の実現を支援していく。

■京都市国際交流協会に導入した業務管理システムの概要
名称:くらしスタディ for kokoka
機能一覧:
生徒管理 申し送り機能 講師管理 予約システム
成績管理 オンライン教材 授業スケジュール管理 Web決済
出席管理 オンライン授業システム 報告書作成 一括メール送信

■システムの特徴
「業務管理システム」では、授業枠の設定、講師やボランティアの調整、学習者の予約から決済まで、地域日本語教室の運営に関わる一連の手続きをオンライン上で完結することができる。
 学習者の学習進捗や成績(得意・苦手)など、メモを残せる申し送り機能を搭載。授業ごとに支援者が変わっても、生徒の状況を引継ぎ、個別のサポートができるので授業の質を向上することができる。学習者の成績や出席状況もデータで出力されるので、テンプレートを活用すれば報告書の作成も簡単にできる。
 運営側が授業の時間を設定するだけで、学習者や支援者は通知を受け取り、授業スケジュールを確認することができる。授業に参加する場合は、予約可能な時間枠を選択してweb決済をするだけ。ビデオ会議システムも標準搭載している。
詳細は特設ページへ。https://kurashi-study.net/company.html
システムの問い合わせはこちらへ。https://www.sun21.co.jp/inquiry/

■アプリ概要
・タイトル:くらしスタディ(https://kurashi-study.net)
・対応OS/動作推奨環境:iOS・iPad版/OS 11.0以上、Android版/OS 5.0以上
・対応言語:英語、ベトナム語、日本語
・配信国:日本、ベトナム、タイ、インドネシア、フィリピン、ネパール、マレーシア、インド、バングラデシュ
・開発・運営会社:SUN株式会社
・ダウンロード方法
▼App Store:https://apps.apple.com/jp/app/id1542314715
▼Google Play:https://play.google.com/store/apps/details?id=net.kurashi.study

チームラボ アラブ首長国連邦のサディヤット文化地区に、「好奇心」と「イマジネーション」を育む、アートプロジェクト「teamLab Phenomena Abu Dhabi」を発表

 アブダビとチームラボは、アートプロジェクト「teamLab Phenomena Abu Dhabi」を発表。このプロジェクトは、”home for infinite curiosity”(「好奇心」と「イマジネーション」を育むアートプロジェクト)として、アブダビならではのアート作品を含む、人々の参加や行動によって有機的に変化していく世界へ没入し、身体で体験する空間を提供する。

「teamLab Phenomena Abu Dhabi」は、アートとテクノロジーとサイエンスの交差点を模索し、訪れるすべての人の好奇心、イマジネーション、創造力を刺激する空間。アブダビ・サディヤット文化地区に新たに加わる本プロジェクトは延床面積約17,000平米の大空間で、大規模な研究と実験のプロセスにより生み出された、他に類を見ない作品群で成り立っている。
アブダビ文化観光局(DCT Abu Dhabi)が、同首長国の観光地や体験の大手クリエイターであるMiral社と提携し、学際的アート集団チームラボと共に体験のコンセプトと建築の開発を行った。

 チームラボの新たなコンセプト「Environmental Phenomena」によるアート空間は、作品自体で存在せず、環境がつくる現象が作品の存在をつくっており、来場者を新しい体験に導く。また、建築はチームラボがコンセプトを担当し、アブダビを拠点としているMZ Architectsが実現する。「teamLab Phenomena Abu Dhabi」 のために設計された建築は、作品が、生命体のように自由で有機的に変化する環境を提供するという重要な役割を担っている。

「ロサンゼルス現代美術館」やシドニーの「ニューサウスウェールズ美術館」など、世界的な美術館にアート作品が収蔵されてきたチームラボ。アーティスト、プログラマー、エンジニア、CGアニメーター、数学者、建築家などのメンバーが、世界に類を見ない体験を、アラブ首長国連邦(以下、UAE)の首都、アブダビで実現する。