Category: 塾ニュース|教育ICT

玉井式 外国人向け日本語学習教材「KIWAMI Japanese」 インド名門大学が採択 授業開始

 株式会社タマイインベストメントエデュケーションズ (京都市・中京区、玉井 満代 代表取締役)は、インド名門大学のランチー大学(Ranchi University)における自社開発 日本語学習教材「KIWAMI Japanese」を用いた日本語学習授業を12月9日より開始すると発表した。

 株式会社タマイインベストメントエデュケーションズは、「玉井式 国語的算数教室」や「玉井式 図形の極」、「玉井式 Eeそろばん」など、イメージング力を身に付けることを教育の目標とした次世代型ICT教材の開発に傾注し、全国で約24,000人の学習者を有するICT教材メーカー。また、コロナ禍で通塾が困難になった学習希望者にも対応すべく、2020年6月よりオンライン双方向授業を導入・提供開始し、履修内容の不足などの不安感解消に向けた指導も執り行っている。 

ランチー大学はインド東部に在する、23の学部・大学院を有し、15の分校、49の提携校を抱える名門大学。インド国内はもちろんのこと、世界で活躍できる人材育成にも注力し、インド国内の日本企業への就職や日本でのビジネス開始などを将来の目標とする学生の育成に取り組むため、今回の教材採択に至った。

Google  Gmail・Google Drive・フォト、2年利用ないデータ削除に 2021年6月から

 Googleは11月11日、来年6月からGmail、Googleドライブ、Googleフォトで「2年間利用がないとデータを削除する」など、Googleのストレージポリシーの変更を発表した。新ポリシーではGmail、Googleドライブ(Googleドキュメント、スプレッドシート、スライド、図形描画、フォーム、Jamboard、サイトのファイルを含む)、Googleフォトを2年間利用していない場合、そのサービスからすべてのコンテンツから削除される可能性があるとのこと。現在、すべてのGoogleアカウントに15GBの無料クラウドストレージが付与されており、Google DriveやGmailはこのクラウドストレージを使ってデータを保持している。なお削除対象になるかどうかはサービスごとの判断となる。

文部科学省LINE公式アカウント「文部科学省 子供の学び応援」がコンテンツ追加&「LINE Study」へのリニューアル ソーシャルデータバンクがプラットフォームを提供

 ソーシャルデータバンク株式会社(東京・港区、伊藤 俊輝 代表取締役)は、LINEみらい財団(LINE株式会社)が協力した文部科学省のLINE公式アカウント「文部科学省 子供の学び応援」におけるコンテンツの追加および「LINE Study」へのリニューアル化において、プラットフォームの提供を行った。文部科学省は「子供の学び応援」を設けた目的として、新型コロナ感染症の影響を受け学習機会が減っている児童や生徒への支援を標榜している。

 文部科学省のLINE公式アカウント「文部科学省 子供の学び応援」(2020年4月開設)に学習コンテンツが加えられたことで、LINEを使った学習アカウントである「LINE Study」に追加された。今回追加されたコンテンツは、算数・数学の学習動画約500本と、全国学力・学習状況調査の過去問。これらはすべて無償で利用することができる。
• 追加コンテンツ
●全国学力・学習調査(令和元年度)の問題、回答、解説
●小中学生・高校生向けの算数・数学の学習動画505本

《動画の対象内訳》
小学生対象72本(京都教育大学 提供)
中学生対象115本(京都教育大学 提供)
高校生対象318本(公益財団法人日本数学検定協会 提供)

■ことば解説:「LINE Study」
「LINE Study」はLINEみらい財団が運営する、“いつでも、どこでも、学べる”をコンセプトとした、オンライン学習サービス。オンライン学習サービスを提供している複数企業・団体のLINE公式アカウントを「LINE Study」として認定し、AI技術などを活用した先進的なオンライン学習コンテンツの開発などに向け取り組んでいる。

「文部科学省 子供の学び応援」利用方法について
文部科学省LINE公式アカウント「文部科学省 子供の学び応援」はLINE ID【@855asdfp】を入力することで友だち追加が可能。本サービスは無料で利用することができる。

ICT教育でも見やすさの効果が期待される「UDデジタル教科書体 欧文」が小学校英語総合対策アプリ「ELST Elementary」に採用

 株式会社モリサワの「UDデジタル教科書体 欧文」が、株式会社サインウェーブが提供する小学校英語総合対策アプリ「ELST Elementary」に採用された。
 アプリ内の英単語・会話の文章等に「UDデジタル教科書体 欧文」を使用。「ELST Elementary」は、人工知能(AI)によるスピーキングの自動採点や手書き文字のスペルチェックの結果を受け取ることができ、小学生が楽しく英語を勉強できる教育機関向けの英語学習アプリ(iOS/Android)。実用英語技能検定(3級~5級)の面接練習にも取り組めるほか、他の生徒と正答率などを競うバトルモードなどもあり、ゲーム感覚で楽しみながら単語の勉強に取り組めることから、全国各地の小学校や学習塾などで導入されている。この度、「UDデジタル教科書体 欧文」の高いデザイン性や可読性、視認性が評価され、アプリ内の英単語や文章を表記するフォントとして採用された。

・UDデジタル教科書体
https://www.morisawa.co.jp/topic/upg201802/
・小学校英語総合対策アプリ「ELST® Elementary」
https://www.sinewave.co.jp/elst-elementary

株式会社アルク 英語学習アプリ「booco(ブーコ)」のUI/UXを刷新

 株式会社アルク(東京・千代田区、天野 智之 代表取締役社長)は、英語学習の参考書や問題集の電子コンテンツをアプリ内で購入・学習できるスマートフォンアプリ「booco(ブーコ)」の最新バージョンをリリースした。
 ユーザーの目的に応じた本を見つけやすくするため、検索機能を搭載。学習継続のモチベーションを高めるため、学習時間を記録・可視化。さらにUI/UXを刷新。書籍の検索や学習時間の記録が可能になった。アプリのホーム画面を見直し、人気のある書籍や新着書籍、クイズ学習に対応した書籍などが探しやすくなった。「学習する」画面には、学習時間を可視化。ユーザー自身が設定した学習時間目標に対する目標達成度も確認できる。学習中の書籍やお気に入りのチェックを付けた書籍にアクセスできるライブラリ機能も備えている。
 • 12月には、Android版アプリもリリース予定!
これまでiOS版のみだったが、2020年内にAndroid版アプリもリリース予定。

<アプリ情報>
【タイトル】英語学習 booco(ブーコ)
【提供開始日】2020年4月30日
【価格】無料(アプリ内課金あり)
【対象】iOS 11以降
※本アプリはiOSのみ対応です。

<アプリURL>
iOS:https://apps.apple.com/jp/app/id1507203854

<公式サイト>
https://www.booco.jp

NSGグループ 新潟コンピュータ専門学校 株式会社バーチャルキャストとVR空間での授業を開始

NSGグループの新潟コンピュータ専門学校は、株式会社バーチャルキャストとVR授業の一環としてVR(バーチャル・リアリティー)空間でのVR授業を11月24日より開始した。

 新潟コンピュータ専門学校は2020年4月にCG・Webクリエーター科「VTuber(バーチャルユーチューバー)コース」を新設。
株式会社バーチャルキャストと教育提携を結び、VRに関わる様々な授業やイベントを行ってきた。株式会社バーチャルキャストから、らーめん氏を講師に招き、VR空間で行う授業を開始した。授業は毎週火曜日、12月8日まで行われ、最終日はVR空間での作品発表を行う予定。

 学生たちはVR空間で画面共有を行いながら、授業で制作した3Dモデルを実際にVR空間で使用できるようソフトの使い方や仕組みを学んだ。VRデバイスを身に着け、制作したアイテムをVR空間上でアバターに装着し、アニメーションやエフェクトを確認した。

DJI、コロナ禍の教育業界に対し、最新技術を活用した特別な学びを提供

 民生用ドローンや空撮テクノロジーで世界をリードするDJI JAPAN 株式会社は、新型コロナウィルス感染拡大防止の観点から各種学校行事の中止・延期が相次ぐなか、オンラインでの発信を余儀なくされている学校に向け、この秋、オンライン学園祭をはじめとした、学校PR動画制作を支援した。

DJIは2020年9月から東京都内を中心とする以下4校を対象に、機材貸出し、及び、機材を使用した撮影方法のワークショップを実施している。

・学校法人渋谷教育学園幕張中学校・高等学校 (千葉県千葉市)(9月12日実施)
・芝浦工業大學附属中学校高等学校 (東京都江東区)(9月14日実施)
・東京都立科学技術高等学校 (東京都江東区)(10月21日実施)
・品川女子学院中等部・高等部 (東京都品川区)(今後実施予定)

DJIの主要製品であるドローンやカメラ(Mavic Mini, Osmo Mobile 3, Osmo Pocket, Osmo Action)および教育用ロボットRoboMaster S1のワークショップを開催後、生徒自身がコンテンツ企画や撮影、編集作業まで行った。

学生が制作した作品:
芝浦工業大學附属中学校高等学校電子技術研究部
https://www.youtube.com/watch?v=QS5qbfC3NmU&feature=emb_logo

渋谷教育学園幕張中学校・高等学校(近日公開予定)
槐祭online 公式Twitter: https://twitter.com/online44606988/

文部科学省のLINE公式アカウントに学習コンテンツを追加し、「LINE study」としてリニューアル

 LINE株式会社(東京・新宿区、出澤 剛 代表取締役社長)は、CSR活動の一環として取り組んできた一連の教育活動における知見やノウハウをより広域的・永続的な活動とするため、一般財団法人LINEみらい財団(https://line-mirai.org/ja/top/)(東京・新宿区、代表理事:奥出直人、江口清貴)を2019年12月に設立し、情報モラル教育やプログラミング教育の充実に向けた活動等に取り組んでいる。
 LINEみらい財団は、文部科学省に協力し、小中学生・高校生のオンライン学習を支援するため、文部科学省のLINE公式アカウント「文部科学省 子供の学び応援」( https://line.me/R/ti/p/%40855asdfp )に学習動画などのオンライン学習コンテンツを追加した。オンライン学習ができるアカウントとして「LINE study」に新たに追加した。

【追加コンテンツ】
・全国学力・学習状況調査(令和元年度)の問題、回答、解説
・小中学生・高校生向けの算数・数学の学習動画505本
<動画の対象内訳>
小学生対象72本(京都教育大学 提供)
中学生対象115本(京都教育大学 提供)
高校生対象318本(公益財団法人 日本数学検定協会 提供)

問題集のリブリーと育伸社が業務提携

 「Libry(リブリー)」を開発、提供する株式会社Libry(東京・千代田区、後藤 匠 代表取締役CEO)と、株式会社育伸社(東京・台東区、石見 広志 代表取締役)は、業務提携契約を締結した。 

 今回の提携に基づいて、株式会社育伸社の中学生向け教材『Sirius21標準編 数学』(Vol.1、2、3)をデジタル化し、2021年春に「リブリー」で提供開始する。また、全国の学校で採用されるよう、営業面で協力・連携をする。

◆ 株式会社Libryについて

  • 会社名:株式会社Libry 
  • 代表取締役CEO:後藤 匠
  • 設立:2012年5月
  • 所在地:東京都千代田区岩本町3-9-13 岩本町寿共同ビル 4F
  • 企業サイト: https://about.libry.jp/

◆ 株式会社育伸社について

  • 会社名:株式会社育伸社
  • 代表:石見 広志
  • 創立:1974年2月
  • 所在地:東京都台東区台東3-46-9
  • 企業サイト:https://www.ikushin.co.jp/

品川区の全公立保育園で『KitS』を採用、活用開始 全国の公立保育園ではじめての導入

 品川区は、区立全43の保育園でICT保育教材「KitS(きっつ)」を正式導入、10月から運用を開始している。本教材は全国の幼稚園、保育園、こども園等、民間の園では導入されているが、公立園での採用は全国初だ。

 11月2日には、品川区中小企業センターにて、品川区こども未来部保育課長の立木征泰氏、品川区地域振興部商業・ものづくり課長の遠藤孝一氏、株式会社スマートエデュケーション代表取締役の池谷大吾氏による意見交換会が催された。

 今回のKits導入は、品川区内の中小企業に向けた助成金をスマートエデュケーションが申請したところから始まっている。その窓口になった地域振興部商業・ものづくり課が『KitS』のおもしろさをこども未来部保育課へ紹介し、今回の導入に至った。

 遠藤氏は、「他の事業でもうまく区役所を使ってもらいたいし、様々な助成金も用意しているので、ぜひ利用してもらいたい」と品川区の中小企業への取り組みについて語り、立木氏は、「良い教育コンテンツに気づかない場合が多い。ぜひ、売り込みをしてもらえるとありがたい」と語る。

左から遠藤氏、池谷氏、立木氏

 自治体と交渉するときに、他自治体での実績を聞かれることがほとんどで、なかなか先に進めない中、品川区は検証から導入まで早かった。このことについて池谷氏は、「KitSというコンテンツそのものが良いと判断されたことは嬉しかったが、区の導入までの部署横断によるきめ細やかな対応には驚いた」と言う。

 提供するKitSのコンテンツの一つ『アートポン!』の実演も披露された。

 『アートポン!』は、子供たちが描いた絵を写真撮り、タブレットに取り込むことで、タブレット上の海の中を泳ぐしかけになっている。しかし、ただ絵を描くだけではない。導入部に登場する蛸の『タコポン』というキャラクターを使った子供たちの興味、関心を引くストーリーを作っている。

 タコポンは、お絵かきが大好きで、海の絵を子供たちに描いてくれる。だが、続けて海の生き物を描こうとしたら筆が折れてしまい泣いてしまった。そこで、子供たちに「タコポンを助けて」と呼びかけ、子供たちが能動的に絵を描く仕掛けを用意している。

 絵を描いたあとは、子供たち自身が自分の作品についてみんなの前でプレゼンテーションし、他の子供たちと質疑応答をする時間を設けるなど、子供たちも先生もワクワクできる保育が展開される。

 KitSの導入を考えている自治体は増えているそうだ。その上で、池谷氏は「重要なのは進化。来年も新たなものを出していきます」と語り、更なるコンテンツの強化を約束した。