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第4回全国小中学生プログラミング大会 小2年の交差点シュミレーション作品がグランプリに

 全国小中学生プログラミング大会(JJPC)実行委員会は、「第4回全国小中学生プログラミング大会」の最終審査会・表彰式を開催し、グランプリ・準グランプリをはじめとする受賞作品全10作を発表した。
 全国小中学生プログラミング大会実行委員会は、角川アスキー総合研究所、NPO法人CANVASが運営し、実行委員長を稲見昌彦・東京大学先端科学技術研究センター教授が、審査委員長をアーティストの河口洋一郎・東京大学名誉教授が務めている。朝日新聞社が共催、一般社団法人超教育協会が後援している。

■受賞作品一覧(敬称略)

■グランプリ・準グランプリ作品の概要

『現実シリーズ2 渋谷スクランブル交差点信号機』(グランプリ)
小長井聡介:多摩市立南鶴牧小学校2年(東京都)
使用環境:Scratch3.0

 世界的にも有名な渋谷ハチ公前のスクランブル交差点をコンピューター上でシミュレーションした作品。多くの車や歩行者が安全に交差点を渡れるようにすることを目的に、渋滞の状況を最初に設定すると信号が変わるたびに画面上の車や人が動き出す。何度も現地に足を運んでデータをとり、また航空写真を参考にして画面を作るなど、それ自体が自由研究的な内容になっている。青信号では、一度に600人の人が交差点を渡り始めますが、Scratchの制限から10人を1グループにするなどを工夫。審査委員長の河口洋一郎氏は「現地調査など応募に対する丁寧な姿勢に、審査員一同、非常に多くの共感を覚えました」とコメント。観察や分析だけでも十分に内容のあるテーマである上に、それをよくするためのシミュレーションへと一歩進めた点が評価された。

『会話おたすけ音声ロボット』(準グランプリ)
安藤颯亮:桐蔭学園小学部3年(神奈川県)
使用環境:Scratch 3.0 Desktop、Scratch Link、micro:bit、LEGO WeDo2.0

 ケガや病気で話せない、鉛筆で書くのも大変な状況の人に便利な会話ツール。体の自由が奪われる難病と向き合った英国の物理学者ホーキング博士をテレビで見て、「同じような状況で困っている人に便利なロボットを開発したいと思った」のが作ることになったきっかけ。作品は、手にはめて使うレゴで組み立てたロボットハンドとPCの画面を組み合わせて操作。Scratch、WeDo、micro:bitといった複数のソフト、ハードを組み合わせた点も特徴。審査員の増井雄一郎氏は「《人のために役に立ちたい》という気持ちは素晴らしい。自分なりに形にして、身体をあまり動かせない人でも会話できるようにした。本当に素敵なことだと思います」とコメント。

表彰式での受賞者・審査員・実行委員の集合写真

■賞品
グランプリ: 賞状と盾          副賞: hpノートパソコン+VR用ヘッドセット
準グランプリ: 賞状             副賞: hpノートパソコン
優秀賞:  賞状                     副賞: hpノートパソコン
入選: 賞状                         副賞: 書籍『ギネス世界記録2020』

■全国小中学生プログラミング大会概要
 2020年の小学校段階におけるプログラミング教育の必修化が迫るなか、プログラミング教育への注目が集まっています。これまで全国小中学生プログラミング大会では、アイデアを表現・発信する手段としてのプログラミングの普及を目指し開催しています。2016年に第1回大会を開催し、これまでに700名以上の子どもたちが作品を応募、または関連イベントに参加しています。

■第4回全国小中学生プログラミング大会 開催概要
主催:全国小中学生プログラミング大会実行委員会
       (株式会社角川アスキー総合研究所、NPO法人CANVAS)
共催:株式会社朝日新聞社
協賛:学校法人角川ドワンゴ学園、株式会社グルコース
         さくらインターネット株式会社、株式会社日本HP
         株式会社ProjectWhite
後援:一般社団法人超教育協会
協力:秋葉原プログラミング教室
大会実行委員長:稲見昌彦(東京大学 先端科学技術研究センター教授)
実行委員:遠藤 諭(株式会社角川アスキー総合研究所 主席研究員)
               石戸奈々子(NPO法人CANVAS 理事長)
               清水 亮(東京大学 先端科学技術研究センター客員研究員)
審査委員長:河口 洋一郎(東京大学名誉教授、アーティスト)

■公式サイト
全国小中学生プログラミング大会 http://jjpc.jp/

■参考リンク
U-22プログラミング・コンテスト http://www.u22procon.com

AI型教材「Qubena(キュビナ)」を開発する株式会社COMPASS 青翔開智中学校・高等学校 主催の教育研究会に特別協力

株式会社COMPASS(東京・品川区、神野 元基 CEO)は、青翔開智中学校・高等学校(鳥取・鳥取市、横井 司朗 理事長)で11月8日(金)・12月20日(金)に開催される「青翔開智中学校・高等学校 教育研究会」に特別協力することを発表した。青翔開智中学校・高等学校は、2019年4月よりQubenaを指導の一環として導入している。青翔開智中学校・高等学校は、テクノロジーが進歩するこれからの時代を見据え、子どもたちの創造的思考と探究力を育む教育に力を入れており、Qubenaで知識・技能を効率的に習得することで、先生や生徒の時間を確保し、探究学習の時間の創出を実現している。
青翔開智中学校・高等学校のこのような取り組みはCOMPASSが目指すQubenaの理想的な活用方法であり、その教育スタイルを広く知っていただくため、このたび青翔開智中学校・高等学校が主催する研究会に特別協力する。COMPASSは本イベントにおいて、企画構成、プロモーションの協力を行う。

<青翔開智中学・高等学校 教育研究会 概要> URL:https://seishokaichi.jp/
◆主催   :青翔開智中学校・高等学校
◆後援   :鳥取県教育委員会、鳥取市教育委員会
◆特別協力 :株式会社COMPASS
◆開催場所 :青翔開智中学校・高等学校(鳥取県鳥取市国府町新通り3丁目301-2)
◆開催日時 :<第1回>2019年11月  8日(金)14:10〜17:30(受付開始13:30)
       <第2回>2019年12月20日(金)14:10〜17:30(受付開始13:30)
◆参加料  :無料 ※要事前申込み

◆お申込み :参加のお申込みは以下のURLまたは右記QRコードよりご案内しております。
       URL:https://forms.gle/r4ScEQpYuAvono6PA
       締め切り:<第1回>11月1日(金) <第2回>12月13日(金)まで

◆対象   :県内外の公立および私立小中高等学校職員、教育関連企業、一般の方
※学生の方のご参加はお断りしています。
◆定員   :50名
◆主な内容 :
①公開授業/校舎見学
 以下の授業では、Qubenaを活用した個別最適化学習をご覧いただけます。
 対象授業:中学1年生クラスでの数学授業(指導教諭 安岡里恵氏)
 指導単元:<第1回>中学2年生「式の計算」<第2回>中学2年生「1次関数」
 ※その他の授業も自由にご覧いただけます。

②理事長・校長 横井司朗氏 ご挨拶
③職員によるパネルディスカッション
 テーマ :「個別最適化学習と探究学習の実践と報告」
 内容  :個別最適化学習を取り入れた授業の解説と、スーパーサイエンスハイスクール指定校としての取り組みをご紹介します。
 登壇者 :青翔開智中学校・高等学校 主幹教諭(教務)安岡里恵氏
      青翔開智中学校・高等学校 教諭 スーパーサイエンスハイスクール担当 田村幹樹氏
 進行  :青翔開智高等学校 副校長 織田澤博樹氏[五ノ井4] 

④教育講演
 テーマ :「Society5.0に生きる子どもたちに必要な力とは」
 登壇者 :大妻中学高等学校 CIO 教諭 加藤悦雄氏

学習データを集約する「Studyplus for School SYNC(シンク)」各社との連携を強める

学習管理SNS「Studyplus」、教育事業者向け学習管理プラットフォーム「Studyplus forSchool」を提供するスタディプラス株式会社(東京・千代田区、廣瀬 高志 代表取締役)は、学習塾で利用されるデジタル教材の学習データを集約する「Studyplus for School SYNC(シンク)」を開始した。

映像授業事業者との連携強化、教育業界の指導者不足を解消へのアプローチ第2弾として、株式会社ユナイテッド・インテリジェンス(京都・下京区、坂木 俊信 代表取締役社長)が提供する、全国5,500教室の学習塾に展開する塾向け映像授業サブスク「ベリタス・アカデミー」と提携を開始し、動画教材の学習データの自動収集が可能になった。

SYNC概念図

さらに、第3弾目は株式会社青山英語学院(千葉・松戸市、 寒河 江毅 CEO )が提供する、中学生向けを中心に35,000コンテンツを提供する塾向けデジタル教材「Assist(アシスト)」と提携を開始し、デジタル教材の学習データの自動収集も可能になった。

今回の「Assist(アシスト)」との連携によって、デジタル教材の勉強履歴が自動で「Studyplus for School」に記録されるようになり、先生は「Assist(アシスト)」の特徴である、一人ひとりの生徒の理解度に合わせた課題を自動で作成・添削が出来るので、生徒とのコミュニケーションに時間を割くことが出来るという。

そして、株式会社TripleWin(神奈川・伊勢原市、 長澤 大輔 代表取締役社長)が提供する、全国150教室以上展開する動画教材「成績Apシステム(アップシステム)Ap教科書ナビ」と提携を開始し、学習データの自動収集が可能となった。

「成績Apシステム Ap教科書ナビ」は、高等学校で利用する教科書に対応した学習塾向けコンテンツサービスだ。日々の授業や定期テスト対策に特化した教材で、学業成績や課外活動で合否が決まる「推薦入試」にも強く、多くの学習塾で利用されている。

家庭用プログラミング学習教材 「Sphero Mini Activity Kit」を発売

SB C&S株式会社は、Sphero(スフィロ、本社:アメリカ)の家庭で基礎的なプログラミング学習ができる教材「Sphero Mini Activity Kit(スフィロミニ アクティビティキット)」をSoftBank SELECTION オンラインショップ(https://www.softbankselection.jp/cart/top.aspx/?utm_source=pr&utm_medium=ols&utm_campaign=2019100205)や全国の家電量販店(一部店舗を除く)で、2019年10月18日に発売する。発売に先立ち、SoftBank SELECTION オンラインショップでは、予約の受け付けを開始している。

「Sphero Mini Activity Kit」は、手のひらサイズのボール型でジャイロスコープ、加速度計、LEDライトなどの機能を搭載したプログラミングロボット「Sphero mini」にアクティビティカードと迷路やコースを作ることができる部品が付属した、家庭で基礎的なプログラミング学習ができる教材だ。アクティビティカードに沿って進めていくと、楽しみながら段階的に学習することができ、Sphero Playアプリを使って出来る様々なミニゲームや、複数のドライブモードやLEDライトの色を変更する機能などを使いこなせるようになる。Sphero Playアプリでの操作を習得したのち、さらに拡張性に優れたプログラミングシステムSphero Eduアプリへ学習を進めることができ、Sphero miniをプログラミングできるようになる。初めは指で描いた線の通りにボールをコントロールするところから始め、基本的なスクラッチブロックに移行し、やがてJavaScriptテキストでプログラムを書けるようになる。

【Sphero Mini Activity Kit】
https://www.softbankselection.jp/cart/ProductDetail.aspx?sku=0817961024392&utm_source=pr&utm_medium=ols&utm_campaign=2019100206

1.製品画像

2.同梱物
・Sphero mini クリアシェルロボティックボール
・アクティビティカード 15枚
・ミニボーリングピン 6個
・コーン 3個
・コンストラクションセット
・ロボティックボールカバー
・micro USBケーブル

3.販売価格
9,768円(税込)

4.発売日
2019年10月18日

5.製品に関するお問い合わせ
SB C&S株式会社 グローバル製品窓口
http://gp.supportweb.jp/

みらいスクールステーションの教育ICT専用端末「メディアボックス」が、令和版デジタル教科書・デジタル教材に対応

富士ソフト株式会社(神奈川・横浜市、坂下 智保 代表取締役 社長執行役員)は、総合教育ソリューション「みらいスクールステーション」の教育ICT専用端末「メディアボックス」にデジタル教科書・デジタル教材の再生機能を追加する。2020年からの小学校の学習指導要領全面改訂では、各教科でのICT活用が前提となり、デジタル教科書・デジタル教材の利活用が進むと予測されている。

 “3秒で起動・簡単操作”が特長の「メディアボックス」がデジタル教科書・デジタル教材の再生に対応することで、教室ではパソコンを使わずに授業ができる。パソコンの設定など授業準備の負荷を軽減して、スムーズな授業進行により、教育におけるICT利活用のハードルを下げ、教育の質の向上をサポートする。

【メディアボックス(デジタル教科書・デジタル教材対応版)について】
価格:オープン価格
提供開始予定日:2019年10月1日(火)

<再生可能なデジタル教科書・デジタル教材>
●HTML5で作成された令和2年度以降に発売されるデジタル教科書・教材に対応
・教育出版株式会社、学校図書株式会社、株式会社学研教育みらい各社のサンプル版デジタル教科書で動作確認済
・その他、デジタル教科書・デジタル教材については、順次動作確認予定

<みらいスクールステーションについて>
 当社独自技術で開発した教育ICT専用端末「メディアボックス」を教室に常設して、授業と校内情報配信の用途をシームレスに実現するサービスです。
 授業での利用においては、電子黒板などの大型提示装置への教材提示を「たった3秒のすばやい起動」と「家電感覚で扱えるリモコン操作」により、ICTが苦手な方でも簡単にデジタル教材を提示できる点をご評価いただいています。また、情報配信の用途では、ビデオカメラ映像のライブ放送とお知らせを受信するデジタルサイネージの受信端末としてご利用いただくことができ、視覚的な情報伝達をタイムリーに実現します。
(みらいスクールステーション ホームページURL) https://www.mirai-school.jp/

メイツ 教育機関向け英検 アプリ スピーキングコンテンツを追加

教株式会社メイツ(東京・新宿区、遠藤 尚範 代表取締役)は、「教育機関向け英検®アプリ」に新たにスピーキングコンテンツを追加したことを発表した。

「教育機関向け英検®アプリ」は、リーディング、リスニング、ライティング、スピーキングの4技能学習に対応をした学習アプリだ。今回はスピーキングコンテンツを追加している。2次試験の対策が各級で5回分ずつ収納されており、指導現場の先生の負担を減らすことに成功している。

■スピーキング対策コンテンツの特徴
①本番のイメージを掴むことができる
模擬面接を各級で5回練習できるようになっている。英検での面接は、流れが概ね決まっているため、その流れに沿った練習をすることで学習者当人が本番のイメージを掴みやすくなっている。作法から出題傾向までを網羅しているため、本番の予行練習としての学習ツールになっている。

②講師指導が0で最も指導効率がいい
従来の学習塾におけるスピーキング対策は、担当の講師が生徒とのやり取りを通して練習をしていくというものが主流だったが、メイツが開発したアプリでは、生徒自身がアプリで学習できるようにしているため、講師が時間を割いて対応をする必要をなくしている。これにより、生徒も学習のタイミングを自分で選択しやすくなっており、面接対策も受けたいときに受けられ、効率よく学習ができる。

2020年初開催「小学生ロボコン」予選向けロボットキット「ユカイな生きものロボットキット」をユカイ工学が開発・発売

「ロボティクスで、世界をユカイに。」を掲げ、数多くのIoTプロダクトを企画・開発するユカイ工学株式会社(東京・新宿区、青木 俊介 代表)は、NHKエンタープライズが今年度2020年3月に開催を予定している「小学生ロボコン」に向け、自由な発想で小学生でも簡単にロボット作りができる「ユカイな生きものロボットキット」を開発した。また、「第1回小学生ロボコン2020全国予選会」の競技課題の発表に合わせ、10月1日より発売を開始した。

1988年にNHKのスタジオで始まった「ロボコン」は、奇想天外な手作りロボットが次々と登場し、真剣勝負が繰り広げられるイベント。「高専ロボコン」、「NHK学生ロボコン」、「ABUロボコン」に続き、「小学生ロボコン」が2020年3月に開催が決定。ユカイ工学は本会の開催にあたり、「小学生ロボコン」の予選応募ができる「ユカイな生きものロボットキット」の開発及び、予選会の競技課題「お菓子な生きものロボットレース」にも全面参加協力している。本レースは、お菓子の箱で作られた3つの課題をクリアし、スピード部門とアイデア部門を競い、審査される。2020年から小学校で必修化されるプログラミング教育の開始を前に、ユカイ工学ではロボットに興味を持ってもらうきっかけの一つとして、工作的感覚で創造性豊かにロボット作りや操作を楽しめるよう企画致した。本キットは学校やプログラミング教室、キッズ向けワークショップといった、様々な教育現場での教材としても利用できる。

▼「小学生ロボコン」への参加方法・競技の詳細は大会公式サイトへ
http://www.official-robocon.com/shougakusei/

フォーサイト 月額500円で500時間以上の大学受験対策授業が見放題

 難関資格対策および大学受験対策の通信講座を運営する株式会社フォーサイト(東京・文京区、山田 浩司 代表取締役社長)は、2019年10月1日(火)より、500時間以上の大学受験対策授業が見放題の「イノベー」の月額利用料を3,980円(税込)から500円(税抜)に大幅値下げし提供する。
■詳細はこちら https://foresight-inc.co.jp/course/innovee/

■プロ講師による500時間以上の授業が見放題
 大手予備校でも活躍する大学受験業界のベテラン&新進気鋭の講師が授業を担当。授業動画は専任カメラマンによるハイビジョン撮影で、講師が目の前にいる生授業のような臨場感を実現している。講座のレベルも各科目の基礎から東大受験対策まで幅広く、目的にあったレベルの講座を受講することが可能。テキストや映像はスマートフォン向けアプリを使っていつでもどこでも見ることができる。

・受講可能講座:センター試験対策講座、 スタンダード講座(高校1~2年生の学習内容)、東大対策講座
※一部公開していない講義・確認テストがある。
※センター試験対策講座については2020年のセンター試験が終わり次第、配信停止となる。「大学入学共通テスト」対応の授業の配信予定はしていない。

バンダイナムコエンターテインメント×朝日新聞社 アクティブラーニング型キャリア教育プログラム「アソビジット」を共同で開発・展開

 株式会社朝日新聞社(渡辺 雅隆 代表取締役社長)は、株式会社バンダイナムコエンターテインメント(宮河 恭夫 代表取締役社長)とともに、小中学生が楽しみながら学ぶことができるキャリア教育プログラム「アソビジット」を共同開発した。9月30日より、授業での実施を希望する全国の小中学校からのエントリー受付を開始し、10月中旬より教材を無償提供する。「総合的学習」の授業などでの実施を通じて、子どもたちに世の中のお仕事について、ワクワクしながら学び、将来のキャリアについて考える機会を提供したいと考えている。

■両社共同開発で実現する「楽しみながら学べる」キャリア教育
朝日新聞社は、2016年から子どもたちのキャリア教育を支援するプロジェクト「おしごとはくぶつかん」を実施しており、キャリア教育教材制作の豊富な経験、全国の教育現場との直接的なつながりを持つことが大きな強みだ。バンダイナムコエンターテインメントは、何気ない日常にアソビを仕掛ける多彩な経験から、あらゆるもを楽しくする知見を有している。今回、両社の強みを組み合わせて、子どもたちの関心が高く、なりたい職業にランクインすることも多い「ゲーム作り」の仕事を題材に、アソビを作るプロデューサーの疑似体験ができる「楽しみながら学べる」アクティブラーニング型キャリア教育プログラムを実現した。

■実際の企業の業務内容を元に開発・実践的な学び、かつ未来を生き抜くための知的創造力を磨く
アソビ作りのあらゆるプロセスのうち、子どもたちが創造力を発揮できる「企画」の仕事に焦点をあてている。ワークシートや動画教材を使ってニーズ検討、アイデア出し、伝え方の検討・発表を体験できる。プログラム作りには、人気家庭用ゲームシリーズ『太鼓の達人』や『ファミスタ』などを手がける3人の現役プロデューサーが協力。動画教材に出演し、ヒット商品を生み出すプロセスを披露している。子供たちが主体的に学べる工夫も随所に散りばめられ、監修を担当した愛知教育大学の先生方からは、「今までにない実践的な教材」と評価が高い。授業で作った企画案のコンテストも実施。特に優れた企画を提出した子どもたちには、バンダイナムコエンターテインメントが本社に招待し、表彰する。

キャリア教育プログラム「アソビジット」詳細
●「アソビジット」で身につく力
実際の企業の商品開発の流れを元にした教材を使って、ニーズの把握・アイディア立案・伝え方の検討・プレゼンテーションの流れをアクティブに学習。問題を発見し解決する能力、未来を生き抜くために必須の知的創造力を育てます。また、企画をプレゼンシートにまとめ、シナリオに書き起こすことで、考えを合理的にまとめる力、発表する力も身につく。


●「アソビジット」教材セットの内容(1クラスにつき1セット想定)
動画教材DVD 1枚、テキスト35冊、ネームホルダー 35個、ネームカード35枚、取り扱い説明書(授業案)1部、小冊子「バンダイナムコエンターテインメントのおしごと」35冊、先生へのアンケート1枚、コンテスト応募用封筒1部
※想定授業時間数:2~4時限を想定。進行の仕方によって調整可能。
●「アソビジット」教材の申し込み方法ウェブ上の特設サイトに設置されたフォームよりご応募ください。
>>申し込みフォームURL:https://krs.bz/asahi/m/asovisit
申し込み対象:全国の小中学校でクラスを受け持つ先生
クラス数:先着100クラス 応募締め切り:2019年11月30日
※締め切り前に100クラスに到達した場合は、その時点で締め切らせていただきます。
教材配布:2019年10月中旬より順次、指定いただいた宛先へ送付
授業可能時期:教材が届き次第実施可能

無学年式 AI×アダプティブラーニング「すらら」 とめ・はね・はらいや書き順の正誤もその場で自動判定 漢検・高校入試対策ができる漢字コンテンツをリリース

株式会社すららネット(東京・千代田区、湯野川 孝彦 代表取締役社長)は、学習者が手書きした漢字のとめ・はね・はらいや書き順までその場で正誤判定することができ、漢字検定・高校入試対策として学習できる漢字コンテンツの提供を9月20日に開始した。

学習者が手書きした漢字のとめ・はね・はらいや書き順までその場で正誤判定することができる

学習者が手書きした漢字のとめ・はね・はらいや書き順までその場で正誤判定することができるすららネットは、「教育に変革を、子どもたちに生きる力を。」を企業理念とし、アダプティブな対話式 ICT 教材「すらら」を、国内では 800 の塾、160 の学校に提供している。発達障がいや学習障がい、不登校、経済的困窮世帯を含む 66,000 人以上の生徒に学習の機会を提供するなど日本の教育課題の解決を図ることで成長を続け代表的な EdTech スタートアップ企業として2017年に東証マザーズに上場した。

AI×アダプティブラーニング教材「すらら」は小学校1年生から高校3年生までの国語、算数/数学、英語の学習を、先生役のアニメーションキャラクターと一緒に、一人一人の理解度に合わせて進めることができるアダプティブなe-learning教材。レクチャー機能、ドリル機能、テスト機能により、一人一人の習熟度に応じて理解→定着→活用のサイクルを繰り返し、学習内容の定着をワンストップで実現できる。初めて学習する分野でも一人で学習を進めることができる特長を生かし、小・中・高校、学習塾をはじめ、放課後等デイサービス等においても活用が広がっている。

9月20日に「すらら」IDを持つ生徒向けに、小学校4年生から中学3年生までに学習する漢字を学ぶことができる「漢字コンテンツ」の提供を開始した。「漢字コンテンツ」は小学校高学年~中学校で学習する漢字について、正しく読み、書く力を自学自習できる「すらら」学習コンテンツ。日常学習に加え、高校入試対策、漢字検定対策として取り組むことができる。自動正誤判定機能を持つ小・中学生向け漢字教材は極めて珍しく、自立学習で漢字を正しく習得できる画期的なコンテンツだ。