米アップルは12月14日、これまでで最速かつ最も強力とうたうデスクトップパソコンの新型「iMac Pro」を世界各国で発売した。4999ドル(約56万円)からという価格も過去最高で、最速となる構成を選択した場合のコストは1万3000ドル(約146万円)を超える。マットグレイの27インチ5Kディスプレーを備えたiMac Proは8コア、10コア、18コアのXeonプロセッサを搭載。リアルタイムの3Dレンダリングやビデオ編集、仮想現実(VR)を利用したコンテンツの制作にも対応できる。
デジタルハリウッドが運営をする、起業家・エンジニア養成のプログラミングスクール『G’s ACADEMY TOKYO』(ジーズアカデミートウキョウ)は、中高生のためのプログラミングキャンプ『G’s ACADEMY YOUTH CAMP』を2018年1月3日~5日の3日間、開講する。
『G’s ACADEMY TOKYO』で社会人向けに授業を行なっている気鋭の講師陣が中高生のみなさんへ直接教える他、現役エンジニアによる講演会も開催。最終日には、参加者が開発したオリジナルのWebアプリケーションのプレゼンテーション&修了証の贈呈を行う。
期間中、16歳で事業(プロダクト名:ONE PAY)を創り出して起業している山内奏人氏による講演会もおこなう。
株式会社 mikan(本社:東京都渋谷区 代表取締役 宇佐美峻)と株式会社KADOKAWA(本社:東京都千代田区 代表取締役社長 松原眞樹)は『鉄緑会東大英単語熟語 鉄壁』の内容に沿って学習できるスマホ用英単語学習アプリ「mikan 鉄壁」を2017年11月1日(水)より配信を開始した。
「mikan 鉄壁」は、『鉄緑会東大英単語熟語 鉄壁』掲載の英単語を学習できるスマートフォン向けアプリ。東京大学をはじめとした超難関大学合格に必要な英単語3,331語を収録。書籍版『鉄緑会東大英単語熟語 鉄壁』とアプリを併用して使うことで、鉄壁のボキャブラリーを効率よく身につけられる。
[アプリ名]mikan 鉄壁
[配信開始日]2017年11月1日(水)
[アプリストアURL]
・APP
https://itunes.apple.com/jp/app/mikan-鉄壁/id1287396055?mt=8
・Google Play
https://play.google.com/store/apps/details?id=link.mikan.teppeki
[価格]2,000円(税込)
株式会社ソニー・グローバルエデュケーション(代表取締役社長:礒津政明)と株式会社ワオ・コーポレーション(代表取締役社長:西澤昭男)は、ロボット・プログラミング教育事業の拡大に向け業務提携したことを発表した。
ワオ・コーポレーションが運営する「個別指導Axis(アクシス)」は、2020年度からの小学校でのプログラミング必修化を前に、2018年4月1日より全47都道府県300以上の教室でロボット・プログラミング講座(小学3~6年生対象)を一斉開講する。
この講座では、ワオ・コーポレーションが40年以上にわたる教育事業とロボット・プログラミング教室「WAO!LAB(ワオ!ラボ)」の運営で培った経験とノウハウをもとに、ソニー・グローバルエデュケーションのKOOV(クーブ)を使い、共同開発した専用のカリキュラム(教育課程)で授業を進める。
2017年にソニー・グローバルエデュケーションが商品化したKOOVは、ブロックで自由な「かたち」をつくり、「プログラミング」によって様々な動きを与えるもので、より楽しく、自分のペースでプログラミングを遊びながら学べるように開発された学習キットだ。
ICT CONNECT21主催のプログラミング教育を考えるイベント『シリーズ:プログラミング教育の世界での取り組み~英国における低学年でのプログラミング教育の取組~』が、9月21日に筑波大学東京キャンパス文京校舎にて開催された。
「Bee-Bot」の説明をするアンドリュー・ブッシュ氏
登壇したのは、イギリスでコンピュテーショナルシンキングを学ぶためのロボット「Bee-Bot」を販売しているTTS Groupのアンドリュー・ブッシュ氏。コンピュテーショナルシンキングがなぜ低学年から必要かをテーマに、イギリスの学校教育カリキュラムの具体的な実例を基に語った。
イギリスでは、2012年に、教科「ICT」のカリキュラムの内容を変更することが発表され、2013年に「Computing」へと教科名が変更され、新たな教科へと変貌した。
教科「ICT」は、コンピュータの操作スキルやアプリケーションの使い方に重きを置いていた。しかし、「Computing」は、アルゴリズムの理解やプログラミング言語の学習を取り入れるなど、コンピューターサイエンスの内容をより充実させた。社会の変化に伴ったコンピュテーショナルシンキングの重要性の高まりを受けてのものだ。
ブッシュ氏はコンピュテーショナルシンキングについて次のように語る。
「なぜコンピュテーショナルシンキングが重要かと言うと、『問題を解決する』、『分解する』、『解決方法を見つける』を体験的に身につけることができ、このような概念はあらゆる教科に応用できるものです。また、子供たちは自分たちがお互いに何をしたかを説明し合う場を持つことも大事です」
そして、イギリスで新しいカリキュラムとともに、数多くの学校現場で導入されているのが、Bee-Botだ。この虫を模したロボットを使いプログラミングを学習するのはもちろんのこと、地理など様々な教科と連動させて使用されている。
「子供たちが自信を持ってテクノロジーを使う、ツールとして自信を持って使えるようにするのがプログラミング教育の根幹です」とブッシュ氏は最後に語り、日本の教育関係者にエールを送った。
株式会社NTTぷらら(東京・豊島区)が、今年3月から提供している「Shummy(シュミー)」の利用者が右肩上がりで増えている。Shummyは、プロのスキルを動画とイベントで学べる『趣味学習サービス』だ。
これまで東京や大阪などの一部の大都市ではないと、一線で活躍するプロフェッショナルによるスクールや講座は受講することができなかった。しかし、Shummyを利用することで、実際のスクールの受講料よりもリーズナブルな値段で、好きな時間に学ぶことができる。
Shummyは主に「オンライン動画講座」「オフラインイベント」「オンラインショッピング」の3つで構成されている。「オンライン動画講座」は、講師を務めるプロフェッショナルと協働して、1からレッスンを構成。動画は、すべてスタジオで複数台のカメラを用いて、細かく学べるように多様なカメラアングルで撮影されている。
再生時には、任意の区間を指定して繰り返し視聴でき、講師の手元の動きを何度も繰り返し再生して細かく見ることでテクニックを深く学べる。また、動画を見ながら、講師、あるいは受講者間で質問や対話ができるので、自宅にいながら実際の教室で学んでいるような感覚で受講できる。
「オフラインイベント」は動画講座と連動したワークショップを開催し、「オンラインショッピング」は、受講する際のスタートキットや講師が厳選したツールなどの購入が可能になっており、新たに趣味を始めようとした際にShummyで全て完結するように設計されている。
Summyの魅力を語る山崎賢人氏
株式会社NTTぷららサービス本部ビジネス戦略部の山﨑賢人氏は、Shummyの利点について、「例えば、ヨガやピラティスなどは、男性の中には教室に通うのをためらっている方も多いかもしれません。しかし、Shummyを使えば自宅で気軽に学ぶことができます。ハードルが高いと思う趣味でも最初の一歩を踏み出しやすいと思います」と語る。
現在、ニコンカレッジとタイアップしたカメラ講座を始めとして、ガーデニング、ヨガなど7ジャンル33講座が稼働している(2017年10月1日現在)。2017度内には、50講座に増える予定。また、ブラウザベースで提供されるためマルチデバイスで利用でき、専用アプリのインストールは不要だ。Shummyで無料レッスン(レッスン1)が公開されている。まずはこれを視聴してみてはいかがだろうか?
また、事業者向けにはプラットフォーム提供も検討しており、NTTぷららが動画撮影・編集・配信のノウハウを活用し、動画事業への進出を支援してくれる。例えば、副教科の講座、社会人向け講座などサービスの幅を広げることにも利用できそうだ。
合資会社創慧研究所(東京・新宿区、長谷川博彰代表)が提供する「小論文高速自動採点クラウドサービス」の採点スピードが飛躍的に速くなった。同サービスは、小論文や作文などの採点を自動化する文章添削サービス。これまで原稿用紙5枚分の文章(2000文字)に約1分を要した採点時間が、わずか10秒ほどで完了する。
同サービスのベースにあるのは、同社が開発した「インテリジェンスマイニング®(IM)」という概念だ。IMは、文章力だけでなく、文章から「思考力」を診断し、数値化する論理的な文章の診断手法。IMを用いることで、これまで曖昧だった文章の採点根拠を明確化し、答案者への説明責任を担保できるという。
長谷川博彰代表はIMについて、「文章に隠された書き手の指紋のような特徴が診断できます」と述べる。長谷川氏は静岡大学情報基盤センター客員教授も務めており、同センターの長谷川孝博准教授とともに、IMを用いた学生の「文章vs思考力」検証を進め、研究結果のデータも数多く蓄積しながら、IMの信頼性を学術的にも高めている。
「小論文高速自動採点クラウドサービス」は、このIMを用いることで、「センテンス(一文)の長さ」「名詞、動詞、助詞・助動詞、接続詞、副詞など全品詞の使用率」「特有の言葉遣い」「末尾の統一感」など計10項目について自動的に採点する。さらに、文章をよりよくするための指摘や改善策、解説も自動的に出力される。
北海道札幌市(北大前)の「作文教室 ゆう」では、このサービスを文章添削の通信講座に利用して採点の効率化に成功。同教室の藤本研一代表は、「小論文の採点は時間がかかります。また主観的なものになりがちですが、そこに自分とは違う角度で採点ができ、大いに役立っています。利用者の中には、機械を使って文章を見られることに抵抗があると言う方もいました。しかし、『実際に試してみると予想以上に良かった』と高い評価をいただいています」とIMの活用事例について話す。
また、2020年度に向けて進められている高大接続改革に伴う大学入学者選抜の方法は、現行のセンター試験から「大学入学共通テスト」に変更されることが決まっており、共通テストには記述式の問題が採用されることになった。それに伴い、採点・指導の効率化、コスト削減、説明責任が求められることが避けられなくなることから、「小論文高速自動採点クラウドサービスは、教育改革の助けとなる心強いツールとなるでしょう」と長谷川博彰代表は、IMの今後の可能性を語る。
インテリジェンスマイニング®のユーザーの声は、QRコードから動画で見ることができる。
問い合わせ先:hasegawa@i-mining.com
株式会社ベネッセコーポレーションは、2017年9月20日から「LINE カスタマーコネクト」を活用したチャットによるサポートサービスを、進研ゼミ小学講座の新規顧客向け問い合わせ窓口に導入した。導入を通じて、自動およびオペレータによるチャット対応で、顧客からの問い合わせ方法の選択肢を増やし、顧客の利便性向上と新規入会の最大化を図る。
「LINE カスタマーコネクト」の活用により、以下が実現できる
● 従来の電話・WEBに、『Auto Reply (AIによる自動応答)』(24時間365日対応)、『Manual Reply(チャットサポート)』(9時~21時対応)を加えて、多様かつ柔軟に問い合わせに対応
● 携帯電話から入電した電話番号を元に『Call to LINE』を介してユーザーのLINEアカウントを自動検索・チャットサービスを提案。電話混雑時でもお待たせすることなく顧客対応
●LINE応答履歴を蓄積してAIの学習用データとして分析・活用し、自動回答の精度を上げて、早く・確実な自己解決を促進