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『世界青少年「志」プレゼンテーション大会』が9月に開催

一般社団法人志教育プロジェクト(理事長:出口光)は、2018年6月29日、日本外国特派員協会内(東京都千代田区)で、『世界青少年「志」プレゼンテーション大会を今年9月16日から17日に東京で開催すると発表した。
 また、日本初のマンガの志教育テキスト・アクティブラーニング教材の「夢を叶える方法 志の法則」(原作:出口光、脚本:小山高生、漫画:青野渚、キャラクターデザイン:松本零士、監修:佐々木喜一)を7月6日に一般に発売すると発表した。
 同記者会見では、三河主門氏によるモデレートのもと、出口光氏、佐々木喜一氏、小山高生氏のパネルディスカッションも行われた。夢は個人的であり、「志」は公的である。「志」を英語でも「kokorozashi」として発信していきたい。「志」のない経営者はいない。「志」の連鎖が地球を救っていく、とした。

■世界青少年「志」プレゼンテーション大会 開催概要
開催日時:2018年9月16日(日)、17日(月・祝)
開催場所:オープニング会場 サイボウズ株式会社東京本社(東京都中央区日本橋)
     メイン会場 国立オリンピック記念青少年総合センター(東京都渋谷区代々木)
入場料:一般(プレゼン大会のみ参加)3,000円、高校生以下1,000円
懇親会費:3,500円(小学生以下無料、要保護者同伴)
記念講演:下村博文(衆議院議員・元文部科学大臣)
主催:一般社団法人志教育プロジェクト 世界青少年「志」プレゼンテーション大会実行委員会
共催:一般社団法人 メキキの会
協賛:成基コミュニティグループ/一般社団法人教育再生実行連絡協議会/株式会社サイボウズ
後援:読売中高生新聞

■プレゼンター(発表者)募集要項
世界青少年「志」プレゼン大会で自らの熱い「志」を発表する青少年を募集。
応募資格:国内外問わず 10〜22歳の青少年 日本語での発表、または通訳付きの発表
応募様式:応募者自身の「志」を語る3分間の動画を撮影し、下記の方法で応募。保護者、先生などが本人の代理での応募も可。
・LINE:@agb3694yを友だち追加の上、動画を送信
・サイト:http://youth2018.kokorozashi.me でフォームに必要情報を記入の上、送信。
審査:第1次審査:志と背景を日本語で語る3分間の動画 2018年7月22日(日)23時59分締切
第2次審査 志と背景、具体的な行動を日本語で語る5分間の動画 2018年8月12日(日)23時59分締切
本大会 9月17日(月)13時〜16時30分(懇親会17時〜19時)
審査委員長 松本零士(漫画家)
審査委員 下村博文(衆議院議員)、大久保秀夫(株式会社フォーバル代表取締役会長)、鈴木寛(文部科学大臣補佐官)、佐々木喜一(成基コミュニティグループ代表)、出口光(一般社団法人志教育プロジェクト理事長)など
最優秀受賞者はクラウドファウンディングの立ち上げから情報拡散など、実行委員会のメンバーがそれぞれの専門性を活かして応援するとする。また、10月21日に京都で開催される第6回志ビジネスプレゼンテーション大会でゲストスピーカーとなる。

■問い合わせ・連絡先
世界青少年「志」プレゼンテーション大会実行委員会事務局
150-0002
東京都渋谷区渋谷1-17-8 松岡渋谷ビル3F
youth2018@kokorozashi.me
TEL:03-6805-1431 FAX:03-5464-5184
http://youth2018.kokorozashi.me/

高橋一生×永作博美で連続テレビドラマ「みかづき」制作開始

NHKは6月26日、連続ドラマ「みかづき」の制作を開始と発表した。
 来年2019年1月スタートで毎週土曜日、連続5回の放送予定。
 原作は2017年中央公論文芸賞、2017年本屋大賞2位、の『みかづき』(集英社刊、森絵都著)。
 脚本は水橋文美江さん、音楽は佐藤直紀さん、演出は片岡敬司さん。
 出演は高橋一生さん、永作博美さん、工藤阿須加さん、大政洵さん、風吹ジュンさん、壇蜜さん、黒川芽以さん他。
 制作統括は、陸田元一さん、黒沢淳さん、高橋練さん。
 森絵都さんが原作の『みかづき』の執筆前から協力させていただいていた私塾界待望の映像化となった。

「私、学校教育が太陽だとしたら、塾は月のような存在になると思うんです。太陽の光を十分に吸収できない子どもたちを、暗がりの中で静かに照らす月。今はまだ儚げな三日月にすぎないけれど、かならず満ちていきますわ」
 赤坂千明が大島吾郎に向かって一緒に塾を始めようと迫るシーンだ。
 塾を通して、公教育と私教育、男と女、親と子の葛藤の50年の歴史を刻んだドラマ。
 続報が入り次第、レポートする。

■NHKサイトへ(外部サイト)

CodeCampKIDS フランチャイズ展開をスタート

コードキャンプ株式会社(東京・新宿区 池田 洋宣 代表取締役 兼 CEO)が運営する小学生・中学生向けプログラミング教室「CodeCampKIDS(コードキャンプキッズ)」は、直営教室で培った運営ノウハウをベースとしたフランチャイズ(FC)展開をスタートした。
子どもたち一人ひとりが個別最適な学習を進めることができるCodeCampKIDSのオリジナル映像教材によって、プログラミング教育の経験がない事業者でも安心して教室を開校できるようサポートする。

【CodeCampKIDS FC教室の特徴】
・映像教材を用いた学習により、子どもたちに個別最適化された学びを提供。先生方は教室でのファシリテーションに専念できる。
・小学1年〜中学3年まで幅広い年齢層に対応し、いつでも受講スタート可能。約300ステップ以上が用意された教材・カリキュラムにより、スモールステップで長期的に学び、着実にレベルアップできる。
・指導要綱、各種オフライン研修、受講生管理システムを完備。万全のバックアップ体制で教室開校をサポートする。

パソコン関連業界団体 プログラミング教材を小学校に無償提供


「MakeCode×micro:bit 100プロジェクト」のキックオフイベントが6月13日、都内でおこなわれた。文科省、総務省、経産省の連携によってプログラム教育を普及する団体「未来の学びコンソーシアム」の後援のもと、ウィンドウズ デジタルライフスタイル コンソーシアム(以下、WDLC)が本プロジェクトを運営する。
 WDLC会長兼日本マイクロソフト株式会社 執行役員 コンシューマー & デバイス事業本部 デバイスパートナー営業統括本部長の梅田成二氏は、WDLCの取り組みと本プロジェクトの発足経緯について紹介した。
 WDLCはデジタルライフスタイルの提案を目指す業界団体で、パソコンメーカーを中心とする114社で2007年に設立。プログラミング教育のツールは様々に開発されているが、いかに学校で授業をし、いかに家庭で教育するかのノウハウが少ないことに課題を感じた同団体は、それを支援していきたいとプロジェクトを立ち上げた。
 MakeCodeとはマイクロソフトが開発したオープンソースのプログラミング学習環境で、指令が書かれたブロックを組み合わせることで、視覚的に操作が可能。カバーする領域は幅広く、初等教育から高等教育までのプログラミング教育に対応している。
 一方、micro:bitとはイギリスのBBCが教育用に開発したマイコンボードで、加速度や光、温度を感知するセンサー類やLEDを内蔵。MakeCodeと組み合わせることで、「部屋が暗くなったらLEDを光らせる」といったプログラミング内容の、体感的なフィードバックを得ることができる。
 本年6月1日にこの2つの教材を使用して授業を受けた千葉大学教育学部附属小学校の小学4年生からは「新しい発想が自発的に生まれた」などの声が寄せられているという。
 「MakeCode×micro:bit 100プロジェクト」では、プログラミング教育をいち早く採り入れたい小学校100校に20個ずつ、合計2000個のmicro:bitを寄贈する。実際に授業を実施した後はWDLCへ報告書を提出。新たなプログラミング教育授業案として、その内容が特設サイトに公開される。
 応募は6月20日(水)より受付開始、7月6日(金)締め切り、7月20日(金)に納品となっている。このスケジュールにすることで、夏休み中に先生方に授業の構成を考えてもらうのが狙いだ。もし応募が100校を超えた場合は、より熱意のある学校が選抜されることになる。

北海道大手の学習塾「練成会」が「すらら」を活用した「新型個別指導コース」をスタート

株式会社すららネット(東京都・千代田区 湯野川孝彦 代表取締役社長 以下、すららネット)が開発・展開するクラウド型学習システム「すらら」が、北海道、東北(山形・青森・仙台)で小・中学生、高校生を対象とした学習塾を展開する練成会グループ(北海道・札幌市 奥山 英明 代表取締役会長、以下練成会)に導入された。練成会函館本部にて2018年3月に導入され、「新個別・アクティブクラス」としてスタート。内部生の一定のニーズが集まったため、6月の夏募集より外部生への提供を開始する。

秀英予備校 6月から7月にかけて、16校舎一挙開校

秀英予備校は映像授業の「秀英iD予備校」と個別指導の「秀英PAS」、目的に応じて選べる秀英予備校をこの夏6道県に16校舎一挙開校する。

秀英予備校は、6月3日から7月にかけて、生徒一人ひとりの学習スタイルに合わせて映像授業と個別指導が選べる校舎を全国6道県に16校舎一挙開校する。

『秀英iD予備校』は、秀英予備校の授業力トップレベルの教師による映像授業で学習し、わからないところは個別対応で学べる学習スタイル。圧倒的にわかりやすい「映像授業の教師」が授業を行い、チューターが授業中に巡回し、わかるまで説明し、校舎担当者が学習指導、進学指導を行い、トータルにサポートする。

『秀英PAS』は1人の講師が生徒2人を教える個別指導。1人の生徒が問題を解いている間にもう1人の生徒を教える指導スタイルだ。地域に根ざした定期テスト対策でしっかり成績を上げ、総合予備校ならではの受験対策で、志望校合格に導く。

■秀英予備校開校予定校舎
2018年6月3日~順次開校 全国6道県16校舎
北海道:北都校、宮城県:愛宕橋駅前校、静岡県:大富士校、原校、西焼津校、磐田豊田
校、天竜校、雄踏校、愛知県:赤池校、阿久比校、神領校、奥校、木曽川校、三重県:川
越富洲原校、津新町駅前校、福岡県:都府楼校

■秀英予備校グループの詳細
【事業内容】
小学生~高卒生までの学習指導、映像教育コンテンツの開発・販売、教材開発・販売
【展開地域】
秀英予備校(本社:静岡市):静岡県、神奈川県、愛知県、福岡県、宮城県、北海道、山
梨県、岐阜県、三重県 
東日本学院(本社:郡山市):福島県
【校舎数】
261校舎 ※FC21校舎含む(2018年3月31日現在)

駿台、「スマホ家庭教師」マナボを買収

予駿台グループはマナボ(東京・港)の全株式を5月31日付で取得した。買収額は非公表。マナボはスマートフォン(スマホ)で講師に質問できるサービス「manabo」を実施している。マナボは2012年設立。小中高生が約3000人いるチューターに、スマホアプリを通してわからない問題などについて質問できる「スマホ家庭教師」サービスを提供している。有料登録は約2万人、無料登録は10万人程度いる。駿台グループはマナボの子会社化でサービスのIT(情報技術)化を進める。

第2回日本教育士検定/全国名教師授業大会が開催

一般社団法人全国教育指導者育成協会は、神田女学園中学校高等学校(東京)において、2018年5月27日、第2回日本教育士検定・全国名教師授業大会を開催した。
同協会は、「教師」と「授業」のクオリティを高めることを目的として設立され、「教育士」の認定業務を行っている。昨年大阪で開かれた第1回に続き、今回が2回目。
 同検定では、プロ教師として十分に生徒指導にあたる技量を有している「プロフェッショナル教育士」。卓越した技術を持つ教師として生徒を感動させる授業ができ、クラスまたは校舎の責任者として、進路指導を含めた生徒の管理ができる「エキスパート教育士」。師範として教師の教師たる技量を有しており、教師集団の管理者として、民間教育機関の運営ができる「マイスター教育士」の3つを検定できる。
 プロフェッショナル教育士では300名が合格、エキスパート教育士は50名が合格。残念ながらマイスター教育士の合格者は出ず。
 同会は来年5月に仙台にて開催される予定。

■お申込み・お問い合わせ
一般社団法人全国教育指導者育成協会
http://kyouikushi.or.jp/

スプリックス(SPRIX)が新規上場承認

個別指導塾の「森塾」や自立学習型の教室「RED」を展開する、株式会社スプリックス(新潟県長岡市、平石明社長、証券コード7030)は、6月29日に東証一部か二部に株式公開することを明らかにした。主幹事は野村証券が務め、6月21日から 同26日までが申し込み期間となっている。

スプリックスは、個別指導塾「森塾」を中心に、学習塾サービスや教育関連サービスを提供している企業である。学習塾サービスでは「森塾」以外に「自立学習RED」を展開しており、教育関連サービスでは、学習教育教材の開発販売を手掛ける「フォレスタ」、社会人向けを対象としたダンススクールの「東京ダンスヴィレッジ」等も運営している。主力の「森塾」は小中高生を対象とした、先生一人に生徒二人までの個別指導型の学習塾で、4月30日現在、東京や埼玉を中心に直営88教室、FC34教室を展開している。

少子化が進む中でもリーズナブルな価格設定や日本初の成績保証制度で生徒数を急速に伸ばしている。「自立学習RED」は小中学生を対象とし、教育ICTを活用して生徒の進度に合わせた学習プログラムを提供しており、4月30日現在、直営4教室、FCは全国に44教室を展開している。第21期売上高は84億4百万円、経常利益は11億65百万円となっている。

「もののしくみ研究室」がアンケートを実施 2人に1人が「勉強や物事を深く考えるようになった」と回答

「もののしくみ研究室」は、株式会社学研エデュケーショナル(東京・品川、土屋徹代表取締役社長)のロボットプログラミング講座だ。自動ドアやシャワー付きトイレ、信号機など生活に身近なものを毎回テーマにしたオリジナルカリキュラムが特徴で、塾・教室向けに展開。全国約650教室で開講している。同社は、この「もののしくみ研究室」の受講生の保護者を対象に、アンケートを実施し、その結果を公表した。

⑴「もののしくみ研究室」を始めたことによって、「勉強や物事について深く考えるようになった」と、約半数が肯定した(あてはまる10.6%、ややあてはまる38.6%)。
⑵はじめてから1年後の子どもたちの変化として、「家族間の会話の量が増えた」、「忍耐力がついてきた」、「自分を表現できるようになってきた」という回答が上位に。
⑶物事への興味関心の変化として、「理数分野に興味を持つようになった」「日本の産業や技術に興味を持つようになった」という回答が上位に挙がった。

同社は、⑴について「身近にあるものを知り、そのしくみを学習し、自らがロボットを組み立て、プログラミングを行いながら試行錯誤を重ねることで、自然と物事について深く考えるようになっている」と分析している。
⑵については、「自動ドアやシャワー付きトイレ、コインパーキング等、受講者が興味を持ち、保護者と一緒に考えたり話したりすることができる『もののしくみ研究室』ならではの特長といえる」と分析。
そして⑶については、「テキストにちりばめられた、科学分野・図形やグラフを用いた読解・豆知識・我が国の工業生産を強く意識した企業インタビュー記事など、教育の学研ならではのテキストが影響を与えていることがわかる」と分析している。

また、勉強時間や勉強方法にあまり変化はないものの、約2人に1人が「勉強や物事に集中できるようになった」と回答(あてはまる7.9%、ややあてはまる40.8%)。算数や理科だけでなく、国語の成績にも変化があったということもわかった。

外部リンク:もののしくみ研究室公式サイト