Category: 塾ニュース|塾・企業

駿台、「スマホ家庭教師」マナボを買収

予駿台グループはマナボ(東京・港)の全株式を5月31日付で取得した。買収額は非公表。マナボはスマートフォン(スマホ)で講師に質問できるサービス「manabo」を実施している。マナボは2012年設立。小中高生が約3000人いるチューターに、スマホアプリを通してわからない問題などについて質問できる「スマホ家庭教師」サービスを提供している。有料登録は約2万人、無料登録は10万人程度いる。駿台グループはマナボの子会社化でサービスのIT(情報技術)化を進める。

第2回日本教育士検定/全国名教師授業大会が開催

一般社団法人全国教育指導者育成協会は、神田女学園中学校高等学校(東京)において、2018年5月27日、第2回日本教育士検定・全国名教師授業大会を開催した。
同協会は、「教師」と「授業」のクオリティを高めることを目的として設立され、「教育士」の認定業務を行っている。昨年大阪で開かれた第1回に続き、今回が2回目。
 同検定では、プロ教師として十分に生徒指導にあたる技量を有している「プロフェッショナル教育士」。卓越した技術を持つ教師として生徒を感動させる授業ができ、クラスまたは校舎の責任者として、進路指導を含めた生徒の管理ができる「エキスパート教育士」。師範として教師の教師たる技量を有しており、教師集団の管理者として、民間教育機関の運営ができる「マイスター教育士」の3つを検定できる。
 プロフェッショナル教育士では300名が合格、エキスパート教育士は50名が合格。残念ながらマイスター教育士の合格者は出ず。
 同会は来年5月に仙台にて開催される予定。

■お申込み・お問い合わせ
一般社団法人全国教育指導者育成協会
http://kyouikushi.or.jp/

スプリックス(SPRIX)が新規上場承認

個別指導塾の「森塾」や自立学習型の教室「RED」を展開する、株式会社スプリックス(新潟県長岡市、平石明社長、証券コード7030)は、6月29日に東証一部か二部に株式公開することを明らかにした。主幹事は野村証券が務め、6月21日から 同26日までが申し込み期間となっている。

スプリックスは、個別指導塾「森塾」を中心に、学習塾サービスや教育関連サービスを提供している企業である。学習塾サービスでは「森塾」以外に「自立学習RED」を展開しており、教育関連サービスでは、学習教育教材の開発販売を手掛ける「フォレスタ」、社会人向けを対象としたダンススクールの「東京ダンスヴィレッジ」等も運営している。主力の「森塾」は小中高生を対象とした、先生一人に生徒二人までの個別指導型の学習塾で、4月30日現在、東京や埼玉を中心に直営88教室、FC34教室を展開している。

少子化が進む中でもリーズナブルな価格設定や日本初の成績保証制度で生徒数を急速に伸ばしている。「自立学習RED」は小中学生を対象とし、教育ICTを活用して生徒の進度に合わせた学習プログラムを提供しており、4月30日現在、直営4教室、FCは全国に44教室を展開している。第21期売上高は84億4百万円、経常利益は11億65百万円となっている。

「もののしくみ研究室」がアンケートを実施 2人に1人が「勉強や物事を深く考えるようになった」と回答

「もののしくみ研究室」は、株式会社学研エデュケーショナル(東京・品川、土屋徹代表取締役社長)のロボットプログラミング講座だ。自動ドアやシャワー付きトイレ、信号機など生活に身近なものを毎回テーマにしたオリジナルカリキュラムが特徴で、塾・教室向けに展開。全国約650教室で開講している。同社は、この「もののしくみ研究室」の受講生の保護者を対象に、アンケートを実施し、その結果を公表した。

⑴「もののしくみ研究室」を始めたことによって、「勉強や物事について深く考えるようになった」と、約半数が肯定した(あてはまる10.6%、ややあてはまる38.6%)。
⑵はじめてから1年後の子どもたちの変化として、「家族間の会話の量が増えた」、「忍耐力がついてきた」、「自分を表現できるようになってきた」という回答が上位に。
⑶物事への興味関心の変化として、「理数分野に興味を持つようになった」「日本の産業や技術に興味を持つようになった」という回答が上位に挙がった。

同社は、⑴について「身近にあるものを知り、そのしくみを学習し、自らがロボットを組み立て、プログラミングを行いながら試行錯誤を重ねることで、自然と物事について深く考えるようになっている」と分析している。
⑵については、「自動ドアやシャワー付きトイレ、コインパーキング等、受講者が興味を持ち、保護者と一緒に考えたり話したりすることができる『もののしくみ研究室』ならではの特長といえる」と分析。
そして⑶については、「テキストにちりばめられた、科学分野・図形やグラフを用いた読解・豆知識・我が国の工業生産を強く意識した企業インタビュー記事など、教育の学研ならではのテキストが影響を与えていることがわかる」と分析している。

また、勉強時間や勉強方法にあまり変化はないものの、約2人に1人が「勉強や物事に集中できるようになった」と回答(あてはまる7.9%、ややあてはまる40.8%)。算数や理科だけでなく、国語の成績にも変化があったということもわかった。

外部リンク:もののしくみ研究室公式サイト

小学生向けプログラミング教室フランチャイズ「学習塾向けフランチャイズパッケージ」をリリース。【プロスタキッズ×ケーイーシーゼミナール】共同開発

小学生向けプログラミング教室『プロスタキッズ』を運営する株式会社ミスターフュージョン(本社:東京都港区、代表取締役:石嶋洋平)が、株式会社ケーイーシー(本社:奈良県生駒市、代表取締役:小椋義則)と共同で、小学生向けプログラミング教室「学習塾向けフランチャイズパッケージ」を開発した。また、両社の関係強化のため、株式会社ケーイーシーは株式会社ミスターフュージョンに資本業務提携をした、とプレスリリースした。

本取り組みの第一号として、株式会社ケーイーシーが2018年4月から、「プロスタキッズ生駒校」を開校し、小学校1年生~6年生に向けて楽しくビジュアルプログラミングを学ぶことができる「メイクコードコース」を開講している。

プロスタキッズは多数の学習塾からの問い合わせがあり、今回待望の学習塾向けフランチャイズパッケージをリリースした、と報じた。

小学生向けプログラミング教室の『プロスタキッズ』は、2020年までに300校開校を目指し全国にフランチャイズ展開を行っている。2020年の教育改革に対応する形で、全国でのフランチャイズ展開の加速化を行っている。当教室では、日本で初めてMicrosoftのマインクラフトをメイクコードで制御するというカリキュラムを開発し、プログラミング教室として講義をしている、という。

「学習塾向けフランチャイズパッケージ」は、既存の学習塾校舎内で、初期投資を抑え、プログラミング教室を併設展開できるパッケージ。空いている時間を既存の設備を活用して、手軽に展開が可能となる、という。

【プロスタキッズ】
エドテック(Education ✕ Technology)の分野において“日本の発展に貢献する”をミッションに、株式会社ミスターフュージョンが2017年に開始した小学生向けプログラミング教室。2020年に小学校でプログラミングが必修化されることに伴い、「STEM教育」の概念をカリキュラムに組み込みながら教室を全国展開している。

<会社概要>
■株式会社ケーイーシー
URL:https://www.kec.gr.jp
株式会社ケーイーシーは生徒数5500名、奈良県最大規模の学習塾です。
子どもたちの『10年・20年先にも続く自信を育てる』を教育コンセプトに、学習塾として子どもたちの学力を引き上げ、受験を成功に導くことだけではなく、人としての大切な他人を思いやる優しさの心や道徳心を持ち、自主・自立したこれからの社会の発展を担う人材の育成に力を入れています。
所在地  : 〒630-0255 奈良県生駒市山崎新町2-37 エミネンス生駒1F
塾創設  : 1977年11月
法人設立 : 1982年9月
資本金  : 2,000万円
代表者  : 代表取締役 小椋義則
事業内容 : 教育産業全般・小中高生の受験進学指導
Tel : 0743-73-3323(代)(月~金:10:00~17:30)

■株式会社ミスターフュージョン
URL:https://mrfusion.co.jp/
『すべてのヒトに創るチカラを』
Webコンサルティング事業を中心に、企業のWebマーケティング運用のお手伝いをし、お客様とともに成長し続ける会社であることを目指します。教育事業の「プロスタキッズ」は日本全国に8教室を開講しています。
所在地 : 〒108-0075 東京都港区港南2-4-13 スターゼン品川ビル3階
設立日 : 2009年12月
資本金 : 1億4,500万円
代表者 : 代表取締役 石嶋洋平
事業内容: Webマーケティング事業・SEM事業(リスティング広告運用代行)・教育事業
Tel   : 03-5495-7355 (月~金:10:00~18:00)

第2回日本教育士検定/全国名教師授業大会が開催

一般社団法人全国教育指導者育成協会は、神田女学園中学校高等学校(東京)において、2018年5月27日、第2回日本教育士検定・全国名教師授業大会を開催した。
 同協会は、「教師」と「授業」のクオリティを高めることを目的として設立され、「教育士」の認定業務を行っている。昨年大阪で開かれた第1回に続き、今回が2回目。
 同検定では、プロ教師として十分に生徒指導にあたる技量を有している「プロフェッショナル教育士」。卓越した技術を持つ教師として生徒を感動させる授業ができ、クラスまたは校舎の責任者として、進路指導を含めた生徒の管理ができる「エキスパート教育士」。師範として教師の教師たる技量を有しており、教師集団の管理者として、民間教育機関の運営ができる「マイスター教育士」の3つを検定できる。
 プロフェッショナル教育士では300名が合格、エキスパート教育士は50名が合格。残念ながらマイスター教育士の合格者は出ず。
 次回となる第3回は来年2019年5月26日に仙台育英高校(宮城県)で開催されることが発表された。

■お問い合わせ
一般社団法人全国教育指導者育成協会
http://kyouikushi.or.jp/

創英コーポレーション 「セルモ」のFC本部、エデュケーション・ネットワークスをグループ化

株式会社創英コーポレーション(横浜市西区、豊川忠紀代表取締役社長)は、「個別学習のセルモ」をフランチャイズ(FC)展開するエデュケーション・ネットワークス株式会社(大阪市北区、柴田泰治代表取締役)を今年4月にグループ化したことを明らかにした。取得価格は非公表。エデュケーション・ネットワークスの代表には、『創英コーポレーションの柴田泰治運営部部長が就任した。

エデュケーション・ネットワークスは、関西の大手教材販売会社で全国のトップセールスを誇った石田信夫氏が、2001年に京都市中京区で設立後、インターネット回線を利用したライブ型学習指導の事業を開始。2004年に「家庭教師派遣」事業を開始し、2006年1月に「個別学習のセルモ」を開校。2008年に大阪市東淀川区に本社を移転後、銀行系VCから出資を受け、全国にFC展開を始めた。2014年に大阪市北区に本社を移転。2017年3月期の売上高は1億8千万円で従業員は14名。

セルモは、小規模な場所でも低コストで開業できるため、教室数は事業開始から7年で300校まで拡大したが、直近では170教室になっている。生徒は小中学生が対象で、教室に設置したパソコンに向かって、アニメーションなどの映像を視聴しながら勉強する。各教科の解説をするのは大手予備校の講師らで、授業時間は1コマ45~90分と自由に設定できる。単元ごとに5~7分のビデオを見て、自分のペースで進められる「個別学習」の方式だ。学習の到達度は単元が終わるごとにプリントを使ったテストを実施して確認する。苦手分野をあぶり出し、弱点を補強できることなどが小中学生の保護者の支持を得ている。

教育CtoCサービス「家庭教師のレコンズ」がサービスを開始 事前登録者は、3カ月で1000人に

5月24日、Z会グループのオンライン学習塾「アオイゼミ」を運営する株式会社葵(東京・新宿区、石井貴基代表取締役社長)が、家庭教師のCtoCマッチングサービス「家庭教師のレコンズ」のサービスを開始した。

「家庭教師のレコンズ」は、プラットフォーム形式を採用することで、家庭教師への授業の依頼や指導報告の確認、授業料の支払いまでをサービス内で完結でき、中間マージンを最小化する。そのため、家庭教師を適切な授業料で雇うことができるようになった。また、教師も指導報酬を自由に設定でき、収入を増加させることが可能に。

利用者は、家庭教師を探す際、指導実績や教科、時給や趣味、実際の利用者のレビューや満足度などから最適な家庭教師を見つけられる。教師が来ないなどのトラブルも「家庭教師のレコンズ」がサポートしてくれる。

また、授業の場所も自宅に限定せず、勉強利用可能な「カフェ」などの公共の場でも授業が受けられるようにしている。

家庭教師のレコンズ利用の流れ

登録教師の85%は、東京大学・早慶上智といった最難関大学に通う学生。Z会グループの指導ノウハウを活用し、登録教師をサポートすることで、質の高い授業を提供していく。

6月からは家庭教師への授業報酬支払いを【最短翌日】にできる「特急支払い申請」を開始する。このシステムについて、同社代表取締役社長の石井貴基氏は、「私自身、学生時代はお金がなく、苦しい思いをしていました。このような学生の悩みを解決すべく、授業後に報酬を【最短翌日】に受け取れる仕組みを取り入れました。少しでも豊かな学生生活が送られるように貢献できればと思っています」と語る。

家庭教師の大半は学生が占める。その学生たちの働きやすい環境を整備することで、登録教師の幅を広げる。利用者にとっても選択肢が増え、利用の促進が期待される。

すでに事前登録者は、3カ月で1000人を超えた(利用者、家庭教師の合計)。まずは、一都三県からサービスを提供し、その後順次対応エリアを拡大していく予定だ。

 

外部リンク:「家庭教師のレコンズ」公式サイト

スプリックス、自立学習REDで初の全体会議「REDサミット」を開催

熱気に包まれた満員の会場

自立学習REDを運営する株式会社スプリックス(東京都豊島区、平石明社長)は、第一回「REDサミット」を5月20日に開催した。
 自立学習REDは、人工知能(AI)を搭載したタブレット教材を活用している自立学習型の学習塾。2010年に実験運営を開始した後、2016年から本格的にフランチャイズ(FC)を開始。これまでに48教室が、またたく間に拡がった。自立学習REDの全体会議の位置付けで、今回が初めてとなる「REDサミット」が開催され、スプリックス池袋本社にFCオーナーや教室長総勢50余名が集まった。
その内容は盛り沢山だ。まずは、長濱恵理子塾長の開会の挨拶のあと、AIを搭載した教務システム「eフォレスタ」の開発状況や、新機能の搭載スケジュールが発表された。

優秀教室長の発表にコメントする長濱塾長

次に、主要4部門の優秀教室表彰が行われた。プロモーション活動で優秀な成果を挙げた、大橋教室(福岡県)の豊里教室長。教務オペレーションの中枢である、テスト前の仕上げ率でトップの成績を収めた、館林教室(群馬県)の松原教室長。また、自治医大教室(栃木県)の出井教室長は、学校成績の向上率と春期講習の継続率において2冠を達成し、表彰された。
また、模範的な運営をしている4教室の様子が動画を交えながら紹介され、長野長池教室(長野県)の駒村教室長、小山横倉新田教室(栃木県)の舘野教室長、自治医大教室(栃木県)の出井教室長、逆瀬川教室(兵庫県)の瀬野教室長から、そのノウハウが発表された。
サミットの後半は二人の講師による基調講演がおこなわれた。一人めは、小山教室(栃木県)の山中教室長による「チーム小山、誕生の秘話」。初期のFC加盟オーナーとしての立ち上げ時のエピソードから始まり、3教室のドミナント展開をするまでの人材採用、組織構築のノウハウなどが共有された。
 二人めは、今渡教室(岐阜県)の山口教室長による「生徒数100名までの軌跡」。創業時の資金調達の苦労から、開講1年で定員となり募集を停止する状態になるまでの経緯が、事細かに惜しげもなく披露された。

総括する常石副社長

最後は、スプリックスの常石博之副社長による「総括」。自立学習REDの理念の再確認から、成績を上げるための「質×量」の考え方、生徒数を増やすための理論、また、多くのノウハウを実際に運営に生かすための考え方のフレームワークが披露された。
全体を通して印象的だったのは、「鉄壁のシステム」といった類の表現が、発表者から異口同音に聞かれたことである。FCの加盟オーナーや教室長が、自立学習REDのシステムに強い信頼を寄せていることが感じられた。また、サミット参加者の雰囲気が極めて明るかったことも特筆すべき点だろう。これほどまでにポジティブな雰囲気で全体会議ができる組織は、今後のさらなる成長が期待される。

進学塾『早稲田アカデミー』 芦田愛菜さんの新グラフィック広告を公開

株式会社早稲田アカデミー(東京・豊島区 古田 信也 代表取締役社長)は、 7月21日(土)~8月30日(木)に行われる夏期講習会の募集に伴い、広告キャラクターの芦田愛菜さんが登場する新グラフィック広告を、5月21日(月)より広告展開する。

■新グラフィック広告:夏期講習会募集広告
 コピーは、「躍動せよ私。」。これは小学生・中学生の背中を押す言葉になる。勉強はもちろん、部活動や習い事、学校行事など、今しかできないものはたくさんある。だからこそ、どれも全力で取り組んで欲しい。そして、この夏。本広告では、明日のために今、本気で挑戦している姿を、『未来を見つめる』『走る』『学ぶ』『喜ぶ』の4つのテーマで表現している。2017年春から広告キャラクターをつとめ、早稲田アカデミーの卒塾生でもある芦田愛菜さんが、等身大で演じている。

・タイトル :夏期講習会募集広告「躍動せよ私。」篇
・出演 :芦田愛菜
・広告展開先 :交通広告
 <駅構内>実施期間:6月18日(月)~6月24日(日)
      掲載場所:JR線・東京メトロ・東急線・京王線・西武線・小田急線・東武線 各所にて展開
 <車両内>実施期間:JR線6月18日(月)~6月24日(日)
           私鉄各線6月11日(月)~7月10日(火)
      掲載場所:JR線・東京メトロ・東急線・京王線・西武線・小田急線・東武線 各線にて展開

■撮影エピソード
4月上旬、都内某所にて実施。「躍動せよ私。」篇の『未来を見つめる』『走る』『学ぶ』『喜ぶ』の4つのテーマに沿って撮影が行われた。

テーマ①:『未来を見つめる』
見晴らしのよいビルの屋上で撮影は行われました。強風のなか、ベストなカットを追求したため、長丁場の撮影となりました。夏服を身につけた芦田さんは、夕暮れが近づき気温が下がるなかでも、寒そうな様子を見せることなく、真剣な眼差しでテーマを表現。カメラマンからのさまざまなディレクションにも柔軟に応じていた。

テーマ②:『走る』
ビルの屋上の片隅にランニングマシンを設置し、走る様子を撮影。強風の影響で撮影は約20分にも及んだ。「疲れてない?」というスタッフの声掛けに、「大丈夫です!」と芦田さん。走りながら表情をつくるという難度の高い撮影であったが、カメラマンからの「笑顔でありながらも一生懸命な表情で」というディレクションに対してもしっかりと演じ切った。

テーマ③:『学ぶ』
テーマに沿ってヘアスタイルをポニーテールに変え、きりりとした印象を演出。「教室で同級生と授業を受ける」シーンでは、芦田さんが授業に集中している真剣な表情を撮影した。そこには普段中学校で一生懸命勉強に取り組む素顔の芦田さんが垣間見られる。

テーマ④:『喜ぶ』
これまでのシリーズにはなかった、感情を前面に出すテーマ。カメラマンからの「等身大の喜びを表現して」というディレクションを受け、芦田さんの「やったー!」「よぉし!」という、透き通ったなかにも力強さを感じさせる声がスタジオ内に響き渡ります。撮影の合間には、時折はにかんだ表情を見せる芦田さん。カメラマンからの「もっと軽い感じで」「普段の様子で」というディレクションに対して、「いつもはどうしてるかな?」と考えながらも、スタッフとハイタッチをしたり、両手を挙げて飛び跳ねたりと、とびっきりの笑顔で演じた。