Category: 塾ニュース|塾・企業

NSGグループ 人工知能研究所を設立

NSGグループ(新潟県新潟市、池田弘代表)は8月3日、人工知能(AI)の研究を手掛ける「新潟人工知能研究所」を設立した。資本金は1000万円で、同グループの持ち株会社NSGホールディングスが100%出資する。本社は新潟市内に置き、社長には同グループで経営戦略室長を務める黒田達也氏が就任する。生徒一人ひとりに合う教育プログラムの開発や、県内企業のデータ解析の支援などに生かす。自ら会社を設立してビジネスも手掛けることで専門人材を育成し、AIが絡むビジネスに機動的に参入できるようにする。

ICTを活用したアイデア学生コンテスト NTTドコモ モバイル社会研究所が募集中

「もしあなたが通信会社で活躍しているとしたらICTをどのように活用し、人々のより豊かな生活を実現しますか?」。現在募集中の第2回『ドコモ近未来社会学生コンテスト』では、この問いをテーマに、5年後に実現したい提案、アイデアを学生から募っている。

審査は、書類選考(1次選考)後、最終審査会および表彰式がNTTドコモ山王パークタワーで、2017年11月11日(土)に開催される。高校生と高専生(1~3年生)のジュニア部門と高専生(4~5年生)、短大生、大学生、大学院生のシニア部門にわかれ、各部門1組最優秀賞(賞金10万円+副賞+賞状)などが贈られる。

応募は公式ホームページから。ただし、学生の指導教員が応募しなくてはならない(必須)。応募締切は、2017年9月12日(火)まで。塾からの応募も受けつけており、学校を越えたチームでの参加も可能だ。

 

第2回『ドコモ近未来社会学生コンテスト』

■概要

主催:株式会社NTTドコモ モバイル社会研究所
応募テーマ:ICTを活用した、5年後に実現したい豊かな生活
応募対象:高校生、高専生、短大生、大学生、大学院生(1グループ学生3名以内)
応募部門:
ジュニア部門(高校生・高専生1~3年生)
シニア部門(高専生4~5年・短大生・大学生・大学院生)
応募方法:指導教員が、規定の「応募様式」を基に公式ホームページの応募ボタンより応募
賞品:ジュニア部門、シニア部門ごとに表彰

 

【最優秀賞】各部門1組 賞金10万円+副賞+賞状
【優秀賞】各部門1組 賞金5万円+副賞+賞状
【奨励賞】各部門若干名 賞金3万円+副賞+賞状

 

■主なスケジュール

応募期間:2017年6月1日(木曜)~2017年9月12日(火曜)
書類審査期間:2017年9月~2017年10月
審査結果は10月下旬を目途に個別に通知予定
最終審査会および表彰式:2017年11月11日(土曜)
開催場所:
(株)NTTドコモ 山王パークタワー 28F
東京都千代田区永田町2-11-1
最終審査会の旅費負担金額の上限は、1組最大10万円を上限とし、実費精算とする
(指導教員と学生をあわせて4名以内)

練成会グループ AI型タブレット教材「Qubena」を採用

大手学習塾の練成会グループ(北海道札幌市、奥山英明代表)は、株式会社COMPASS(東京都世田谷区、神野元基代表)が開発したAI(人工知能)型タブレット教材「Qubena(キュビナ)」を採用する、と発表した。

Qubenaは、各生徒がタブレットに入力するあらゆる情報(解答、解答プロセス、スピード、集中度、理解度など)を収集、蓄積、解析して個人に適応させる人工知能型タブレット教材。「生徒が理解してない概念は何か?」や、「何が得意で何が不得意なのか?」を解析し、生徒それぞれに合った最適な問題を出力するシステムで、効率的な学習をサポートする。Qubenaは、現在、数学・算数に特化してサービス提供しており、自社で教室展開する「Qubena Academy(キュビナ・アカデミー)」の他、全国の学習塾をはじめとし、広く採用されている。

山形練成会の山形本校

練成会グループは1977年に帯広で創業、その後札幌や旭川など北海道ないに計11本部を展開、2013年に山形、14年に青森、15年にはベトナムのホーチミン市に開校した。今年6月、仙台市に新たに開校した。北海道、山形県、青森県、宮城県、ベトナムを合わせて現在236教室、生徒数2万3300名を擁す。

COMPASSは「未来の君に会いにいく」をスローガンに、子どもたちが生きる未来を共に考え、子どもたちの人生を共に歩むことを教育理念とする。「産業革命に四敵するほど劇的変化が予想される今後30年間の未来を、徹底的に考え抜いて教育を行うことで、全世界の子どもたちの幸せな未来をどこまでも追い続けます」と神野元基CEOは語る。

ヒューマンスターチャイルド 保育所の開設・運営支援コンサルを開始

ヒューマンアカデミー株式会社の事業子会社で保育事業を展開するヒューマンスターチャイルド株式会社(本社:横浜市 代表取締役:川下 裕左)は2017年7月、保育所の新規開設などを支援するコンサルティングサービスを開始した。10年以上にわたるヒューマンスターチャイルドの保育所運営ノウハウなどを活かしたメニューを準備。新規参入を検討する法人や団体に対して、トータルサービスを提供する。

サービスの概要は(1)開設支援、(2)運営支援、(3)スポット支援―の3種類がある。
(2)の運営支援は保育所を開設しているものの、運営などに課題を抱えている法人や団体を対象にしており、人事・研修制度の改訂支援も行っている。

NOVAホールディングス ドルトムントとのサッカースクールのライセンス契約

NOVAホールディングス株式会社(東京都港区、稲吉正樹代表)は、香川真司選手やドイツ代表マルコ・ロイス選手が所属するドイツブンデスリーガのボルシア・ドルトムントとの日本におけるリージョナルパートナー、サッカースクールのライセンス契約を締結したことを7月14日、都内で発表した。記者会見では3年目にFC展開、5年目に100教室を開校するという。

入試過去問から手軽にオリジナルプリント教材が出来る「KAWASEMI Lite」。料金体系を変更し、より使い勝手の良い仕様に。

株式会社英俊社(大阪府)が提供する、入試過去問題から簡単にオリジナルプリントを作ることが出来るオンラインシステム「KAWASEMI Lite」の意見交換会が、京都の中学受験に精通している学習塾アルゴシステムズ(京都市中京区)で6月28日(水)に催された。京都では「KAWASEMI Lite」を紹介するセミナーは何度かあったが、参加者に手に取って体験してもらいながら、実際に使用している塾関係者を交えて意見交換の場を開いたのは今回が初めて。「KAWASEMI Lite」を使った具体的な指導方法や、同システムの有効活用方法などさまざまな意見が出されていた。

「KAWASEMI Lite」を実際に手を取って体験する参加者

KAWASEMI Lite」は、中学校・高等学校の入試過去問題集を長年に渡って提供している(株)英俊社が、凸版印刷(株)とのパートナーシップの元、2015年6月にリリースしたオンラインシステム。リリース以来、常にユーザーの声を汲み取りながら、「KAWASEMI Lite」は今年も更にバージョンアップし、より使い勝手の良い仕様となっている。「ログイン・科目選択」、「問題選択」、「PDFダウンロード・印刷」という3ステップで簡単にオリジナルプリントの作成が出来るのは従来通りだが、出力済みのプリントの複製と再編集が可能となり、古文・漢字・文法などで国語の問題が利用出来るようになるなど、現場の先生の声を可能な限り活かした内容となっている。
ただ、一番の注目すべき点は、その料金体系の変更だ。今までは使用した問題数によって料金が変動する「従量課金制」を取っていたが、本年6月からは定額制で問題が使い放題になった。例えば高校入試利用の12か月契約だと30,000円なので、月額にすると2,500円で同社が有している全国の公立高校入試問題とおおよそ200校の私立高校入試問題を自由に利用出来るようになった。約170校の入試問題を自由に利用出来る中学入試利用のプランや、中高入試の両方が利用出来るプランもある。いずれも使用問題数に制限のない「定額料金制」なので、生徒1人1人に適したプリント教材が手軽に作成出来るようになった。
これから始まる受験シーズン。「受験力」をさらにつけるために、まずは同社に問い合わせてみてはいかがだろうか。

問い合わせはこちらまで
(株)英俊社
〒546-0003
大阪府大阪市東住吉区今川7-3-21
06-6704-9535(担当;営業部)
受付時間:月〜金 9:00〜17:00
メールアドレス:info-kawasemi@eisyun.co.jp
www.eisyun.jp

米NYで邦人子弟向け教室開講  Z会グループ

「Z会」や「栄光ゼミナール」を抱えるZ会グループは9月、米国に日本人駐在員の子供向けの教育拠点を設ける。同グループの米国進出は初めて。Z会や栄光ゼミナールの教材を使って授業する。ニューヨークのマンハッタンに約230平方メートルの教室を設ける。未就学児から高校生までを対象に国語や数学といった基礎科目をはじめ、プログラミングやそろばんも教える。Z会グループの塾講師を派遣するほか、現地でも職員を採用する。料金は幼児が週1回通う場合で月400ドル(約4万5000円)程度になる見通し。

教育改革に向けて「教育ポートフォリオ研究会」開催

文科省が推進する教育改革・入試改革では、生徒一人ひとりの活動実績、学びの軌跡を生き生きと記録し、成長につなげる「ポートフォリオ」が重要視されている。ポートフォリオは、テストの点数だけではわからない本人の成長プロセスや非認知能力を可視化でき、振り返りによる学びの効果向上や入試における多面的・総合的評価を実現するツールとして期待されている。教育コンサルティング&クラウドサービス事業を行う株式会社サマデイ(本社 東京都千代田区六番町:代表取締役 相川秀希)は、ポートフォリオ作成とフィードバックのあり方を教育現場の有志と考え、実践していくため、8月5日(土)・6日(日)、8月21日(月)・22日(火)の2回にわけて、「教育ポートフォリオ」研究会を実施する。このプログラムは、独立行政法人教職員支援機構「平成29年度教員の資質向上のための研修プログラム開発支援事業」に採択されており、自社開発のSNS型eポートフォリオ「Feelnote」(特許第6028123号)を活用して行われる。

■概要
<名称>
「教育ポートフォリオ」研究会
~「ポートフォリオ教育」を担う教員の資質・能力向上のための研修プログラム~

<日程>
下記A・Bのうちいずれか(2日完結)

A 2017年8月5日(土)・6(日)
B 2017年8月21日(月)・22(火)

<対象>
小中高大教職員、教育委員会、その他教育関係者

<定員>
各日程30名(先着順)
*各団体2名まで

<会場>
東京都千代田区六番町12-6
株式会社サマデイ内 研修スペース「The Gallery」

<参加費>
無料

<主催>
株式会社サマデイ
一般社団法人国際ポートフォリオ協会

<協力>
一般社団法人日本アクティブラーニング協会

<申込方法>
Webサイトのフォームより
http://www.universal-portfolio.org

湘南ゼミナール、更なる成長に向けファンドを活用したMEBOを実施

株式会社湘南ゼミナール(神奈川県横浜市)は6月30日、ファンドを活用したMEBO※により、新たなる成長ステージを創出することを決めた。同社は、神奈川・東京・千葉・埼玉・愛知・岐阜に進学塾「湘南ゼミナール」や、難関国私立高校受験の「SHOZEMIアルファ」、個別指導の「スタディ・ナビ」などを展開しているが、法人設立から今年で30年目を迎えることから、今期を第二創業と位置づけ大きな改革に乗り出す。

福村賢一社長

同社の福村賢一社長は、「昨年の社長就任以来、会社の永続性を考え、事業承継については最も注力してきました。2018年に法人化から30周年を迎えることから、次の30年にはIPOも視野にいれながら社会の公器として、当社の理念である『人に学び 人を育て ひとにかえそう』を体現し続けていきます。当社の強みである人財および社風を最大限活かすべく、希望する従業員が出資することができるMEBOを共同出資元の雄渾キャピタル・パートナーズ株式会社(東京都千代田区)と設計しました。そういう意味でも、今回の変化は役社員による第二の創業です」と語った。

湘南ゼミナールは、16年5月期までの5期連続で売上高上昇率の2桁成長を続けており、17年5月期も10%超の成長を達成しているという。今回は、将来的なビジョンが双方に一致したファンドと手を組むことにより、ノウハウと資金を積極的に活用しながら、更なる業容拡大と企業価値の向上を目指し、大きく舵を切った同社に強い意気込みを感じる。

 

※MEBO=Management and Employee Buyoutの略で、経営陣と従業員が一体となり自社の株式を取得し企業の経営権を獲得する取引。

リプトンが紅茶で応援 第一弾は勉強を頑張る学生をサポート

ユニリーバ・ジャパン(本社 東京都目黒区:代表取締役プレジデント&CEO フルヴィオ・グアルネリ) が展開する紅茶ブランド「リプトン」は、前向きに頑張る人を応援する施策として、「リプトン ポジティブアクション」を2017年7月より実施する。日本紅茶協会 紅茶と健康事務局が行った紅茶と集中力に関する実験結果を受け、前向きに頑張る方々をリプトンの提供を通じてサポートする試みだ。第一弾では、勉強や部活を頑張りたい学生を応援する。

教育に対して先進的な取り組みが多く、教育プログラムの一環として企業との連携に積極的な、品川女子学院と提携し、校舎内に7月3日(月)~7月31日(月)の期間、紅茶を提供するスペースを設置。リプトン製品(リプトン コールドブリュー ティーバッグ アールグレイ)、オリジナルタンブラー(高等部の生徒のみ)、ウォーターサーバーを品川女子学院へ無償提供し、設置期間中は生徒が朝の授業前、お昼休み、放課後に自由に紅茶を飲むことが可能となる。

 さらに、従来から集中できる学習環境の整備にも注力し、現役での志望大学合格を目指す独自の指導方法で学習塾を展開する栄光ゼミナール大学受験ナビオとも連携を開始する。今回、8月14日(月)~8月18日(金)の「夏の短期集中特訓」という特別講座期間に、受講する高校2年生、国立最難関コースを受講する高校3年生、英語運用力測定テストTEAP対策集中コース受講生(高校1年生~3年生)を対象に、リプトン製品を無償提供をし、栄光ゼミナール大学受験ナビオで学ぶ生徒の学習環境の向上を支援する。

 また、今後サポートを希望する学校・塾には数量限定で紅茶の提供を実施する予定。